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【泥酔状態】嫁の実家で失敗したかもしれない…【体験談】

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少し前、夫婦で嫁の実家に行った時のことだ。

記憶があやふやな部分もあって、少し話を盛ってるが気にしないように。



嫁は21歳の幼妻。2コ下の義弟は都会の大学に通ってる。

実家は「ど」が付く田舎で、だだっ広い一軒家に義両親が2人で住んでる。

資産家でもないが、なんで田舎の家って無駄に広いんだろうな。



義父は49歳で義母は43歳。最近は田舎でも高齢出産が増えてるそうだから、

夫婦で小学校の授業参観に来て違和感ないかもしれん。

そんな若い義両親に「そのうち孫の顔も拝めそうだな」とか言われたら、

なんだか「さっさと娘さんを貰ってすいません!」と申し訳ない気分になる。

まあ、義両親も俺や嫁と似たような年で結婚したんだけどな。



実家では大歓迎された。子供2人が家を出て義両親も寂しかったんだと思う。

結婚半年、メシマズ卒業を目指し奮闘中の嫁と違って、義母の手料理は絶品。




義父はこの日のために用意した高い日本酒を振る舞ってくれた。



マジでいい酒だった。文章力のせいで美味しんぼみたいな表現はできんけど、

辛口なのにスーッと入って来て全身にクーッと染み入る感じ。

酒自体が久しぶりだったこともあって、感動しながら杯を傾けた。



あまり飲めない嫁と義母も「アラ、おいしいじゃない」と気に入った様子。

一升瓶はさっさと空き、男2人は義父が日ごろ飲んでる安い酒に移ったが、

肴もうまいし「もうサイコー!」と、心から楽しい気分になった。



飲んでる途中「おとーさん、この人にあまり飲ませないでよ!」

という嫁の酔った声が聞こえた。ここでいったん記憶が途切れる。







目が覚めたのは明け方くらい。俺はさっきまで飲んでた嫁実家の広間にいた。

隣では嫁がクークー寝息を立ててる。誰が置いたのか毛布と枕もある。



嫁はちょいぽちゃ体型で、ボリュームたっぷりの胸と尻がチャームポイント。

俺は嫁の巨尻に後ろから抱きつき、服の上からFカップをつかんだまま寝てた。

俺のズボンと下着は膝くらいまでずり下がり、チンコさんがコンニチハしてる。

陰毛はカピカピだし、何よりあの独特のすえた臭い…。



『あっちゃ〜〜っ、やっちまったよ…』



俺、日ごろ物静かなタイプに見られるが、実はかなり酒癖が悪かったりする。

といっても他人に絡むとか暴力を振るうとかではなく「奇行」型。

どっかのアイドルじゃないが、酔っ払って公園や路上で全裸で寝てて、

気が付いたら留置場にいた、なんてことも何度かある。



特にスケベ方面は制御が利かず、独身時代は起きたらホテルで知らない女に腕枕

なんて漫画みたいなシーンも一度や二度じゃない。酔いが醒めて意識が戻ったら

男2人、女4人で乱交してて「俺、何やってんだ…」と焦ったこともある。



俺、あっちの能力は人並みのつもりだったが、一緒に乱交した友達に言わせると

飲むと激しさも回数も持続時間も「化け物」に変身するらしい。

バックでハメたまま「いやあ、楽しいねえ〜〜っ」なんてカラカラ笑いながら、

女が失神するまで何度も何度もイカせ続けたり。にわかに信じられんのだが。



俺の方は記憶がほとんど飛んでるわけで、最初は悪い冗談かと思ったが、

嫁にも「あなた、飲んだら…凄いよね」と潤んだ目で言われたことがある。

なんでその能力をしらふで発揮しないんだ、と自分で不思議になるな。



実は新婚早々、その酒癖の悪さで大失敗をやらかした。

町内会の飲み会で酔っ払い、会長夫人(58歳!)の前でチンコを出して

「奥さ〜ん、しようよ〜〜」と迫った…らしい。俺は全く覚えてないんだが、



その場でオッサン数人に取り押さえられ、ボコられた上で嫁に引き渡された。

もちろん翌日、会長夫妻には土下座して謝罪。近所の人にも頭を下げて回った。

マジギレした嫁から「外じゃ絶対禁酒!」と厳命されたのは言うまでもない。







そんな俺、嫁の実家で気が緩んだのか、久しぶりに飲んで暴走したらしい。

かすかに残る記憶の断片をつなげ、何をしでかしたか必死で思い出してみる。



嫁の胸をはだけてFカップ乳を吸いまくった記憶はかすかに残ってる。

幼児退行じゃないが、飲むとオッパイが欲しくなって執拗に吸うんだよな。

嫁は乳首が性感帯だから、かなりヨガってたように思う。



それからM字開脚させた嫁の股間に顔を押し付け、ペロペロ舐めた気もする。

鼻と口に陰毛の感触が残ってるから、下着を脱がせてモロクンニしたんだろう。

かなり小便臭かったが、なんかもう必死で舌を這わせてバキュームしてたぞ。



挿入は正常位。いや、巨尻にしがみついてバックで突っ込んだ記憶もあるな。

いやいや、騎乗位で下からオッパイを揉みながら腰を突き上げてたかも。

別の日の夫婦生活と記憶が混同してるのか? それとも全部やっちゃったのか?

下腹部のカピカピ具合と虚脱感からすると、1発や2発じゃなかった気もする。



まあ、不幸中の幸いは相手が嫁だったことか…と考えて、俺は青くなった。

ということは俺、義両親のいる前で「濃厚な夫婦生活」を見せちまったのか?

いくら旦那が相手とはいえ、実の娘が男に犯されるのを見せつけられたら

親としては黙っちゃいられないんじゃなかろうか…。



汗をかきながら必死で記憶を呼び起こす。そうだ、確かエロシーンは暗かったぞ。

田舎の夜は都会よりずっと暗くて、嫁の顔もよく見えないくらいだった。

そういや嫁も「あうううぅ…」「うぐぐぅ…」という感じで声を押し殺してたな。

ハメながら呑気にも「いつもみたいに、もっと声出せよ〜」と思った気がする。



ということは、だ。義両親が引き揚げてから俺が嫁に襲い掛かって、

別室の義両親を起こさないよう嫁は必死で声を我慢した…という仮説が成り立つ。

だったらまだ救いがあるかも…。



何とも自分に都合いい解釈だが、そもそも記憶が曖昧だ。

いくら義両親が寝た後でも、例えば夜中に義父か義母がトイレに起きて、

広間でハメハメしてる俺たちを目撃しなかった保証はないよな。



どうしよう…せっかく義両親に気に入られてたのに、一気に嫌われたか?

まさか「こんな酒乱男とは別れろ!」とか言われんだろうな。

実は小心者の俺。嫁の尻にしがみついたまま、朝までまんじりともしなかった。







翌朝、ビクビクしながら義両親の様子を観察したが、怒った感じじゃなかった。

義父はもともとそれほど愛想のいい人じゃないが、朝飯で顔を合わせると

ニコニコして「いやあ、昨日は飲んだ飲んだねえ。はっはっは」と上機嫌。

世話好きな義母は「大丈夫? 二日酔いしてない?」と優しく声をかけてくれた。



嫁も「なんか酔って寝ちゃってたわ。何時まで飲んでたの?」とケロっとしてる。

普段エッチした翌朝はベタベタしてきて、そこがまた可愛いんだが、それもない。

まあ義両親がいる前で、ラブラブの姿を見せるわけにもいかんしな。



嫁実家で過ごした間も、自宅に帰ってからも、特に違和感を覚えることはなかった。

どうやら義両親に恥ずかしい姿をさらすことはなかった、と考えて良さそうだ。

まずはひと安心。いくら身内宅でも、やっぱり外で飲むもんじゃないと反省した。







それから数カ月後…というか先週なんだが、仕事から戻ると

嫁が怒ったというか呆れたというか、憮然とした表情で俺に話し掛けてきた。



「ちょっと聞いてよ。うちのおかーさん、赤ちゃんできたんだって」

「へっ?」

「14週目だってさ。もぉ、いい年して何やってんだろ。恥かきっ子だよ〜」

「えっ…そ、そうなんだ…」



全身から血の気が引くのが分かった。忘れたはずの記憶が蘇る。



そういやあの朝、俺は下着まで脱いでたのに、嫁の服は全然乱れてなかった。

嫁は泥酔してたわけじゃないし、コトが終わって自分だけ着たのかと思ってたが。

それから記憶だと「嫁」のシャツを左右にはだけてオッパイを吸った気がするが、

前の晩も翌朝も嫁は丸首のTシャツで「あれ?」と思ったんだっけ。



それからあの朝、義父が仕事に出て嫁が朝風呂に入ってる間、テレビを観てたら

義母が隣にぴったり寄り添って俺の手を握ってきたんで「ん?」と思ったんだ。

というか嫁実家にいる間、俺に向ける義母の視線がやけに熱くて、

ずっと「やっぱり嫁としてる所、見られたのかな」と内心ビビリまくってた。



「田舎って近所でいろいろ言われるんだよ。もぉ、恥ずかしいなぁ」

「ま…まあ、お義父さんもお義母さんもまだ若いんだから…」

「娘が結婚してるのにさ。お腹の大きいおかーさんとなんて並んで歩けないよ〜」

「でもまあ、おめでたい話だし…」



嫁はまだブツクサ言ってる。まあ、20歳以上離れた弟か妹ができるわけだしな。

適当に相槌を打ちながら、俺の頭は高速回転して記憶再生を続けた。



そうだ、思い出した。2週間くらい前、義母から電話があって俺が出たんだが、

近況を話してたら唐突に「△△君の血液型って何だっけ?」と聞かれたんだ。

「娘との相性診断よ」なんて言うから、今どき血液型占いかよと呆れたっけ。

「また遊びに来なさいよ。娘が忙しかったら△△君だけでも…」とも言われて、

その時は社交辞令と思って聞き流してたんだよな。



ちなみに嫁と義母は身長も体重も、巨乳・巨尻のぽっちゃり体型もほぼ同じ。

もちろん義母の方が全体的に少しだけ肉が下がってるが、顔立ちも似てるし、

髪型と服装を同じにして遠目に見たら、まるで双子だ。あくまで遠目だけどな。







最初は恥ずかしいの何のと言ってた嫁だが、やっぱりめでたい話でもあるし、

今じゃ「ねえねえ、お祝いどーしようか?」なんて気の早いことを言ってる。



だいたいの出産予定日も決まってるそうだ。妊娠前の最終生理日が分かれば

「仕込み」というか受胎の時期もあらかた逆算できる、と聞いたことあるが、

それだけは計算すまいと心に決めている。もう絶対、外じゃ酒は飲まない。



出典:読めた?

リンク:読めた!

泥酔状態の女性が一番エロさを解放できる行為はくフェラチオだそうです


【彼氏・彼女】嫁の過去【体験談】

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俺37歳、嫁35歳、長男7歳、次男4歳。

とある地方の中核都市で4人仲良く暮らしてた。すぐ近所に、義母が1人暮らし。

嫁の両親は、嫁が学生の時に離婚、その後かなり苦労して、嫁と嫁弟を育てたらしい。かなりの人格者で俺も尊敬してるし、何かの時に子供の面倒も見てくれるので頭があがらない。

俺の稼ぎは正直良くなかったが、嫁もパートで家計を助けてくれたので、贅沢さえしなければ、普通の生活には困らなかった。何より、嫁仲間からは、「おしどり夫婦」と言われ、羨ましがられてた。付き合ってから12年、結婚してから9年、ほとんど喧嘩らしい喧嘩をしたことが無い、ある種奇特な夫婦だった。

金以外は何でも有る、本当に幸せな家族だった。去年の町内会の運動会の日までは…。



去年、長男が小学校に入学した事で、秋の町内会の運動会に行く事になった。

その運動会自体は無難にこなし、景品の洗剤も沢山手に入れ、意気揚揚と帰路についた。が、その日を境に、嫁がなぜか思い詰めるようになった。

俺は、元々鈍感な方で、嫁の心境の変化にも気付いて無かったのだが、丁度去年の今頃か、嫁が痩せてきたのでさすがに心配になった。

ただ、何か有ったかと聞いても、嫁はずっと何も無いと言い続けてた。

しかし去年の暮れのある夜、2人の時に強く問い詰めると、嫁はついに観念して、泣きながら悩みの理由を話し始めた。



嫁は、20歳の頃、2年ほど家を出て1人で東京で暮らしていた。その時の事だ。

「親にも水商売(スナック)って嘘付いてたけど、実は風俗で働いていた。」

と。




ヘルスと性感ヘルスとソープで計約1年ちょっと働いて居たらしい。

俺は聞いた瞬間、目の前が真っ暗になった。俺は嫁以外に性体験は無く、初めての時には、正直に話した。もちろん嫁が処女で無いのはわかってたし水商売の話も聞いていたが、まさかそんな過去が有ろうとは夢にも思わなかった。

ちなみに嫁の見た目は美人って程でも無いが、足が長くスタイルは良い。特に下半身のラインは、すらっとしてて程よい肉付き、同年代の奥さん連中と比べても、プロポーションは抜群に良かった。しかも、俺と出会った時には既に化粧も薄く、水商売の過去ですら聞いて驚いたくらいだ。



嫁の話の後、5分くらい沈黙が続いた。俺も何と声をかけて良いか決めかねていた。

沈黙を破ったのは俺、と言うか、胃の中のモノが逆流してきた。何とかその場は嘔吐を堪えてトイレで吐いた。嫁は介抱しようと来たが、俺は、

「来るな!」

と怒鳴った。嘔吐を見せるのが申し訳ないと言う気持ちと、嫁が汚らしいモノに見えた気持ちの入り交じった複雑な心境だった。

落ち着いて、再度2人で向かい合って座る。少し頭の整理が付いた俺は話し始めた。

「何で今頃になってそんな話を?墓場まで持っていけば良かったのに?」

嫁は涙で言葉に詰まりながら、ゆっくり話し始める。

「この前の運動会の時に来てた○○さんのお父さん、昔の常連さんなの、多分…」

「多分?」

「もしかしたら違うかも知れないけど、多分そう」

「向こうの反応は?」

「多分気付いてない、と思う。」

再び沈黙になった。

運動会の日以降、嫁の悩みの深さは痛いほど解った。平穏な家庭が崩壊するかも知れない危惧を一人で抱えて居たのだろう。しかし…

「なんで、今まで黙ってたんだ?」

「恐かったから…」

ま、そうだろう。

また長い沈黙が続く。

「解った。暫らく一人で考えさせてくれ。」

そう言って、嫁を寝させた。その日、結婚以来初めて、別の部屋で寝床に入った。



その後一週間、夫婦の会話は殆ど無かった。俺は毎日午前様になるまで働いた。嫁との話は避けて、とにかく働いた。

で、翌週末、改めて2人の話になった。その時には俺の中では結論は決めていた。

「一つ聞きたい。結婚以降は、他の男と関係したりは無いのか?」

「無い、絶対無い、神に誓って無いです。東京から帰ってきて以降は貴方以外とは、一切無いです。」

実は、他にも“なぜ風俗なんかに?”とか“なぜ東京に?”とか“なぜ東京から帰ってきたのか?”とか山ほど聞きたい事も有ったが、もう辞めた。

「うん、許す。信じる。受け入れる。仮に○○から過去の話が漏れても、全力で守るよ。」

嫁は涙を流して俺に詫びた。俺としても俺と付き合う前の話なら、水に流そうと腹を括った。

その日の話は、それで終わった。次の日から元の関係に少しずつ戻っていけると、まぁ何とかなると。最悪○○から変な噂をたてられても、引っ越しすれば済む話だと。



ところが、それでは終わらなかった。

変な噂は結局、今でも流れてない。○○の父親の常連説の真偽は今以てわからないままだし、仮にそうだとしてもそういうのを吹聴してまわるタイプでも無さそうだ。

夫婦の仲も元通り、普通に会話するし、お互いに負荷を感じることも無く、喧嘩もしない。

でも、一つだけ大きな変化が有った。

今まで、大体週3くらいエッチしていたのだが、自分のアレが嫁とのエッチの時だけ勃たなくなった。精力やテクニックや大きさには自信は無かったものの性欲はかなり旺盛な状況を維持しており、今まで全くこの手の危機を感じた事が無かったので、凄まじいショックを受けた。やはり、簡単には終わらなかったんだ。

俺は嫁の胸で泣いた。嫁も泣いてた。二人で謝りあいながら、本当に惨めな気持ちになった。

またこれが、自慰の時には盛大に勃起するんだよね。ますます虚しくなった。

翌週末、再チャレンジしてみたが、やっぱり駄目だった。自分では図太いと思っていたが、本当に神経が細いと言うか、気の小さい男だったんだと更に凹んだ。

“何とかしなきゃ、彼女が悲しむ”

と思えば思うほど、泥沼にはまって行くような感じがした。

それ以上悲しい思いをしたくなかったので、ついに寝る部屋をわけた。それだけはしたくは無かったが、少し気分を入れ替えてみようかと…。





それから9ヵ月経ったある日、珍しく早朝に目が覚めた。朝勃ちしてた。朝勃ち自体は珍しく無かった(と言うか殆ど毎日)が、何となく勢いが普段より凄い気がしたので、意を決して嫁と子供の寝てる部屋に忍び込んだ。

嫁のおっぱいを揉んでみた。まだ勃ってる。

舐めてみた。まだ勃ってる。凄く嬉しかった。

パンツから手を侵入させてクリを触ってみた。まだ勃ってる。嫁の目が覚めた。状況を理解して、為すがままになった。

暫らく触ってると少し濡れてきた。本当ならもっと十分濡らしてクリ逝きさせるところだが、自分が萎えてしまったら恐いし、いつ萎えるかもわからない。

そのまま、下着を脱がせて一気に挿入した。久しぶりの感触に嬉しくて涙が出た。嫁も嬉しそうだった。少し腰を動かすと、一気に濡れてきた。濡れてくると、急にこちらも気持ち良くなってきた。元々早漏な方なのだが、この日は一際早く、1分も経たない内に射精してしまった。脱童の時より気持ち良かった。

これでやっと、元の関係に戻れたと思うと涙が溢れて止まらなかった。嫁も同じだった。その後、長男が起きてきて泣いてる2人を見て不思議そうにしていたが、

「大人は嬉しいことが有ると涙が出るんだよ」

と教えると納得したようだった。

また、同じ部屋で寝るようになった。苦しい1年だった。



それから2ヵ月、今は普通の夫婦生活に戻った。仲良くやってる。

何度か「プロのフェラ」ってのを頼んでみた。風俗に行った事の無い自分には、衝撃的な巧さだった。

「お、おまえ、何でこんなスゲー技を隠してたんだw」

と言うと、

「だって、すぐイッちゃったら私が楽しめないじゃんw」

と言われる。確かにそうだなと。

その他にも、隠し持ってたいろんなベッドテクニックを披露して貰った。どれも早漏の自分には耐えられない至高のものだった。

彼女も過去を思い出すのは辛いだろうに、償いの気持ちも有るのだろうが、希望に応えてくれる。申し訳ない気持ちもあるが、気持ち良さには、かなわない。



結局エッチの出来ない生理中は、お世話をしてくれる事になった。その代わり自慰は自粛になった。

「いいのか?嫌ならいいよ。」

と言うと、

「すぐ逝くからいいよ。」

と、さり気なく強烈なカウンターが返ってくる。

結構俺って単純なんだなと思うと、今までの1年の悩みは何だったんだと思えてきた。



今では昔以上に仲良くやってると思う。今でも心のどこかで引っ掛かる部分も有るのだろうが、夫婦の絆は強くなったと思う。



出典:おり

リンク:じなる

彼女に毎日でもしてもらいたいのに言い出せない行為・・・フェラチオ

【寝取られ】兄嫁に、嫁を寝取られたんだけど・・・俺以外にもこういうやついる?【体験談】

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646 名前:えっちな18禁さん[sage] 投稿日:2010/06/17(木) 14:30:42 ID:yg8TWyat0

家族で嫁の実家に行った時の話。先日、半年ぶりに嫁の実家に遊びにいったのですが、その時にちょっとした事件がありました。(あんまりエロではありません。あしからず)久しぶりの娘の帰省ということで、嫁さんの家族みんなが揃って、宴会をやりました。妻も、普段は私の実家で肩身が狭い思いをしているので、とても楽しそうでした。あと、娘も言葉をシャベリ始めたころなので、盛り上げ役として大活躍です。夜の9時前くらいにはみんなできあがってしまい、子供も疲れて寝てしまいました。



647 名前:えっちな18禁さん[sage] 投稿日:2010/06/17(木) 14:35:24 ID:yg8TWyat0

嫁と義母が片づけを始めた時、嫁の兄が私に「これから飲みに行かないか?」と言ってきました。私は二つ返事でOKだったのですが、妻が「私も行く!」と言い始めました。嫁の兄は「おめーはくんな!シン君(私)とサシで飲みたいんだ」といいました。それでも嫁は引きません。結局、久しぶりだし、子供は嫁母がみてくれると言ってくれて、嫁と嫁兄と私の3人で飲みに行きました。



648 名前:えっちな18禁さん[sage] 投稿日:2010/06/17(木) 14:38:33 ID:yg8TWyat0

普段、子育てでストレスのたまっている妻でしたので、とても喜びました。3人で、とりあえず近所の居酒屋に入り、11時くらいまで飲みました。この時点で、3人ともかなり飲んでいたのですが、妻が「もう一軒行きたい!!」と言い張りました。「おいおい大丈夫かよ〜」と私は言いましたが、「たまにだから良いじゃん」と言って聞きません。仕方なく、妻が結婚する前によくいっていた駅前のバーに行くことにしました。



649 名前:えっちな18禁さん[sage] 投稿日:2010/06/17(木) 14:42:22 ID:yg8TWyat0

久しぶりにマスターにあった妻は、本当にうれしそうに、飲んだり話したりしました。マスターもまんざらではなく、ワインを一本サービスしてくれました。このワインを3人で空けた時点で、いよいよ嫁の酔い方も半端ではなくなりました。完全に呂律が回らなくなったので、嫁兄と話して帰ることにしました。帰りは、駅から歩いて10分くらいのところに家があるんだけど、嫁が歩けないのでタクシーで帰りました。



650 名前:えっちな18禁さん[sage] 投稿日:2010/06/17(木) 14:44:56 ID:yg8TWyat0

家に着いた私たちは、とりあえず嫁をリビングのソファーに寝かせました。妻は完全に酩酊状態で、呼んでも返事もない状態でした。それから、私と嫁兄はもう少し飲むことにしました。やっと、嫁から解放された二人は安心して飲むことができて、いろいろと話をするうちに、段々とわけわからないことで盛り上がって楽しんでました。






651 名前:えっちな18禁さん[sage] 投稿日:2010/06/17(木) 14:48:36 ID:yg8TWyat0

どういう話の流れだったか、嫁兄と夫婦の営みについての話になっていました。「ところでシン君、最近やってる?」「最近は結構ご無沙汰ですよ〜」「まあ、あいつじゃ起つモノも起たんよね〜」こんな、普段では絶対しないような下品な話です。「いやいや、それでも結構いい体してるんですよ、妹さんは」「無理無理、なんかチンポ食いちぎられそうそうだね(笑)」



652 名前:えっちな18禁さん[sage] 投稿日:2010/06/17(木) 14:52:32 ID:yg8TWyat0

そんなアホ臭い話でも盛りあがっていたのですが、ふと嫁さんが寝返りをうって、ふたりでビクッとしました。そういえば、嫁が同じ部屋にいたのです。私も嫁兄もかなり焦りましたが、相変わらず妻は泥酔状態で意識があるようには見えませんでした。気がつくと、妻は、着ているTシャツがめくれて、おなかが丸出しになっていました。



653 名前:えっちな18禁さん[sage] 投稿日:2010/06/17(木) 14:57:05 ID:yg8TWyat0

「ふ〜、ヤバかったすね」と嫁兄を見ると、嫁兄の目が座っていて、嫁を凝視していました。「義兄さん!」と再び声をかけると、我に返ったのか、「ああぁ」と言って私の方を向きました。この時点で、「なんか様子へんだなぁ」と思ったのですが、それ以上は気にしませんでした。それからしばらくして、私はトイレに行きました。水分を取り過ぎていたため、お腹が冷えたのか、下痢になってしまいました。10分〜15分くらいして、部屋に戻ろうとして部屋の中を見ると、、、



654 名前:えっちな18禁さん[sage] 投稿日:2010/06/17(木) 14:58:29 ID:N1utzXAE0

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655 名前:えっちな18禁さん[sage] 投稿日:2010/06/17(木) 15:00:24 ID:yg8TWyat0

嫁兄が妻のTシャツをまくりあげて、ブラを覗き見していました。「うわぁ〜」と思い、部屋に入るのも気まずい状態でした。中々声をかけられずにいると、ブラもずらして、オッパイをじかに見始めました。私は、さすがにヤバいと思い、わざとらしく階段の音を立てて暫らくしてから、部屋に入りました。兄嫁は焦って妻の衣服をもとに戻し、何事もなかったようにしていました。



656 名前:えっちな18禁さん[sage] 投稿日:2010/06/17(木) 15:06:06 ID:yg8TWyat0

暫らく、ふたりで飲んでいたのですが、かなり気まずい雰囲気です。さすがに、そのまま飲むのを止めて寝れば良かったのですが、私も変な雰囲気に負けてしまい、さっき見ていたことを話してしまいました。嫁兄は「本当に申し訳ない」と謝ってきました。あんまり謝ってくるので、私もかわいそうに思い、「良いですよ。誰にも言いませんから」とやさしく言いました。そして、場の雰囲気を変えようと冗談で「なんならもう少し見ますか(笑)」と言ってしまいました。



657 名前:えっちな18禁さん[sage] 投稿日:2010/06/17(木) 15:16:30 ID:yg8TWyat0

すると嫁兄は「ほんとかいシン君」とノリノリになってしまいました。私も、普段と違う状況にかなりドキドキしていましたし、赤の他人ではないので、ちょっとくらい良いかなと思ってしまいました。ということで、私も嫁兄も好奇心には勝てず、嫁には申し訳ないのですが、嫁のオッパイを二人で見ることになりました。



658 名前:えっちな18禁さん[sage] 投稿日:2010/06/17(木) 18:07:08 ID:yg8TWyat0

そうは言っても、いきなり嫁が起きないとも言い切れないので、一応兄嫁には部屋から出てもらいました。そんでもって、嫁さんのTシャツをめくって、ブラジャーもはずしました。とりあえず、この時点で嫁が起きないのを確認して、兄嫁を呼びました。



659 名前:えっちな18禁さん[sage] 投稿日:2010/06/17(木) 18:11:01 ID:yg8TWyat0

兄嫁は必要以上に息を殺してゆっくり嫁に近づき、Tシャツをめくり上げてオッパイ丸出しの嫁をじっくり眺め始めました。一応、万が一のことは考えて、嫁の顔にはタオルをかけてあります。「シン君、、ちょっと触ってもいいかい?」と嫁兄。こちらも念のため私が触って反応がないのを確認してから、兄嫁に触らせました。ちなみに嫁は、子供が生まれてから乳がでかくなって、D〜E位あります。「結構でかいんだなぁ〜」とポツリと嫁兄が言いました。



660 名前:えっちな18禁さん[sage] 投稿日:2010/06/17(木) 18:18:50 ID:yg8TWyat0

なんか、妹の乳をみて喜んでいる嫁兄をみて、普段嫁の悪口ばっかりを言ってる姿とのギャップに驚きました。ちなみに、嫁は今年で28歳、私は31歳、嫁兄は32歳になります。そうこう考えているうちに、嫁兄は一生懸命妹のオッパイをもんで感触を楽しんでました。そんな異様な光景に、私もなぜか興奮してしまい、もうちょっと色々させてみようと思い始めました。(ちょっと用事でいったん止めます、続きはまた後日書きます)

寝取られの屈辱と興奮をもっと味わいたい方は 人妻動画 でどうぞ。

【友達】いもうと【体験談】

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よく晴れた朝。通勤時間の過ぎたこの時間はひと時の静寂がやってくる。

いつもと同じように見えたが、今日は少し違っていた。

とある家の前で4人の人間が慌しく動いている。

「じゃあお留守番お願いね、お土産買ってくるからね。」

「ああ、任せといてよ。ゆっくりしてきてよ義母さん。」

彼の名は勝也。近所の学校へ通う普通の高校2年生である。今日は両親が少し遅めの

新婚旅行に出かけるため

見送りをいていた。

「じゃあ行ってくるわね。雫も良い子にしてるんですよ。」

「はーい、ママ。」

雫と呼ばれた少女は勝也の妹だ。妹といっても血は繋がっていない。

勝也の父が1ヶ月前に再婚し、雫は相手の連れ子だったのだ。

勝也は初めて会ったときから「お兄ちゃん、お兄ちゃん」となついてくる雫に好意を

覚えていた。

そんな時、両親共留守にするというこんなチャンスが回ってきたのだ。




(1週間楽しみだ。)

そんなことを兄が考えているとはつゆ知らず、雫は両親にむかって明るく手を振って

いた。



今日一日のんびり過ごし、二人で早めの夕食を食べ、テレビを見ながらくつろいでい

ると雫がうとうとと船をこぎだした。

その様子を見た勝也はしめしめとほくそえんだ。

「雫、寝るなら部屋で寝ろ。風引くぞ。」

「うん・・・わかった・・・おやすみなさい・・・」

そういってふらふらしながら部屋へと入っていった、この後の自分の運命を知らず

に。

1時間経って、勝也も続いて雫の部屋へと入った。

「すやすや・・・・」

勝也が入ってきたのにまったく気付かず、雫はすやすやと眠り続ける。

「よし、よく寝ているな。」

そういって雫の両手を後ろ手に縛った。

「さて・・・・起きろ雫。」

「んんっ・・・」

最初はぼ~っと勝也を見ていただけだったが、頭がはっきりしてくるとようやく自分

の体の異常に気づいた。

「お兄ちゃん・・・?何してるの・・・?」

いつもと違う兄の雰囲気に少しおびえた様に尋ねる。

「そんなにびっくりするなよ。いまからいいコトするんだからさ。」

勝也は雫のパジャマのばっと勢いよく左右に開いた。

「きゃっ、お兄ちゃんやめてっ!!!」

必死で足をばたつかせて抵抗する。でも男の力に勝てるわけも無く、

あっさりと押さえつけられる。

「おとなしくしてるんだぞ。」

そう言うと勝也は雫のズボンを脱がした。可愛らしい白いパンティーが姿を現した。

「可愛いパンティーだな。」

笑いながらパンティーも脱がしていく。

「きれいなもんだな。中はどうなっているのかな?」

両手の親指で割れ目を左右に開く。

「きれいなもんだな。クリも皮被ってるし。剥いてあげるよ。」

 むきっ

「ひゃあああっ!!!」

生まれてはじめての刺激に雫は思わず声をあげる。

「おー気持ちいいか?ほーれ」

コリコリコリ・・・・

「ひあっ、や、やめ・・・あっ・・・・」

プシャーーーー・・・

あまりの刺激におしっこが噴き出してくる。

「あ・・ああ・・・・」

「ふふふ、おしっこ漏らすほど気持ち良いか。今度は俺の番だな。」

自分のペニスを取り出し、雫の顔先へ近づける。

「しゃぶって気持ちよくしてくれよ。」

「もうやめて・・・お兄ちゃん・・・・」

「だーめ。ほらっ早く。」

おずおずと舌をだしてチロチロと勝也のペニスをなめる。

「雫、もっとしっかり咥えろ。全然気持ちよくないよ。」

それでも雫はチロチロ舐めることしかできない。

「仕方ない、それっ!!」

勝也は雫の後頭部を掴むと腰を勢いよく振り始めた。

グチュ、グボッ、グチュ・・・・

いきなりの激しいピストンに雫は苦しそうに叫ぶ。

「んーんー」

「気持ち良いよ雫。もっと舌も動かして!!」

「んっ、んっ、んっ・・・・・」

「よし、いくよ。全部飲んでっ・・・・うっ・・・」

ドクッドクッドクッ・・・・

喉の奥で激しく精液が放出される。

「ゲホッゲホッ.・・・・」

あまりの多さと生臭さで雫は吐き出してしまう。



「駄目じゃないか、ちゃんと飲めって言っただろ。これじゃあお仕置きだな。」

勝也は雫のクリを咥えると思いっきりすった。

チュー、チュッチュ、チュウーーーーーーーーーーーーー

さっきとは比べ物にならない刺激に雫は仰け反って叫ぶ。

「ひゃっ、や、やめ、あーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!」

ビクッ、ビクッ・・・・ガクッ。

体を激しく痙攣させて、雫は気を失った。

「気絶しちゃったか。これからがいいとこなのにしょうがない奴だ。

ほらっ起きろ雫。」

バシッ、バシッ

「う・・・・・・ん・・・・・・・・・・」

軽く頬を叩くが少し唸るだけで一向に目覚める気配はない。

これ以上叩いても無駄だと思った勝也は雫のアナルに指を突っ込みかき回した。

「きゃゃあああああああ!!」

突如体を駆け巡った痛みに目を覚ます。

「おー起きたか。駄目だぞ、気絶しちゃあ。」

「ひいいいいっ、抜いてっ、お兄ちゃん!!!」

「駄目だ。雫が言うことを聞かない悪い子だからお仕置きしてるんだ。」

「あーーいい子になりますぅ!!!なんでも言うこと聞くからぁ!!!」

その言葉に満足したのか指を抜き、笑顔で言った。

「そうかそうか。じゃあ雫の処女をお兄ちゃんにくれたら許してあげるよ。」

「しょじょ・・・?」

その言葉が何を意味するかわかってない雫は質問する。

「ふふふ、すぐにわかるさ。」

勝也は質問には答えず、先ほどの愛撫で少し湿った幼い割れ目にペニスを押し付た。

「そらっ、いくよ!!」

ぐっと腰を前へ突き出す。

ぷちっ

何かが破れたような音がして、ペニスがずるっと中へと挿入され、

「・・・・っ?!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

アナルの時とは比べ物にならない激痛に、雫は悲鳴も上げれずただ涙を流しながら

口をパクパクさせている。

「さすが全部は入らないか。」

大体ペニスの3分の2ぐらいが中へと埋め込まれている。うっすらと血がペニスを伝っ

ている。

「いやぁぁぁぁぁぁ!!!!!抜いてぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!!!!!!」

ようやく声も出るようになり、雫はただただ叫んでいる。

「大丈夫、なれたら気持ちよくなるからね。」

勝也はゆっくりと腰を振りながら答える。



10分ほど腰を振り続けると、だんだんと雫の悲鳴が甘い悲鳴となって来た。

「あっあっあっ・・・・・・・」

「気持ち良いかい雫?」

「気持ち・・・・いい・・・・」

最初の痛みはだんだんと消え、今は快楽だけがある。

「もう駄目だ雫っ、膣に出すぞっ・・・・・・うっ・・・」

どくっ、どくっ・・・・

2回目とは思えないほどの量を雫の中へ吐き出す。

「あ、・・・・・・あ・・・・・」

「ふぅ、気持ちよかったよ。」

ぬぽっ・・・・・

そんな音とともにペニスが抜かれる。膣は真っ赤になっており

出された精液がごぽごぽと流れ出てくる。

「親父達が帰ってくるまであと6日、たっぷり可愛がってあげるよ。」

雫は勝也の声を聞きながら、ゆっくりと眠りへと落ちていった。



1ヵ月後・・・・・・・

「ああんっ、お兄ちゃん、もっと突いてぇぇぇぇ!!」

雫は勝也にまたがり、下から突き上げられていた。

「おいおい、静かにしないと義母さん達起きちゃうぞ。」

「でもっ、き、気持ち良いんだもんっ・・・・・・・はあんっ・・・」

雫の股はおもらししたようにぐしょぐしょに濡れていた。

「雫は淫乱だなあ。まだ毛も生えてないくせに。」

「お、お兄・・・ちゃんが、こ、こんな風にしたんじゃない・・・・・あはっ・・

・」

「初めの1週間はな。親父達が帰ってきたら終わるつもりだったのに

だれかさんはその後も求めてきただろう?やっぱりお前は淫乱だよ。」

そういって雫の乳首をキュッとつねる。

「ひいっ、だってはじ、初めは痛いだけだった・・・・けど、ひあっ、だ、だんだん

・・・痛みがな・・・・なくなってきて、

気も・・・気持ちよくなってきたんだもん・・・・・それに・・・・・ああっ、もう

駄目っ、いくっ、イクーーーーーーッ」

「俺もだっ、出すぞっ!!!!!!」

どくっどくっどくっ

「はあ、あ・・あ・・・・・・・・・」

雫は思い切り仰け反り何度か痙攣したあと、勝也にもたれるように倒れこんだ。

「「はあっはあっはあっ・・・・・・」」

二人で荒く息をつきながら、しばし休憩する。

息が落ち着いてきたころ、

「ねえお兄ちゃん、さっきの続きだけどね・・・・・」

「ん、なんだ?」

「私、お兄ちゃんのこと好きだったから/////////」

チュッ

「じゃあおやすみなさーい。」

唇にすばやくキスをすると雫は部屋へと戻っていった。

1人残された勝也は

「最近俺のほうが手綱を取られてる気がする・・・・・・・・」

ぽつりつぶやくとふっと笑った。

~~~終わり~~~



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友達とのエッチを強要すると友情が壊れる事が多いので、性欲は無料アダルト動画で発散しておきましょう♪

【人妻】ちょwww酔っ払ってる義兄と嫁がセックスしてるんだがww【体験談】

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<>646 名前:えっちな18禁さん[sage] 投稿日:2010/06/17(木) 14:30:42 ID:yg8TWyat0<>

家族で嫁の実家に行った時の話。先日、半年ぶりに嫁の実家に遊びにいったのですが、その時にちょっとした事件がありました。(あんまりエロではありません。あしからず)久しぶりの娘の帰省ということで、嫁さんの家族みんなが揃って、宴会をやりました。妻も、普段は私の実家で肩身が狭い思いをしているので、とても楽しそうでした。あと、娘も言葉をシャベリ始めたころなので、盛り上げ役として大活躍です。夜の9時前くらいにはみんなできあがってしまい、子供も疲れて寝てしまいました。



<>647 名前:えっちな18禁さん[sage] 投稿日:2010/06/17(木) 14:35:24 ID:yg8TWyat0<>

嫁と義母が片づけを始めた時、嫁の兄が私に「これから飲みに行かないか?」と言ってきました。私は二つ返事でOKだったのですが、妻が「私も行く!」と言い始めました。嫁の兄は「おめーはくんな!シン君(私)とサシで飲みたいんだ」といいました。それでも嫁は引きません。結局、久しぶりだし、子供は嫁母がみてくれると言ってくれて、嫁と嫁兄と私の3人で飲みに行きました。



<>648 名前:えっちな18禁さん[sage] 投稿日:2010/06/17(木) 14:38:33 ID:yg8TWyat0<>

普段、子育てでストレスのたまっている妻でしたので、とても喜びました。3人で、とりあえず近所の居酒屋に入り、11時くらいまで飲みました。この時点で、3人ともかなり飲んでいたのですが、妻が「もう一軒行きたい!!」と言い張りました。「おいおい大丈夫かよ〜」と私は言いましたが、「たまにだから良いじゃん」と言って聞きません。仕方なく、妻が結婚する前によくいっていた駅前のバーに行くことにしました。



<>649 名前:えっちな18禁さん[sage] 投稿日:2010/06/17(木) 14:42:22 ID:yg8TWyat0<>

久しぶりにマスターにあった妻は、本当にうれしそうに、飲んだり話したりしました。マスターもまんざらではなく、ワインを一本サービスしてくれました。このワインを3人で空けた時点で、いよいよ嫁の酔い方も半端ではなくなりました。完全に呂律が回らなくなったので、嫁兄と話して帰ることにしました。帰りは、駅から歩いて10分くらいのところに家があるんだけど、嫁が歩けないのでタクシーで帰りました。



<>650 名前:えっちな18禁さん[sage] 投稿日:2010/06/17(木) 14:44:56 ID:yg8TWyat0<>

家に着いた私たちは、とりあえず嫁をリビングのソファーに寝かせました。妻は完全に酩酊状態で、呼んでも返事もない状態でした。それから、私と嫁兄はもう少し飲むことにしました。やっと、嫁から解放された二人は安心して飲むことができて、いろいろと話をするうちに、段々とわけわからないことで盛り上がって楽しんでました。






<>651 名前:えっちな18禁さん[sage] 投稿日:2010/06/17(木) 14:48:36 ID:yg8TWyat0<>

どういう話の流れだったか、嫁兄と夫婦の営みについての話になっていました。「ところでシン君、最近やってる?」「最近は結構ご無沙汰ですよ〜」「まあ、あいつじゃ起つモノも起たんよね〜」こんな、普段では絶対しないような下品な話です。「いやいや、それでも結構いい体してるんですよ、妹さんは」「無理無理、なんかチンポ食いちぎられそうそうだね(笑)」



<>652 名前:えっちな18禁さん[sage] 投稿日:2010/06/17(木) 14:52:32 ID:yg8TWyat0<>

そんなアホ臭い話でも盛りあがっていたのですが、ふと嫁さんが寝返りをうって、ふたりでビクッとしました。そういえば、嫁が同じ部屋にいたのです。私も嫁兄もかなり焦りましたが、相変わらず妻は泥酔状態で意識があるようには見えませんでした。気がつくと、妻は、着ているTシャツがめくれて、おなかが丸出しになっていました。



<>653 名前:えっちな18禁さん[sage] 投稿日:2010/06/17(木) 14:57:05 ID:yg8TWyat0<>

「ふ〜、ヤバかったすね」と嫁兄を見ると、嫁兄の目が座っていて、嫁を凝視していました。「義兄さん!」と再び声をかけると、我に返ったのか、「ああぁ」と言って私の方を向きました。この時点で、「なんか様子へんだなぁ」と思ったのですが、それ以上は気にしませんでした。それからしばらくして、私はトイレに行きました。水分を取り過ぎていたため、お腹が冷えたのか、下痢になってしまいました。10分〜15分くらいして、部屋に戻ろうとして部屋の中を見ると、、、



<>654 名前:えっちな18禁さん[sage] 投稿日:2010/06/17(木) 14:58:29 ID:N1utzXAE0<>

�C



<>655 名前:えっちな18禁さん[sage] 投稿日:2010/06/17(木) 15:00:24 ID:yg8TWyat0<>

嫁兄が妻のTシャツをまくりあげて、ブラを覗き見していました。「うわぁ〜」と思い、部屋に入るのも気まずい状態でした。中々声をかけられずにいると、ブラもずらして、オッパイをじかに見始めました。私は、さすがにヤバいと思い、わざとらしく階段の音を立てて暫らくしてから、部屋に入りました。兄嫁は焦って妻の衣服をもとに戻し、何事もなかったようにしていました。



<>656 名前:えっちな18禁さん[sage] 投稿日:2010/06/17(木) 15:06:06 ID:yg8TWyat0<>

暫らく、ふたりで飲んでいたのですが、かなり気まずい雰囲気です。さすがに、そのまま飲むのを止めて寝れば良かったのですが、私も変な雰囲気に負けてしまい、さっき見ていたことを話してしまいました。嫁兄は「本当に申し訳ない」と謝ってきました。あんまり謝ってくるので、私もかわいそうに思い、「良いですよ。誰にも言いませんから」とやさしく言いました。そして、場の雰囲気を変えようと冗談で「なんならもう少し見ますか(笑)」と言ってしまいました。



<>657 名前:えっちな18禁さん[sage] 投稿日:2010/06/17(木) 15:16:30 ID:yg8TWyat0<>

すると嫁兄は「ほんとかいシン君」とノリノリになってしまいました。私も、普段と違う状況にかなりドキドキしていましたし、赤の他人ではないので、ちょっとくらい良いかなと思ってしまいました。ということで、私も嫁兄も好奇心には勝てず、嫁には申し訳ないのですが、嫁のオッパイを二人で見ることになりました。



<>658 名前:えっちな18禁さん[sage] 投稿日:2010/06/17(木) 18:07:08 ID:yg8TWyat0<>

そうは言っても、いきなり嫁が起きないとも言い切れないので、一応兄嫁には部屋から出てもらいました。そんでもって、嫁さんのTシャツをめくって、ブラジャーもはずしました。とりあえず、この時点で嫁が起きないのを確認して、兄嫁を呼びました。



<>659 名前:えっちな18禁さん[sage] 投稿日:2010/06/17(木) 18:11:01 ID:yg8TWyat0<>

兄嫁は必要以上に息を殺してゆっくり嫁に近づき、Tシャツをめくり上げてオッパイ丸出しの嫁をじっくり眺め始めました。一応、万が一のことは考えて、嫁の顔にはタオルをかけてあります。「シン君、、ちょっと触ってもいいかい?」と嫁兄。こちらも念のため私が触って反応がないのを確認してから、兄嫁に触らせました。ちなみに嫁は、子供が生まれてから乳がでかくなって、D〜E位あります。「結構でかいんだなぁ〜」とポツリと嫁兄が言いました。



<>660 名前:えっちな18禁さん[sage] 投稿日:2010/06/17(木) 18:18:50 ID:yg8TWyat0<>

なんか、妹の乳をみて喜んでいる嫁兄をみて、普段嫁の悪口ばっかりを言ってる姿とのギャップに驚きました。ちなみに、嫁は今年で28歳、私は31歳、嫁兄は32歳になります。そうこう考えているうちに、嫁兄は一生懸命妹のオッパイをもんで感触を楽しんでました。そんな異様な光景に、私もなぜか興奮してしまい、もうちょっと色々させてみようと思い始めました。(ちょっと用事でいったん止めます、続きはまた後日書きます)

人妻とのエッチな体験談の動画バージョン 人妻動画

【彼氏・彼女】黒髪の姫と恋に落ちた【5】【体験談】

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――翌日、祖父の実家

さーーーー

黒髪娘「雨だなぁ、男殿」

男「そうだな」

黒髪娘「春の初めの雨だ」

男「そのへんちょっと感覚ずれてるよな。

 まだまだ寒いじゃないか」

黒髪娘「温かくならなくても、年さえ開ければ春だ。

 同じ寒くても、これから小さく堅くなって行く年末の寒さと

 どこかにほころびを感じさせる、年明けの寒さは違う」

男「そっか? でもまぁ、そうかもな。

 雪じゃなくて、雨だしな」

黒髪娘「これでは今日は外には出られぬな」

男「行けない訳じゃないけれど、

 家にいるのが良さそうだ」




黒髪娘「男殿は何をしているのだ?」

男「調べ物と、レポート」

黒髪娘「そうか。……私もここで本を読んでいて良いか?」

男「もちろん」

ぺらり/カタカタカタ

黒髪娘「……」

男「……」

黒髪娘「……」 もぞもぞ

男「……どした?」

黒髪娘「背中が温かくてくすぐったいのだ」

男「何もこんなにくっつかなくても良いのに」

黒髪娘「部屋の中で、ここが一番温かく思う」

男「そうですか」

黒髪娘「うむ」

ぺらり/カタカタカタ

男「……」

黒髪娘「……」

男「……」

黒髪娘「――我がせこが衣はる雨降るごとに

      野辺の緑ぞ色まさりける」

男「それ、どんな歌なんだ?」

黒髪娘「それは、つまり……

 衣替えをして、雨が降るごとに、春の緑が濃くなる。

 そういう歌だ」 そわそわ

男「そうか。そういえば“一雨ごとに”なんて云うものな」

黒髪娘「そういうことだ」

男「ん?」

黒髪娘「なんだ?」

男「頬っぺ赤いぞ?」

黒髪娘「そんなことはないっ」

男「ふむ」

ぺらり/カタカタカタ

黒髪娘「……」 どきどき

男「……なんかさ」

黒髪娘「うむ?」

男「小腹減った」

黒髪娘「……そうかも知れぬ」

男「ドーナツは腹持ち悪いなぁ」

黒髪娘「蕩けるばかりに美味であるのにな。

 浮き世の栄華とは本当にむなしいものだ」しょんぼり

男「栄華ってほどのものか?」

黒髪娘「どおなつに勝る栄耀栄華はあるまいっ」

男「そうかそうか。んー」のびっ

黒髪娘「男殿は大きすぎる」

男「何か言った?」

黒髪娘「見上げるようだ」

男「黒髪が小さいんだよ」

黒髪娘「わたしは標準的な身長だ」

男「……何か食べるとするか」

黒髪娘「ご相伴する」

――祖父の家、台所

男「黒髪ー?」

黒髪娘「ん。ここにいるぞ」

男「お前、餅何個食べる?」

黒髪娘「餅を食べるのか?」

男「このサイズだぞ。ほら」

黒髪娘「存外小さいな。私は3つだ」

男「んじゃ、俺は4つ~」

黒髪娘「焼くのか? 雑煮か?」

男「どうすっかね。チーズいれちゃおっかなぁ」

黒髪娘「ちいず?」

男「いや、間食で高カロリーは危険かな?」

黒髪娘「ちいず……」どきどき

男(まぁ、いいか。こいつそうゆうの関係なさそうだし)

黒髪娘「ちいずとはなんだ?」

男「美味い食べ物だよ」

黒髪娘「それはたのしみだ!」 ぱあぁっ

――祖父の家、居間

黒髪娘「美味しいではないか!」

男「落ち着け」

黒髪娘「餅と同じように伸びるとは」

男(可愛いヤツだな。ぷくくっ)

黒髪娘「熱くて、とろりとしていて」

男「ほら、慌てると、髪についちゃうぞ。

 右大臣家の娘なんだろう?」

黒髪娘「それもそうだ」 あむ、あむっ

男「ほら、お茶おくぞ。喉に詰まらせるなよ」

黒髪娘「いくら何でもそこまで子供ではない」むっ

男「くははっ。判った判った」

黒髪娘「この、まろやかな塩味がたまらぬ。

 美味く表現できぬが、一個食べるともう一個。

 ふたつめを食べると三つめが食べたくなる味だ」

男「ああ、チーズの溶けたヤツって

 そう言うところ有るよなー。わかるわかる」 もぐもぐ

黒髪娘「……」 じー

男「……」 もぐもぐ

黒髪娘「……」 ちらっ

男「もう一個欲しい?」

黒髪娘「……そうとも云える」

男「……半分こだからな」

黒髪娘「うむ」 にこっ

男「ん。美味いなぁ」

黒髪娘「美味しいなぁ。こちらのものは何でも美味しい」

男「あっちのだって美味しいぞ?」

黒髪娘「もてなしの心で用意しているのだ」

男「こっちだってそうさ」

黒髪娘「そうなのか?」

男「確かにこっちは変わった物があるように

 見えるかも知れないけれど、例えば近海産の

 天然の鯛やカニなんて、一人が食うくらいで

 七千円とか八千円とかするものもあるんだぞ?」

黒髪娘「なんとっ!?」

男「な? ものすごく値段が上がって

 高級になったものもあるんだよ。

 たとえば、生の山葵(わさび)なんて

 いまは普通のご家庭じゃ高くて

 滅多にお目にかかれるような食べ物じゃない」

黒髪娘「そうであったのか」

男「だから、おれがあっちで受けたもてなしは

 本当に大盤振る舞いの、大ご馳走だったんだよ」

黒髪娘「ふむ……。興味深いな」

男「だから、あんまり気を遣うことはないぞ?」

黒髪娘「うむ、わかった」にこっ

男「腹が一杯になったらごきげんか?」

黒髪娘「わたしはいつでも機嫌は良い。

 男殿と一緒にいる時ならばなおさらだ」

男「え。……あ」

黒髪娘「どうしたのだ?」

男「いや、その」

 (そう言うこと、不意打ちで云うかな。この中学生めっ)

――夜中、祖父の家の廊下

じゃぁぁ~

黒髪娘「寒い」 ぶるるっ

黒髪娘「千年たっても厠(かわや)の寒さは変わらぬのだな。

 何でそう言うところだけは変わらないのだろうな」

ぶるるっ。

黒髪娘「寒い……。早く布団に……。ん」

黒髪娘「――」

黒髪娘「これは、満月……か。

 雨も上がり、なんと冴え冴えとした……春の、月」

黒髪娘「変わらないのは、月の光」

黒髪娘「……来て、良かった」

からり

男「……すぅ。……ん」

黒髪娘「……」

男「……すぅ。…………くぅ」

(あの髪に、触れたい。触れて、欲しい)

黒髪娘「……」 おずおず

さわっ。……なで。……なで。

男「……んぅ」

黒髪娘「っ」ぴくんっ

男「……すぅ。……くぅー」

黒髪娘 ほっ

(月の光で……。男殿が。……なんだか)

男「……んぅ? 黒髪……? といれか?

 ――寒いぞ。……んぅ。

 ……布団入らないと、寒く……なるぞ?」

黒髪娘「あ……」 こくり

男「……すぅ」

黒髪娘(いま……溢れた。

 ……いま、判った)

男「……すぅ。…………くぅ」

黒髪娘(やっとわかった。

 ……これが、そうなんだな。

 そうか……。これは、知っている。

 この気持ちは、ずっとわたしの中にあって……。

 男殿に触れられる度に育って……。

 今、溢れたんだ……。

 こんなに近くにあったのだ……)

男「……冷えちゃうぞ? んぅ。……黒髪」

黒髪娘「はい」

男「……ん?」

黒髪娘「はい。男殿」 にこり

男「……? ……すぅ」

黒髪娘「月の光が凍ってる。

 今晩は、特に冷える。

 暖かい布団を分けて下さい。男殿」

――祖父の家、和室

チチチ。チチチチッ。

男「……すぅ。…………くぅ」

黒髪娘「……すぅ。……んに」」

男「……」ぽやぁ

黒髪娘「……くぅん」

男(何で……黒髪が同じ布団にいるんだ?

 ……夜? トイレ帰りに……)

――暖かい布団を分けて下さい。男殿。

男「っ!?」

黒髪娘「くぅ……。んむぅ……」 ぎゅっ

 小さい/桃の匂い/鼓動ぎ/

 細い指/パジャマ/

 まつげ長い/体温/衣ずれ/

 甘い声/しがみついて/体温/くすぐったい――

がばっ!

黒髪娘「んぅっ……」

男「……おはよ」

黒髪娘「……はよ」ぽやっ

男「……」 ばくばくっ

黒髪娘「……眠ぃ」 くてっ

 体温。

男(ううっ。自覚無いのか、こいつ……。

 何で布団に入ってるんだよっ。いくら寝ぼけてたって……)

黒髪娘「……くぅ」

男「そろそろ、起きない?」

 しがみつく小ささ。

黒髪娘「……いまひととき。もうちょっと」

男「そうですか」 びくびく

 みじろぎ。

黒髪娘「男殿とくっついてると、温かいのだ」

男「……そだけど」

 甘い呼吸。

黒髪娘「んぅ」 きゅっ

――祖父の家、朝の台所

ジャァァァー。

男(……)

男(今朝のあれは……。多分……。

 そう言うこと何だよなぁ。

 ……。

 フラグ立てちまったか……?)

男(そりゃ心当たりは色々あるけどさ……)

パチパチ。トントントン。

男(いざ、そうなってみると、衝撃だわ。

 ……抵抗できないとは思わなんだ。

 どんだけ弱いんだよ、俺……)

 くちびる。

男(ううう……)

 華奢なくびすじ。

男(ううう……。うわぁぁっ!)

男「違うんだ。俺は決してロリではないっ!!」

かちゃっ!

黒髪娘「男殿、顔も洗ったし、衣服も改めたぞ」にこっ

男「~っ!!」 びくっ

黒髪娘「どうしたのだ?」 きょとん

男「いや、なんでもないよ?」 あせっ

黒髪娘「そうか。……ふふふっ。

 どうだ? ちゃんと洗えただろう?

 ハミガキもしたぞ? 桃の匂いだぞ」 つんつん

男「お、おう。良くできた」

黒髪娘「この程度、なんでもない」

男「……」

黒髪娘「……?」

男「朝ご飯にするか?」

黒髪娘「うむっ」

――祖父の家、居間

男「もう一枚食べるか?」

黒髪娘「いただく」

男「ほいっと。……ジャムか?」

黒髪娘「自分で塗れる……と思う。……ほら」にこっ

男「覚えたな」

黒髪娘「もちろんだ」

男(機嫌良いな……。これは、その。

 やっぱり、そう言うことなんだろうなぁ)

黒髪娘「どうだ?」

男「完璧だぞ」

黒髪娘「うむ」 にこっ

男「なんだかんだで、もう最終日か……」

黒髪娘「そうだな」

男「今日はどうする?

 帰還は夜の19時ってとこだと思うけど」

黒髪娘「後どれくらいあるのだ?」

男「11時間かな。昼は食べるとして、いや。

 夜も食べた方が良いのか」

黒髪娘「食事を決めるのか、予定を決めるのか」

男「同じ事だろう?」

黒髪娘「むぅ。……男殿と一緒ならば、それで良いな。

 出掛けたとしても余り見て回ると、

 体調に差し支えがありそうだ」

男「体力ないもんなー」

黒髪娘「淑女としてはしかたないのだ」

男「……ノーパソで映画でも見るかぁ」

黒髪娘「てれびんか?」

男「似たようなものだよ」

黒髪娘「楽しみだな」 にこっ

――夕刻、祖父の家

かたたん。からり。

姉「こーんばんわー♪」

男「おう。姉ちゃん」

黒髪娘「こんばんは、姉御殿」

姉「黒髪ちゃん。可愛いねっ」 ぎゅっ

男「抱きつきはやっ!?」

黒髪娘「くすぐったいのだ」にこり

姉「ぶぅぶぅ。いいじゃないのよ。

 黒髪ちゃんはわたしのものなのよ?」

男「それはないだろ」

黒髪娘「姉御殿にはお世話になったのだ」

姉「今日、帰るんだよね」

男「そうだよ」

姉「いつごろ?」

男「あと数時間で出る」

黒髪娘 こくり

姉「……ふむ」

男「どした?」

姉「ううん。えっと、お土産持ってきた」

男「なにさ?」

姉「んっとねー。桃シャンプーと、下着と、

 ネイルケアの道具と、あとコンビニのお菓子と」

男「姉ちゃん。こいつ、そんなに持ってくのは……」

黒髪娘「いいのだ。男殿。有り難く頂きたい」

男「そか……」

黒髪娘「何から何までお世話になった。姉御殿」ぺこり

姉「いーのいーの。可愛い黒髪ちゃんと

 遊べて楽しかったわ」

男「遊んだだけだもんな、ほんと」

姉(ふむふむ……。雰囲気がねー……) くいっ

  男「なんだよ」

  姉「どうしたのよ。黒髪ちゃんとの距離が近いじゃない。

   具体的に云うと、この間より20cmくらい。

   隣にいるのが当然みたいに座っちゃって」」

  男「う゛」

  姉「なんかあった?」

  男「あったような……。無かったような……」

黒髪娘「?」

  姉「まーだ煮え切らないんだ。あんた」

  男「煮え切ると各方面に迷惑掛けるのっ」

  姉「物事の優先順位判定、間違えないようになさいよ」

  男「……」

  姉「“あんたの苦労”なんて一番優先度低いんだからね」

姉「ま、いいわ。ん。

 ……今日は帰るね」

男「へ? お茶くらい入れるぞ?」

黒髪娘「そうです。こんな早々に」

姉「いーのいーの。顔みてお土産渡したかっただけ。

 それに、お迎えとか、送り届けとかさ。

 私が見ない方が、良いんでしょ?」

男「姉ちゃん……」

姉「いや、違うよ? 時間がもうちょいだから

 二人っきりにして上げようとか云う

 そういうらぶろまな心遣いじゃないよ?」 にやにや

男「とっとと帰れよ」

黒髪娘「ふふふふっ」

姉「ま、いいわ。……がんばんなさい」

男「ったく。わかったよ」

黒髪娘「ありがとうございました。姉御殿」

――夜、祖父の家の納戸

黒髪娘「そろそろかの」 どきどき

男「うん。もうちょい。時間がずれちゃうから、

 なるべく正確に戻らないと菜」

黒髪娘「あちらでは30日が経過しているのだな」

男「そのはず。吉野で静養って話になってるんだよな?」

黒髪娘「友が万事問題なく手配してくれているとは思うが」

男「まぁ、大丈夫だろう」

黒髪娘「……うん」

男(――“花鳥文螺鈿作り黒檀長櫃”。

 チャンスを捉えて何とか調べておかないとなぁ)

黒髪娘「男殿……?」

男「ん?」

黒髪娘「その」

男「うん」

黒髪娘「……」

男「大丈夫。ちゃんと帰れるよ」 ぽむぽむ

黒髪娘「うむ。……友が待っていてくれるものな」

――黒髪の四阿、深夜

がたがたがたっ。がぽんっ!

……しゅとっ。

男「っと、っと、っと。よいしょ」

黒髪娘「す、すまぬ」

男「二人一緒はさすがに狭かったか」

黒髪娘「うむ。でもそれで良かった」

友女房「姫様っ!」

黒髪娘「友っ。どうだ? 今はいつだ?」

友女房「きっかり30日、予定どおりでございますよ」

男「ほっとした」

友女房「ええ。男様、ありがとうございました!」

黒髪娘「久しぶりの庵だなぁ。

 真夜中だが、湯浴みの準備を頼んでも良いか? 友」

友女房「ええ、もちろんでございます……が」

黒髪娘「ん? どうした?」

友女房「いえ、多少いろいろがございまして……」

黒髪娘「何があったのだ?」

友女房「いえ、私からは何とも……。

 まだ、確としたお話でもないと存じておりますし。

 詳しくは藤壺の上からお聞きになられた方が良いかと。

 “吉野からお戻り”の際は是非お会いしたいと

 何度か文の連絡を頂いております」

黒髪娘「そうなのか……。何があったのだろう。

 わかった。明日にでも文を送ってみよう」

友女房「それが宜しゅうございますよ」

下級女房「――」

友女房「姫、湯浴みの準備があるそうです。よろしいですか?」

黒髪娘「うむ、わかった。

 ……男殿、しばらくお待ちを。炬燵にでも入っていて欲しい」

男「ああ、判ったよ」

とててててっ。

友女房「男殿、お時間を宜しいですか? お話があるのです」

男「判った。こっちも聞きたいことがあったんだ」

――数日後、藤壺の宮

藤壺の君「吉野から良くお戻りになられて、

 黒髪の姫。皆も心配していたのですよ?」

黒髪娘「はい。ありがとうございます……」 ふかぶか

藤壺の君「さる歌会はまだ雪残る春でしたが、

 はや、山裾には桜の袖がひろがっております」

黒髪娘「はい。風に舞うは雪のよう……」

藤壺の君「本当に……」

黒髪娘「……」

藤壺の君「お茶を入れさせましょう」 ぱちん

しずしず

藤壺の女房「……失礼いたします」

藤壺の君「……」

黒髪娘「……」

藤壺の君「実は、お話ししたいことがありお呼びしたのです」

黒髪娘「はい」

藤壺の君「……話は半月ほど遡るのですが

 承香殿(じょうきょうでん)※で鶯の音を愛でる宴が

 催された折のことです」

黒髪娘「……」

藤壺の君「宴そのものは、鶯の音こそ少ないものの

 盛会でした。管弦の楽の音は素晴らしく

 特に中将の笛は昨今にないあでやかさでした。

 それはよいのですが、その宴の折に

 黒髪の姫の話題が出たのです」

黒髪娘「わたしの……?」

藤壺の君「ええ。くだんの歌会からこちら

 姫の話は宮中の噂の的でした。主にその学識や

 見識の高さ、歌を詠む姿勢などですが

 臨席された帝が興味を持たれて」

黒髪娘「帝が?」

※承香殿(じょうきょうでん):内裏(天皇の住む

 私的な場所)の建物の一つ。かなり格が高い。

友女房「ええ、どうやら噂の方はもうすでに

 ご存じのようでした。いえ、おそらくは……

 尚侍のこともお心をいためておいでだったのでしょう。

 その席でも、哀れみ深いご様子で。

 そして、ではならば、歌集の編纂でも、

 とのお言葉があったのです」

黒髪娘「歌集……ですか!?」

友女房「まぁ」

藤壺の君「ええ。ご存じの通り勅撰集※の選者は

 今まで女性が選ばれたことはございません。

 ですから戯れ言だという者もいますし

 おそらくは帝のご意志とは言え、院か後宮を

 通して私的な依頼で……

 私撰と云う形になるでしょうが。

 しかし、いずれにせよ帝の口から零れた言葉。」

黒髪娘「……」

藤壺の君「宴の席のこととは言え、

 仇やおろそかには出来ませぬ……」

※勅撰集:帝もしくは上皇が命令して編集した歌集。

国家の一大文化事業で、選者にえらばれるというのは

「国で一番わかってるひと」認定だった。比して私人

の資格で選定を行なった歌集は私撰和歌集。

黒髪娘「……」

友女房 がくがくぶるぶる

藤壺の君「正式な勅は未だ出ておりませんが

 女性でありながら、帝の信任を受けて

 選者に選ばれるかも知れぬ姫の噂で持ちきりです。

 このままで行けば、遠からず何らかの話が

 持ち上がるでしょう。

 帝自らが動かなくてもそのように進むのが内裏。

 それは黒髪の姫も重々ご承知でしょう」

黒髪娘「それは……」

藤壺の君「黒髪の姫が代理への出仕を

 避けていらっしゃったのはもちろん存じております。

 もしかしたら出家を考えていらっしゃるのかとも

 思いましたが、前回の宴で、遠慮深く恥じらいを持つ

 清らかなる方と判りました」

黒髪娘「……」

藤壺の君「……。姫……」

黒髪娘「はい……」

藤壺の君「歌集の編纂ともなれば、

 多くの時を必要としましょう。

 短くとも一年。長ければ、それこそ十年が

 かかってもおかしくはありません。

 それだけにその名誉は計りがたいものがあります。

 私的な依頼とは言え、帝のご意向の選者。

 それは内裏……いえこの都一番の

 歌い手、技芸の理解者と目されると云うこと」

黒髪娘「わたしのような浅学非才のものに勤まるとは……」

藤壺の君「……姫。あの日の姫の瞳を覚えています」

すっ

黒髪娘「あっ……」

藤壺の君「たしかに、この任は重いでしょう。

 姫が嫌悪されていた、内裏の政争の駒と

 なることもあるでしょう……。

 でも、本当の姫は“羽ばたいて”みたかったのでは

 ありませぬか? 中納言の二の姫との歌合わせを

 見て私はそう感じたのです」

黒髪娘「……それは」

藤壺の君「……十分に考える時間や選択の自由を

 差し上げられれば良いのでしょうが、

 わたし達にそれはありません」

黒髪娘「はい……」

藤壺の君「おそらく宣下※は正式には出ないでしょう。

 今この場を持って、引き受けて頂けるでしょうか?」

友女房(姫を最大限立てて下さっているけれど

 おそらく藤壺の上も

 この話に巻き込まれていらっしゃる……。

 この場を断っても、宣下を断ったことにはならない。

 だから、即座に右大臣家の取りつぶしにはならないけれど

 その場合は藤壺の上が帝のご意志に反したと……)

黒髪娘「謹んでお受けいたします。

 精一杯勤めさせてご覧に入れましょう」

友女房(……姫)

藤壺の君「ありがとうございます。

 黒髪の姫。……藤壺はあなたに借りが出来ました。

 必要なものがあれば何なりと協力させて下さい」

宣下※:天皇の命令書。出ちゃうと取り消せないので、

かなり重大なのだ。

――右大臣家、本宅

右大臣「ははははっ! 今宵は宴だ!

 皆のものも食ってくれるが良い!

 飲んでくれるが良い!

 我が娘がとうとう選者としての仕事を仕留めたぞっ」

下の兄「おめでとう。黒髪」

上の兄「かっ。この勉強娘が。やりやがったな」

黒髪娘「いえ、父上、兄上のお陰です……」

右大臣「いやいや。お前は物心ついた時より

 書物一筋、学問一筋。他の姫がだんだんと色気づき

 文の一つも書いてみようか、衣の色でも合わせて

 みようかという年頃になっても、毎日毎日

 毎日毎日、来る日も来る日も

 ずぅぅぅ~っと漢詩だ律令だ歌だと勉学ばかり。

 どこをどうやってこんなに色気のない子に

 なってしまったんだろうと、

 我ら一同涙にかきくれていたのだっ!」

下の兄「父上、言い過ぎですよ」

継母「おとど、おとど」

右大臣「いやいや。その暗黒青春時代をも

 我は祝っておるのだ。あの蚕のような籠城も

 この選者選出への伏線だと思えば納得というものよ!」

友女房(大殿様は悪い方ではないんだけど、

 お酒が入るとお馬鹿になってしまうのですよね……)

下の兄「でも良かったよ。黒髪。

 学芸の道で身を立てるのは、君の望みだったものね」

上の兄「宮中の女なんぞ、雑魚ばかりよ。

 待ち技、はめ技、あげくに泣き落とし。

 俺の妹は正々堂々立ち技勝負だ。良いじゃねぇか!」

下の兄「兄さん、また義姉さんに?」

 友女房「上の奥様は目元に涙を溜めて良妻を

  演じる達者でございますからねぇ……」(小声)

上の兄「べっ、べつに俺はあんなの怖くねぇぜ?

 女は色々小手先の謀でめんどうくせぇって話だっ」

右大臣「ははははっ! 何をしけた顔をしているのだ。

 今宵はめでたい宴の席ぞ! 帝のお声掛かりともなれば

 我が右大臣家の将来も約束されたがごときもの!

 さぁ、皆のもの、下々のものも杯を掲げよ!

 今宵の酒は祝いの酒じゃ!」

――牛車の中

(今宵の酒は祝いの酒じゃ!!)

黒髪娘「……」

友女房「……」

(おめでとう、黒髪。やっとこれで仕事を得たね)

黒髪娘「めでたき、事なのだろうな」

友女房「……」

(はん! 右大臣の秘蔵の娘だぜ? あったりまえだ)。

黒髪娘「父上も義母上も、兄上達も喜んでいた」

友女房「……ええ、さようでございますね」

黒髪娘「これが……」

友女房「……」

黒髪娘「これがわたしの立っている場所なのだ。

 ……余りにも、綺羅めかしい華胥の夢を見て

 わたしは忘れていたのかな……」

友女房「……姫様」

黒髪娘「どうしたのだろう。

 こんなにめでたいのに。

 こんなにも嬉しいのに。

 学識を認められて、お飾りの尚侍ではなく

 わたしは本物のわたしになりたかったのに……。

 望んできた夢が目の前にあるというのに

 心の一部が引きちぎれそうになる」

友女房「姫様……」

黒髪娘「……私は意気地がない」

友女房「……」

黒髪娘「心弱い、駄目な人間だ……」

友女房「……」

黒髪娘「最初から判っていたはずではないかっ

 こちらとあちら。

 ――こちらとあちらなのだ。

 触れあえたとしても、交わらぬ。

 そんな事は、少し考えれば判りそうなものを……っ」

友女房「姫様っ」

黒髪娘「……すまぬ」

友女房「……」

ふわり、なで。

黒髪娘「友……」

友女房「……姫の、為さりたいように。

 男様にお話しなさいませ……。正直に」

黒髪娘「――友?」

友女房「男様に、以前、お話ししました。

 “尚侍は、帝と東宮のモノ”だと。

 いまは縁遠くあれど、結局は、そうなのだと」

黒髪娘「……」ぎゅっ

友女房「でも、同時にこうも言ったのです。

 “このまま庭の片隅で咲いて、

 誰見ることなくひっそり朽ちる姿は見たくない”と」

黒髪娘「え……」

友女房「ええ。そうですとも。

 そもそも男殿の後押しがなければ藤壺の上の

 歌会に姫が出ることも無かったでしょう?

 そうすれば選者へという話もなかったのです。

 ですから全てを捨てて男殿へと身を託すというのも

 悪くはありません」

黒髪娘「そんなっ! そんな事になればっ」

友女房「はい」

黒髪娘「私はともかく、父上も、兄上もっ」

友女房「ええ」

黒髪娘「宣下ではないとはいえ、帝のご意向に逆らえば

 父上も兄上も恥ずかしくて出仕など出来ない。

 お怒りが解けるまで何日でも何年でも謹慎せざるを得ない。

 藤壺の君だってご対面を潰されてしまう」

友女房「ええ」

黒髪娘「友だって」

友女房「ええ」

黒髪娘「判っているのか。そんなことはっ」

友女房「ひめ、ひめ」きゅぅ

黒髪娘「――っ」

友女房「それが恋の淵です。私は姫が大人になられて

 嬉しくもあるのですよ……」

黒髪娘「それでも、私は右大臣家のっ。

 くぅっ。

 ううっ……。ううっ……」

――黒髪の四阿

黒髪娘「男殿っ。来ていたのか?」

男「お邪魔してるよ~」

カタカタカタカタ

黒髪娘「……」

友女房「では、わたくしは

 茶の準備などしてきましょう」 ぱたぱたっ

男「……」

黒髪娘「……」

カタカタカタカタ

男「……どした?」

黒髪娘「う、うむ……」

男「座らないのか?」

黒髪娘「……男殿。そこへ、行っても良いか?」

男「ん? ああ」

黒髪娘「……」ん、するり

男「どうしたんだー? こんな所」

黒髪娘「男殿の膝に抱えられたかったのだ」

男「……そっか」

黒髪娘「……」

男「……」

黒髪娘「男殿の世界でも、恋する二人は膝に抱えあい

 睦言をかわしたりするのか……?」

男「ああ、するな」

黒髪娘「……」

男「どうした? 泣きそうな顔で。黒髪」

黒髪娘「だって男殿の膝が余りにも……優しい。

 卑怯だ。こんなもの」

男「なにいってんだ」

黒髪娘「卑怯だぞ」 ぐすっ

男「……ったく」 くしゃくしゃ

黒髪娘「男殿……?」

男「どした?」

黒髪娘「男殿は、すこしは……。

 わたしに好意を抱いてくれていると、自惚れていたのだ。

 子供だといわれても、私がこのように不器量でも。

 それでも、男殿は……。

 私に少しくらいは、好意を持っていてくれると……」

男「……」

黒髪娘「私は、間違っていたか?」

男「……」

黒髪娘「……」じぃっ

男「間違って、無いよ」

黒髪娘「私は、男殿が好きだ。

 ……生まれて初めて好きになった殿御だ。

 羽衣のように浮き立ち胸躍るような思いも

 哀れなくらい狼狽えてみっとうもない思いもした」

男「……」

黒髪娘「初めて……恋の歌の意味が、判りもした」

男「……」

黒髪娘「――あふまでとせめて命のをしければ

     恋こそ人の命なりけれ」

男「……」

黒髪娘「私を……男殿のものにしてくれぬか?」

男「やだ」

黒髪娘「……っ」

男「まぁ、おおよその事情は、判ってる」

黒髪娘「え?」

男「伊達に饅頭ばらまいてたわけじゃないし。

 宮中の噂は、女房や雑色の方が詳しいよ。

 貴族がクライアントやサーバだとしても

 情報伝達には使用人を使わざるを得ないのが

 この世界のネットなんだしさ」

黒髪娘「ならば、なんでっ」

男「でもやだ」

黒髪娘「何故っ」

男「そういう自棄っぽいのには付き合えません」

黒髪娘「……」 きっ

男「そんなところに追いつけるために

 爺ちゃんは黒髪を生徒にした訳じゃない。

 俺だって黒髪と一緒に過ごした訳じゃない」

黒髪娘「でも、それでもわたしは……」

男「そもそも黒髪の望みだったろ?」

男「違うのか?」

黒髪娘「……それは……そうだ」

男「だったら何で立ち止まる」

黒髪娘「立ち止まりたい訳じゃない。

 でも私は意気地が無くて、幼くて。

 あまりにも……愚かだったから。

 だから、気が付かなくて。

 気が付かないで好きになって。

 どうしようもないほど好きになって。

 だから、だから……。

 一度くらいは」

男(やっぱなぁ……。“一度”くらい、ね。

 そういう魂胆かぁ……。まったくさっ)

黒髪娘「お願いだ」 ふかぶか

男「土下座されたってやだね」

黒髪娘「――っ」

男「選者になるんだろう?

 歌会の時にも云ったけれどもっかい云う。

 ……やっつけちまえ。

 爺さんに見せつけろ。あと宮中にも。

 いつまでも他人の影に隠れた

 負け犬顔の黒髪は見たくない」

――祖父の実家、納戸

がたがたがたっ。がぽんっ!

男「っと……」

かたん

男「はぁ……」

男(なんだろうな。上手くは行かないや……。

 他人のことは、云えねぇし。

 黒髪のことを馬鹿にするほど、俺大人じゃねぇじゃんな)

(だから、だから……。一度くらいは)

男「一度で満足できるくらいなら童貞やってねぇっての」

(私に少しくらいは、好意を持っていてくれると……)

男「いまさら、何言ってるんだよ。あの馬鹿」

ガラガラッ

姉「あっ」

男「いたのか!? 姉ちゃんっ」

――黒髪の四阿

黒髪娘「……」 ずぅん

かたり。しずしず……

友女房「あら、姫。……男殿は?」

黒髪娘「帰ってしまった」

友女房「……え?」

黒髪娘「どうやら、わたしはふられてしまったらしい」

友女房「え?」

黒髪娘「……あは。何度も言わせるな」

友女房「……」

黒髪娘「……」 ずぅん

友女房「姫……」

――藤壺、編纂のための借り部屋

藤壺の君「どうですか? 編纂は」

友女房「はぁ」

藤壺の君「姫は?」

友女房「あちらで死んでおります」

藤壺の君「……あら」

友女房「申し訳ありません」 ぺこぺこ

藤壺の君「いえ。……やはり、何かお加減が

 優れなくなるようなことがあったのですね」

友女房「はい……」

藤壺の君「何があったのですか?」

友女房「それは私の口からは」 きっぱり

藤壺の君「そうですか。そうですよね……」

友女房「どうしましょう。時間がないわけではないけれど」

藤壺の君「はぁ……事が事ですので……。

 時間をかければ癒えるかと申しますと

 癒えるとも思えるのですが、

 癒えて良いかと云えば姫付きの女房としても……。

 本当に申し訳ありません……」

――藤壺、初夏

黒髪娘「これは……後撰和歌集。分類を……

 こちらの束は……」 のろのろ

黒髪娘「……東歌、か。これはどうしよう。

 ……まずは、作者ごとに分けて……あっ」

ばさばさばさっ

黒髪娘「……くっ」

黒髪娘「……ダメだな。……わたしは」

ばさり。ばさばさっ……。

黒髪娘「春歌、夏歌……

 秋歌……冬歌……。この書き付けは……」 のろのろ

黒髪娘「――思ひやる心ばかりはさはらじを

     なにへだつらむ峰の白雲  ……か」

からり。

二の姫「真実ではないからですわ」

黒髪娘「これは、二の姫っ」

二の姫「ご無沙汰しています。黒髪の姫。

 吉野からお戻りと聞きお会いしたかったのですが」

黒髪娘「いえ。こちらこそ……申し訳ない。

 私撰歌集とはいえ、このような仕儀となり

 すっかり多忙に紛れ、文を差し上げることもしなかった

 わたしをゆるしてくれ」

二の姫「いえ。そのようなこと」すっ

黒髪娘「……?」

二の姫「すっかりおやつれになって」

黒髪娘「……そのような」

二の姫「“たとえ身を隔てられていても、

 恋い慕う心は妨げられずに通い合えばよいものを。

 なぜ峰の白雲はそれさえ遮るのか――”」

黒髪娘「ええ。後撰和歌集です」

二の姫「真実ではないからですわ」

黒髪娘「え?」

二の姫「真実であれば、雲や霞ごときに

 阻まれるはずはありません。

 貫き、たどり着くものが真実であるはずですもの」

二の姫「お加減がよろしくないと聞きました」

黒髪娘「恥ずかしく思う」

二の姫「撰者が重荷ですか?」

黒髪娘「……」 ふるふる

二の姫「恋――ですか?」

黒髪娘「……」

二の姫「撰者ともなれば宮中でも扱いも

 今までとは格段に違いましょうね」

黒髪娘「この一月で、歌会の誘いが七件もあった」

二の姫「ええ。そうもなりましょう」

黒髪娘「……」

二の姫「帝の寵あつく、歌集の編纂を上首尾に

 終えれば尚侍所へ末永く君臨も出来ましょうが」

黒髪娘「それを望んだことは、無かったのだ」

二の姫「そうなのですか?」

黒髪娘「そう望んでいたと、勘違いをしていた。

 わたしは、ただ見て欲しかっただけだ。

 だれかに、必要だと。そう言われたかっただけなのだろう」

二の姫「撰者がおいやなのですか?」

黒髪娘「それは違う。……勉学は好きだ。

 和歌、漢詩、明法、明経、本草、天文、算法。

 それらは暗闇の灯火のようにわたしを照らしてくれる。

 心細き孤独を暖めてくれた、またとない導き手だった。

 たとえ、何がどのようにわたしから失われようと

 わたしから彼らを嫌うなんて無いだろう」

二の姫「……」

黒髪娘「だから、それらを愛するわたしを

 そのままに受け入れて欲しかった。

 女子の身ではどのように勉学に打ち込んでも

 報われることのないこの世を恨んだ。

 四阿に引きこもり孤独に浸ったこともあった。

 全てが憎くて、羨ましかった。

 わたしはこんなにも学んでいるのに、と思うと

 男として官位を持つ兄さえもが妬ましかった」

二の姫「……」

黒髪娘「振り向いて欲しかった。

 世界に振り向いて欲しかった。

 それを希い、春の陽を、秋の月を学び過ごした」

黒髪娘「誰よりも筆写をした。

 苦にはならなかったな……。

 わたしには他に何もなかったから。

 他の娘が恋をして、涙に暮れていることを

 笑って欲しい。

 わたしは馬鹿にさえしていたのだ。

 愚かなことだと。

 誰よりも知を蓄えた。重ねた書は百を超えた。

 百巻の律令を覚え、天文算術を治めたわたしは

 自分を賢いと思っていた。俗世を降らぬと侮っていた。

 でも、誰よりも愚かだったのは、わたしだったのだ」

二の姫「……」

黒髪娘「世界に振り向いて欲しい、

 誰かに振り向いて欲しいと云うことと

 “あの方”に振り向いて欲しいということは

 まったく別のこと。

 ……そのようなことさえも判らなかったの」

二の姫「……恋しい方がいるのですね」

黒髪娘 こくん

二の姫「童女のように頷かれる」

黒髪娘「わたしは子供なのだそうだ。15にもなって」

二の姫「仕方有りません。恋、ですから」

黒髪娘「……」

二の姫「思いを告げ為さりませ」

黒髪娘「ふられてしまった」

二の姫「そう、なのですか?」

黒髪娘「わたしが愚かだったから。

 見透かされてしまったのだ。

 わたしを哀れに思ってくれるその優しき心にすがって

 ねだり、せがんだことを」

二の姫「……」

黒髪娘「なんと浅ましい娘だと軽蔑されただろう。

 以来、あの方はこちらを向いてはくれない」

二の姫「いいえ」 ふるふる

黒髪娘「え?」

二の姫「真実ではないからです」

黒髪娘「……そんなこと」

二の姫「そうなのです。

 真実ではないから、通じないのです。

 それは恋ですから、上手く行かないこともあるでしょう。

 でも、ねだる? 浅ましい? 見透かされる?

 伝わらなかったのは、黒髪の姫が

 黒髪の姫の真実を貫けなかったからではありませんか?」

黒髪娘「真実を……」

二の姫「時に。――これらは?」

黒髪娘「ああ。歌集編纂の下準備だ。

 手に入る限りの歌集と歌をあつめ、よりわけ

 春夏秋冬の四季と、離別、旅歌、東歌などのに

 分類している。長く、根気の要る作業だ」

二の姫「お一人で?」

黒髪娘「うむ。幸いわたしが今まで筆写した

 歌集は多い。藤壺の君も協力して下さる。

 うちは右大臣家だから、所蔵してある書物の数も

 相当なものになる。とは言え、集めなければならぬ

 資料もまだまだあるのだが……」

二の姫「ではどのような歌集にするおつもりですか?」

黒髪娘「それはやはり、格式を備え、

 今の御代に編纂する意義を満たしつつも、

 後世に残す価値のある歌を撰ばねば」

二の姫「やめませんか?」

黒髪娘「やめ……る?」

二の姫「歌を、贈りましょう」

黒髪娘「歌を……」

二の姫「帝が直接宣下を発する勅撰和歌集の撰者に

 女性が撰ばれたことはありません。

 しかし今回の歌集が、宣下ではなく私的なお声がけで、

 藤壺様の名の下に編纂されるとしても、

 わたしはやはり勅撰であると思うのです。

 ――余人の誰がそう思おうと、

 わたしは一人の歌を愛する女として

 女性が編纂する歌集を誇りに思います。

 我が友がらの。

 そう呼ぶことを許して頂ければ、黒髪の姫。

 あなたの編む歌集を誇りに思うのです」

黒髪娘「……友人、と」

二の姫「ですから」にこり

黒髪娘「……」

二の姫「恋の歌を詠みましょう。

 百の、いいえ。――千の歌を。

 四季の歌など、他の誰かに任せれば良いではありませんか。

 姫は、歌を贈ったのですか?

 ――その殿方に。

 ふられたなど嘆くのは、

 殿方のお気持ちに、姫の真実が届いくまで、

 千の歌を歌集にしてからでも遅くはありますまい」

――左京、野寺小路、右大臣下屋敷

男「こんばんわー」

下の兄「おや」

男「や、こんばんはっす」

下の兄「こんな時間に珍しい」

男「やはり、色々気になりますからね」

下の兄「あがりませんか? 今日は鮎が届いていますよ」

男「鮎ですか?」

下の兄「ええ。鮎です。召上がったことはありますか?

 香りの良い川魚です」

男「食べたことはありますが、ご馳走ですね」

下の兄「一緒に食べましょう。酒もありますし」

男「ではご馳走になります」

下の兄「誰か! 誰かある。酒肴の準備をいたせ」

下級女房「はい、ただいま」

男「世話になりますね」

下の兄「いやいや。道士さまのご機嫌伺いをするのも

 我が右大臣家のこれからのため。

 お気になさることはありませんよ」

男「下兄さんは、顔に似合わず黒いですよね」

下の兄「そんな事はありません。

 そもそもこの都とて唐から渡った四神相応で選ばれた場所。

 焼き物も、紙も、詩も先達の技を受け継ぎ

 作ったものですよ。

 道士と云えば、それら技術の優れたる後継者。

 客人として招き遇するは、名家の処世術です」

男「じゃ歓待ついでにもう一つ。

 俺のことは男と呼んで下さいよ」

下の兄「では、男さん」

男「その方が有り難いですね」

かたかた、しずしず。

下の兄「鮎が来ましたね」

男「ああ、上手そうな匂いだ」

下の兄「初夏の月を見ながらと行きましょう」

男「それはいいや」

男「ああ、これは美味い」

下の兄「いかがです?」

男「最高ですね」

下の兄「それは良かった」

男「……頼んでおいた銅鍋、どうです?」

下の兄「あがっておりますよ。ずいぶん大きいですね」

男「有り難いです」

下の兄「あの鍋をどう使うのです?」

男「米ではなく、麦から飴を作ろうかと思います」

下の兄「麦から? 米でなくとも水飴を作れるのですか?」

男「ええ、出来ますよ。麦の方が甘みの強い上質なものが

 作れると思います。反応精度の問題なんですけどね。

 ――いま程度の水飴だと甘味としてはちょっと

 不便ですからね」

下の兄「水飴ですか。面白いですね」

男「この館の皆さんにも手伝ってもらう予定ですから。

 作り方が確立したらその方法は右大臣家の財産と

 すると良いかと思いますよ」

下の兄「良いんですか?」

男「良いも悪いも。モノの作り方なんて

 秘していたところでいずれ漏れてゆくモノでしょう」

下の兄「しかしそれは……。秘法、秘術に類するモノです」

男「前にも云いましたが、故あって右大臣家に

 肩入れをするって決めてますからね」

下の兄「それは有り難いです。

 吉野の山で修験されていた男さんを

 引き合わせてくれたのは、やはり妹ですか?」

男「……」

下の兄「あれはわたし達の中ではもっとも聡明ですから。

 そういう意味で男さんの見立てに叶ったのですね」

男「どうでしょう。……そもそも俺は

 道士を語って這いますけれど、違うかもしれませんよ?」

下の兄「え?」

男「狐狸や妖怪の類かも知れない」

下の兄「ふむ……」

男「あはははっ」

下の兄「しかし、時にそのように思えることもあります。

 唐渡りの道士というよりも、ふだらく、須弥山のような

 なにか人界を越えた何かを感じます」

男「ないっすよ、そんなの」

下の兄「そうですか?」

男「狐狸かも知れないけれど、やっぱり人間ですよ」

下の兄「……」

男「依怙贔屓しますしね」

下の兄「……」

男「右大臣家ならば、桐壺のちょっかいからも

 一人娘を守りきれるでしょう?

 これは、そのための道具貸しだと思って貰えれば」

下の兄「肩入れだと考えておきます」

男「はい。……我ながら面倒くさいヤツだとは

 思うんですけど」

下の兄「道士でもままなりませんか?」

男「全然ですね。面倒くさいばかりですよ。

 というか、諦めないって云うのは

 どうあれ茨の道って気がしてます」

――藤壺、編纂のための借り部屋

二の姫「――道の辺の草深百合の花

     咲みに咲まししからに妻といふべしや」

黒髪娘「万葉七、作者未詳っ」

二の姫「はいっ」

友女房「墨すりあがりましたっ」

ばたばたっ

黒髪娘「――竹の葉に霰ふる夜はさらさらに

     独りはぬべき心地こそせぬ」

二の姫「ちょっと良いですね。霰(あられ)が

 竹の葉に当たるサラサラという音と

 “更(さら)に”がかけてあるんですね。

 一人では寝られない、なんてちょっと艶めかしい」

黒髪娘「そうであるな。和泉式部だが……。

 一人では寝られない、というのは感慨深い」

二の姫「ふふっ。一人では寝られないなんて気持ち

 一人“以外”で寝琉気持ちを識らなければ

 詠めない詩ですからね」

黒髪娘「むぅ」

二の姫「姫はどこでお知りになったのですか?」くすくすっ

黒髪娘「二の姫は最近わたしを虐める」 どーん

二の姫「そんな事はありません。黒髪の姫のことは

 親友だと思っていますから」

黒髪娘「大人っぽいからと云ってひどいな」

二の姫「あら。まだ13ですから。わたしの方が年下です」

黒髪娘「え?」

二の姫「年下ですよ?」

黒髪娘「と、友よ……。

 わたしはやはり愚かだった……。

 書物の産みに溺れて人として重要なことを

 何一つ学んではいなかった……」

友女房「姫、お気を確かにっ」 おろおろっ

しずしず。

藤壺の君「いかがですか? 黒髪の姫。二の姫。

 あら……これは……」

黒髪娘「ああ。藤壺の君」

二の姫「これは藤壺さま。

 このようなはしたない姿で、申し訳ありません」

藤壺の君「ふふふっ。もう、姫達。

 墨がついて、お転婆娘のようですよ」

友女房「済みません。わたしがついていながら」しゅん

藤壺の君「良いのですよ。姫が元気を出して下さって

 わたしもほっとしました」

黒髪娘「藤壺の君……」

二の姫「……」

藤壺の君「元はと云えば、わたしが歌会に

 無理にお招きしたがために持ち上がった撰者の仕事。

 姫には……想いを寄せる殿方もいたとの話。

 尚侍として本格的に出仕をしなければならぬとなれば

 縁も遠くなってしまいましょう……。

 わたしを恨めしく思われるのも仕方ないと

 諦めていたのです……」

黒髪娘「そんな。藤壺の君は、四阿に引きこもり

 俗世をたっていたわたしにも何くれと無く

 気遣って下さった恩人だ。

 感謝こそすれ、恨みに思うなどと」

二の姫「そこは恨んでも良いところです」

黒髪娘「二の姫っ!?」

藤壺の君「くすくすっ」

二の娘「そもそも恋の歌の恨み言など

 八割方は八つ当たりではないですか。

 境遇や相手の心変わりを恨むだけならまだしも

 神仏や天気や風や雪まで逆恨みする始末。

 挙げ句の果てには“月が綺麗で恨めしい”とか。

 そこまで取り乱すのが恋の歌です。

 撰者として、歌集に取り上げる

 恋の歌を撰ぶに当たって、

 それくらいの恋心は理解すべきでしょう。

 ね? 藤壺様」

藤壺の君「そうですねぇ……。

 つらい恋をしていれば神仏にすがり、

 恨みを抱いてしまうこともあるやも知れませんね」

黒髪娘「そうはいうが……」

二の姫「もう、秋の声が聞こえます。

 時もずいぶんおきましたが……黒髪の姫?」

黒髪娘「ん?」

二の姫「あちらの方はどうなっているのですか?」

黒髪娘「……相変わらずだ。

 同じ庵にいるし話しかければ雑談は出来るのだが。

 どこかぎくしゃくしてしまって……。

 やはり、嫌われてしまったのかも知れない」

藤壺の君「……どのような方なのですか?

 官位はいかがなのでしょう?

 忍んでいらっしゃるのですか?※」

黒髪娘「いや。官位はない」

二の姫「まさか!? 無冠なのですか!」

友女房「いえ、そのぅ……。男殿は何と言いますか」

黒髪娘「無冠と云えば、無冠なのだろうな。

 でも、それは云っても仕方ない。

 そもそも宮中に治まるような人ではないのだ」

藤壺の君「どういう事なのです?」

黒髪娘「うぅん。説明が難しいが……。

 ――狐狸か、神仙の類だな」

二の姫「それは……」

黒髪娘「冗談や韜晦ではないぞ」

※当時の恋愛は基本は家デートだった。男性は女性の

家へやってきて、女性の部屋で逢い引きした。

希に牛車デートやお出かけもあった模様。

藤壺の君「……」

黒髪娘「いや信じられぬのも仕方がないし

 信じて頂けなくとも、無理もない」

二の姫「わたしは信じます」

黒髪娘「信じて、くれるのか?」 ぱぁっ

二の姫「ええ。あれだけ表に出なかった黒髪の姫の

 頑なだった性格を花咲かせるように

 綻びさせてくださったのですから。

 それは神仙のような殿方だと思います」

友女房「それは二の姫と云え、余りに失礼なっ」

黒髪娘「は、は……花開く、というか……。

 その……触れたら、花開いてしまった。と云うか……」かぁっ

二の姫「黒髪の姫自身は照れ照れですわ」

友女房「あぅ。姫ぇ」

藤壺の君「そのような深い思いを抱いていらっしゃるなんて」

二の姫「心を決めたのならば

 向き合ってみればいいのです。

 真実の想いが伝わらないなんてあり得ません。

 伝わった後のことは、

 それこそ神仏しかご存じありませんけれど……」



黒髪の姫と恋に落ちた

彼女に毎日でもしてもらいたいのに言い出せない行為・・・フェラチオ

【近親相姦】義母【体験談】

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妻が交通事故で足を骨折し約1ケ月入院する事になり

小学生の子供がいる為、義母が家の手伝いに来てくれる

事になりました。

私は、40歳、妻36歳、義母は59歳、義父は68歳

義父も義母も女房も元教師で、私も小学校の教諭という教育者

一家なんです、義母は昨年まで中学で数学を教えていました

ので、まだまだ元気で、150cmぐらいの小柄で、自慢は

若い時から体形がほとんど変わっていないという事

女房は165cmの大柄で、胸もDカップというグラマー体形

ですが、義母は150cmの小柄で、Aカップというか

すこし膨らみがあるというロリコン体形なんです、初めて女房に

紹介された時には、女房の姉といっても通るんじゃないかと

思った程です

女房の入院も2週間ぐらいになった夜、子供は学校のキャンプで

家におらず、義母と二人だけでした




駅前で拾った風俗の女の子の名刺をわざとポケットに入れたまま

義母に渡しました

何時のように服をハンガーに掛ける時、ポケットに何も入って

いない事を確かめる義母の癖を知ってますので、どんな反応を

示すか興味深々でした

義母は表裏を見てようやく気づいたようで、またポケットに

戻していました

夕食時、子供がいない為、お母さんもビール飲みませんか?

って誘い、二人で雑談し、ある程度酔いが廻った頃 義母が

・さっき変なもの見つけたわよ(笑)

・えっ へんなものってなんですか?

・○○さん、風俗に行ったの?

・わちゃー ポケットに入ってました? まずいもの見られたなぁー

△◆子には内緒にしててくださいね

・それは判っているけど、よく行くの?

・それは独身の時は行きましたが、久しぶりに行ったんですよ

△◆子が入院したんで、溜まってて

・まぁー男の人だから気持ちは判るけど、貴方も教職なんだから

父兄にみられないように注意してね

でも、どんな事をしてくれるの?幾らぐらいなの?

という事を聞いたので、手で出して貰って 1.5万

というと。。。。。

・へーーー 高いのね、早く△◆子が退院しないとね

・退院してもダメですよ、あんまりさせてくれないんです

・そうなの? じゃー今度我慢できなくなったら、私が手で

しようか?(笑)

って、私を挑発するように笑いながら言うんです

義母の笑いが消え、2、3分沈黙が続きました

先にお風呂に入れてもらうは!と言い残して席を立ちました

これはチャンスだと思い、義母が体を洗う頃を見計らい

私も裸になり、お風呂のドアを開けました

義母は驚いたようで

・○○さん、早く出て行って頂戴

・おかあさん、いつもお世話になってるんで、玉には背中を

流させてください

・本当に恥ずかしいから外出て頂戴!

という義母の懇願を無視して、手にボディシャンプを付けて

背中を弄りました、義母は両手をしっかりクロスして胸を

押さえています、私は背中を弄りながら

・おかあさん肌綺麗ですねーー

といいながら、硬く上を向いたものをお尻のあたりに押し付け

ました。義母はビクッとしたようです、無言でお風呂の隅っこ

まで逃げます、後はお互い無言で、脇のしたから胸へ手を伸ばし

干し葡萄のような乳首を刺激しました、義母は目を閉じ、手を胸の

前にクロスしたまま、あきらかに感じています

耳元で、さっき手でしてくれるって言いましたよね! 手でしてくれる前に

まずはおかあさんを気持ちよくさせますね!

というと義母は、小声で『ダメ、ダメ、さっきのは冗談なんだから』

と、うわ言のようにささやきます

無意識に風呂場の隅まで逃げますが、182cmの大きな私は

150cmぐらいの小さな義母を、後ろから覆いかぶさるような

愛撫に逃げる事は出来ません

胸の前にクロスしていた腕の力も段々と弱くなっているのが判ります

そろそろだと思い、右手を義母のデルタ地帯に持っていき、敏感な

部分をまさぐり、中指と薬指で刺激しました

嫌!、ダメ!、お願い〜〜

と小声で懇願しますが、体には力が入っていません

両足を広げて、さらにクリトリスを中心に刺激、左手は乳首

口はふさがれ、じっと久し振りの快感に浸っています

クリトリスが膨らんで来たので、さらに刺激を強めると

あぁーーーーーーーー という声を上げイッしまいました

おかあさん、素敵ですよとか綺麗だーーと耳もとで

囁き、余韻が醒めるまで優しく抱き締めていました

おかあさん、先に出ますね!と言い残して風呂場をでました

義母はされから20分程度して風呂から上がり、リビングに

顔を見せず、義母の寝室になっている6畳の部屋へ

それから30分ぐらい立って、私も義母の部屋へ

電気を消し、布団の中で背中を此方に向けて横たわって

います、私は全裸になり 義母の布団の中に滑り込みました

首に腕を廻し、此方に体を向け、口の辺りに顔を近付けると

義母から舌を絡めてきました

あの清楚で、真面目な元女教師の義母が、娘婿に舌を絡める

なんて、と思ったらもう興奮してアソコはビンビンです

義母を夢中にさせるため、今日は何度もイカせようと

立ち上がって、電気を付けました。

義母は『あっ 嫌!』といいながら蒲団の中に潜り込みましたが

私は、蒲団を思い切り引きはがしました

義母は体を見られないように丸まっています

・おかあさん、もう恥ずかしがらなくていいでしょう!

さっきはお風呂場であんなに感じていたじゃないですか

・お願い、電気消して

・ダメです、おかあさんの綺麗な体を見ならがするんです

ときっぱり云って、義母をうつ伏せにして上からのしかかり

うなじから背中、お尻へと舌を這わせました

硬くなった物をお尻にしっかり密着させ、感触を味あわせながら

後ろからの愛撫をしばらくやり、義母が体をよじりだした頃を

見計らい、太ももを持って持ち上げ、四つんばいの格好にさせ

後ろから、義母のお尻の穴、アソコをもう犬のように舐めました

義母は、理性を忘れて、『恥ずかしい、ダメ、止めて!』と

呟いています、横の洋服ダンスの扉を開け姿見に写るような

態勢に持っていき

・おかあさん、ほらこんな感じで舐められていますよ

こんなにお尻を上にあげると、おかあさんのお尻の穴も

アソコも全部丸見えです

・許して、恥かしいーーー

義母は口では嫌がりますが、私の舌に押し付ける様に、

お尻を上下に振っています、ここで2回目の絶頂を味あわせ

ようと、指でクリを刺激、舌はお尻の穴を刺激すると

5分ぐらいで、『またーーーーー あぁーーーーもうーーーー』

という声とともに果ててしまいました

腰がピクピク痙攣していました、それがおさまった頃、抱き寄せ

舌を絡ませ、優しくキス、もう義母は私のなすがままです

・おかあさん、どうでしたか?感想は?

・ 。。。。。

・お父さんと比べてどちらが上手いですか?

・主人とは、10年近くないの

・えーーじゃーおかあさん10年ぶりに感じたんですか?

・こんな経験生まれて初めてです

その後は、今度は私も気持ちよくさせてくださいと

鏡の前で、フェラさせ、鏡に手をつかせて 後ろから一気に挿入

『わぁーー』という声を発して根本までくわえ込みました

その夜は、2回 義母の中で放出し、私の肩に頭を乗せたまま

熟睡していました、翌朝は、台所で朝ご飯の用意をしている

義母のスカートを巻く利上げ、パンティをずらして、台所で

挿入、放出間際に、ひざまずかせて 口の中に発射!

義母は、始めての経験で放心した様になってました

それからは、月に2度ほど待ち合わせてラブホで義母を満足

させています、お気に入りは、小さなロータでクリを刺激

される事、騎乗位で跨っている最中に小さめのロータをお尻に

挿入される事、アソコの廻りはツルツルに剃られ、娘婿に

絶頂に導かれ、腰を振っています

近親相姦に至るまでの段階で一番エッチな事はやっぱりフェラチオですね

【寝取られ】妻の喫煙【体験談】

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問いただせば簡単に済む問題も、自分が躊躇した瞬間から妻に対する疑いの形に変わって行った。

疑いを解決する方法は色々有るのかもしれない、灰皿を見つけた時に妻に問い詰める方法、或いは吸っている現場を押さえる方法。

いずれにしても、妻がガラムを吸っていた事は明白であり、この段階で私の中には妻の素行に興味が移っていたのかも知れません。

妻は長女の出産を期に一度勤めていた会社を退職したが、長男が生まれてから少しすると、前の上司の薦めもあり派遣社員の形で、また同じ会社に勤めていた。

その会社は、そこそこ名の知られた観光会社である、二度目の時は経験も評価され、添乗の仕事もある事を妻は私に納得させていた。

元来家に閉じこもっているのが似合うタイプの女性ではないと思っていた私は、妻の仕事に口を挟む気はなかった。

行動を起こすでもなく、数日が過ぎたある日仕事も速めに終わった私は同僚の誘いも断り、妻の勤める会社の近くに私は足を進めていた。

妻の素行が知りたいという私の気持ちは、気づいた時には探偵の真似事をさせていました。

町の目貫通りに面した妻の会社は人道通りも多く、人並みの影から様子を伺うにはさほどの苦労は無かった。

午後6時頃現場に着いた私は、15分位でしょうか、探偵気取りで道路の反対側にある妻の会社の出入り口に神経を集中していると、突然聞きなれた女性の声で、私は出入り口から目を離すことになった。

その女性は、妻の会社の同僚の佐藤さんでした。



「奥さんと待ち合わせですか?」



突然の会話に、答えを用意していない私は多少狼狽していたことでしょうが仕事の関係上帳尻を合わせて会話するのは容易でした。






「たまたま近くに居て、仕事が速く終わったので女房を脅かしてみようかと思って」

「大分待ったんですか?」

「そんなでも無いですよ、今来たばかりです。」

「そうなんだ、でも連絡すれば良かったのに、奥さんもう帰りましたよ」

「そうなんですか。」

「今 私と別れたばかりですよ、そこの喫茶店で。」



新婚当時、妻がまだ正社員の頃は何時も夕方6時ごろに会社に迎えに行きデートをした記憶があった私は、

固定観念のみで行動を起こしていた。



「あの頃とは違うんですよ、奥さん派遣なんだから残業はあまりしないのよ。」

「そうなんだ、昔の癖が抜けなくて。」

「お熱いことで、ご馳走様。」

「今追いかければ、駅で追いつくかも?」

「良いんです、別に急に思いついたことなんで。」



多少の落胆を感じながらも、私は好期に恵まれたような気になって会話を続けた。



「佐藤さんはこれからどうするんですか?、もう帰るんですか。」

「特に用事もないし、帰るところ。」

「この前飲んだの何時でしたっけ?」

「大分前よ、2ヶ月位前かな?、武井君の結婚式の2次会以来だから。」



私たち夫婦は、お互いの会社の同僚や部下の結婚式の二次会には、夫婦で招待を受けることが多く、その時も夫婦で参加し、三次会を私たち夫婦と佐藤さんや他に意気投合した数名で明け方まで飲んだ記憶が蘇った。



「あの時は、凄かったね?」

「奥さん凄く酔ってたみたいだったし、私には記憶がないと言ってましたよ。」

「凄かったね、何か俺に不満でもあるのかな?」



頃あいを見た私は、本題の妻の素行を探るべく、佐藤さんに切り出した。



「もし良かったら、ちょっとその辺で飲まない?」

「二人で?、奥さんに怒られない?」

「酒を飲むくらい、この間の女房のお詫びもかねて。」

「それじゃ、ちっとだけ。」





とはいえ私は妻帯者でり、あまり人目につく所で飲むのは、お互い仕事の関係から顔見知りの多い事もあり、暗黙の了解で、人目をはばかる様に落ち着ける場所を探していた。



「佐藤さん、落ち着ける場所知らない?」

「あそこはどうかな、奥さんに前に連れてきて貰った所。」



佐藤さんは足早に歩を進めた。

妻の会社から10分位の所にその店をあった。

幅2メートル程の路地の両脇に小さな店が並ぶ飲み屋街の奥まった所に、その店はあった。

店の名前は蔵、入り口のドアの脇には一軒程の一枚板のガラスがはめ込んであり、少し色は付いているものの、中の様子が見えるようになっていた。

店の中は、喫茶店ともスナックとも言いがたい雰囲気で、マスターの趣味がいたる所に散りばめられた店という感じで、私にはその趣味の一貫性の無さに理解の息を超えるものがあったが、席に着くと変に落ち着くところが不思議だった。

とりあえずビールであまり意味の無い乾杯から始まり、結婚式の二次会の話で盛り上がり、一時間位して酔いも回った頃。

私はおもむろに、女房の素行調査に入った。



「佐藤さんタバコ吸う?」

「吸ってもいい?」

「かまわないよ、どうぞ。」

「奥さん旦那さんの前で吸わないから、遠慮してたんだ」



あっけなく妻の喫煙は裏づけが取れた。

にわか探偵にしては上出来であろう結果に、一瞬満足していたが。

この後続く彼女の言葉に私の心は更なる妻に対する疑惑が深まっていった。



「そういえば、女房はガラム吸ってるよね?」

「でもね、正直言って私は好きじゃないのよね、ガラム。」

「ごめん、最近まで俺もガラム吸ってた。」

「私こそごめんなさい、タバコって言うより、それを吸ってるある人が嫌いって言ったほうが正解かな。」

「誰なの?」

「ご主人も知ってるから、いい難いな。」

「別に喋らないから。」

「○○商店の栗本専務さん」

「栗本専務なら私も知ってる。」



栗本専務言うのは、私たちの町では中堅の水産会社の専務で、私も営業で何度か会社を訪問していて面識はあった。



「どうして嫌いなの?」

「栗本さん、自分の好みの女性を見ると見境が無いのよね。私もしばらくしつこくされたけど、奥さんが復帰してからバトンタッチ。」

「そんなに凄いの?」

「凄いの、そのとき私もあのタバコ勧められたんだけど、それで嫌いになったのかな、あのタバコ。」

「女房も彼に薦められて、吸うようになったのかな?」

「ご主人じゃないとすれば、多分そうでしょうね、奥さんもともと吸わない人だったから。

会社復帰してからですもんね。ここの店も栗本さんに教えてもらったらしいですよ。」



そんな会話をしている内に、夜も10時をとっくに過ぎ、どちらからとも無く今日はおひらきとなり、割り勘と主張する彼女を制止し、会計を済ませた私は店の外で彼女の出て来るのを待つ間、一枚ガラスの向こう側に見えない何かを探しているようでした。



その後の私は、仕事も極力速めに切り上げるようにした。

かといって家に早く帰るわけでもなく、探偵の続きをしていたのです。

毎日はできませんが、できる限り妻の会社の出入り口を見張り、妻の退社後の行動を掴もうと躍起でした。

この頃になると、喫煙の有無は問題ではなくなっていました。

妻がもしや浮気をしているのではないか、私の気持ちは一気に飛躍していました。

だかそれが現実のものとなって自分に押し迫ってくるのに、さほどの時間はかかりませんでした。



長男が生まれた頃から、私は妻に対して新婚当時ほどの興味を示さなかったのは事実でしょう。

それは妻のほうにも言えることだと思います。

ですが、あのタバコの一件以来、私は妻の言動の細部に渡って、観察集中するようになっていました。

今まで何気なく聞き流していた、言葉が気になってしょうがありませんでした。

妻の行動が気になり始めて、1月程経った頃でしょうか。

それは突然やってきました。



「あなた、今度の日曜休めない?」

「家の仕事か?」

「ん〜ん、私日帰りの添乗の仕事入ったから子供見ていてほしいの。無理かな?」

「何とかしてみる。」



私はとっさに承諾に近い返事をしていました。

私の仕事は、日曜がかきいれどきのような仕事ですが。

月に1度位は、土日の休みがシフトで回ってきます。

妻の日帰り添乗という日は、後輩にシフトを交代してもらい、休みを取ることが出来た。

そこで私は考え行動に出ました。

家に帰った私は、妻に予定の日休めない旨を伝えました。



「昨日の話だけど、日曜はやっぱり無理だ、ごめん。」

「そう、お母さんに頼んでみる。」

「すまないな。ところでどこに行くんだ。」

「山形の方よ!」

「誰と、何時から?」



いつもはしない私の質問に、妻は少し怪訝そうに答えました。



「取引先の役員さん達と、社員旅行の下見。」



これ以上の質問を回避するかのように、妻は続けた。



「9時頃会社を出て、夕方までには戻れると思うよ。」



私もこれ以上の質問は、墓穴を掘りかねないと判断し、気をつけて行って来る様に言うと会話を止めた。



当日の朝私はいつもの時間に家を出て、妻の会社の最寄り駅の駅の公衆トイレの影から妻の到着を待った。

この時点では、また素行調査のいきは脱していないが、8時45分頃着いた電車から妻が降りてきてからは、ただの挙動不審の男になっていた。

日帰りの添乗とは行っても、妻は軽装で荷物も手提げのバック1つだけ。

駅から真っ直ぐ南に歩き、2目の信号を渡って左に曲がって200メートルほど行ったところに妻の会社がある。

時計を見て歩き出した妻は、会社の方向へ歩き出したが、1つ目の信号を左に曲がり、目貫通りの一本手前の道路に入ったのでした。

その道路は一方通行で、角から私が除く50メートル程向こうでしょうか、一台のグレーの高級国産車がこちらを向いて止まっており、妻はその車に乗りました。その車はおそらく数秒後には、私の居るこの交差点を通過していくだろう、そう思ったとき、重圧に押しつぶされそうになりながら、車内の構成を瞬時に想像していました。

得意先の役員が数名、それに妻が同行で車の大きさから多くても5名位、まさか二人だけということは無いようにと願う自分も居ました。

考えているうちに、耳に車のエンジン音が聞こえて、その車はスピード落とし左折して行きました。

そのとき車の中には、妻が助手席に一人、後部座席には誰も居らず、運転席には私の心のどこかで、そうはあってほしくない人間の顔がありました。そうです、やっぱり栗本です。

左折しようと減速した車の助手席では、妻が前髪で顔を隠すような仕草して俯いていました。

自分の顔を他人に見られたくないという行動に他ならない。

一瞬私は吐き気を覚えました、何故かは分かりませんが次の瞬間、冷や汗と同時に歩道の上にしゃがみ込んでいました。



その日曜を境に、私はより確信に迫ろうとするのではなく、逆に妻を自分から遠ざけるになって行ったのです。





時折、通る人たちの冷たい視線を感じながらも、しばらくの間動けずにいた私は、体の自由が戻ると朝近くの駐車場に止めてあった車まで着くと、鉛のような重さを感じる体を、投げ出すように運転席に着いた。

しばらくそのままの状態が続き、その間に何本のタバコを吸ったのであろうか、手にしていた箱にはもう一本も残っていなかった。

駐車場を出た私は、すぐ隣のタバコ屋の前に車を止めると、店先の販売機には目もくれず、店の中に入りあのタバコを注文していた。

おつりを受け取るとき、手から毀れる小銭の感覚に気づきはしたが、しゃがみ込んで拾い上げる気力もない私は其のまま車へ向かった。後ろからタバコ屋の店員の呼び止める声がしたが、振り返ることもなく車に乗り込み走らせていた。



タバコ屋を出てから何分経ったであろうか、私の車は港の防波堤の所に移動していた。

最初私は思考のないマネキンのように海の方を身動きもしないで見つめているだけでしたが、時間が経つにつれて数時間前のあの光景が脳裏に蘇(よみがえ)りましたが、思考回路に命令を与えても、考えの整理がつきません。

そんな時、車の後ろのほうから子供の声が聞こえたような気がして、ルームミラーでその声の主を探した。

ミラーの端からその主は現れた、年のころは4才位だろうか、補助輪の付いた自転車を必死にこいでいた。

その子がミラーの反対側に消えるころ、その子の両親らしき二人ずれが、満面の笑みを浮かべその子に視線を送っている姿が、目に入って来た、次の瞬間私の目からは涙が溢れていた。嗚咽することもなく、両頬に一本の線として流れているだけでした。



あたりは日もかげり時間は6時をまわっていました、時間をつぶして夜遅い時間に家に帰る気にもなれず、ミラーで身支度を確認し家へ帰りました。





玄関を開けると、何時もより早い私の帰宅に気づいたのは儀母でした。



「パパお帰りなさい、早かったんですね。」

「仕事の切も良かったので、早めに帰らせて貰いました。」

「麻美(妻)はお風呂ですか?」

「それがまだなのよ、日曜で帰りの道路が込んでいるらしくて、電話がありました。」



それを聞いた私は、初めて計り知れない怒りを覚えました。

私の中では、今日の妻は日帰りの添乗の仕事ではないという前提の基に、遅れる理由を想像するのは容易い事でした。



「そうですか、お風呂先にいただきます。」

「パパご飯は?」

「済ませましたから。」



そういい残して、リビングにも寄らず脱衣所へ向かいました。

風呂場からは、子供たちのはしゃぐ声が聞こえます、服を急いで脱いだ私は、勤めて明るい笑顔を作り浴室のドアを開けました。



「パパだ!」



子供たちは、不意の訪問者を諸手を上げて歓迎してくれました。

思えば子供たちと風呂に入ることなど暫く無かった様な気がしました。

湯船に浸かった私の膝に子供たちが争うように腰掛けます、その時私は昼間の涙の意味を知りました。

また涙が溢れ出て来ましたが、今度は嗚咽を伴い抑えることが出来ません。

それを見た長女か私を気遣い、一生懸命話しかけて来ます。



「パパ、私ね、今日ね、パパよりもっと悲しいことがあったよ・・・・・・パパ泣かないで。」



私の耳にはそれ以上のことは聞こえませんでした、ただ二人の子供を強く抱きしめる事しか出来ませんでした。

風呂場には暫くの間、嗚咽を堪える私の声、父親の悲しみを自分の悲しみのように泣きじゃくる幼い娘、それに釣られるように指を咥えながらすすり泣く幼すぎる息子の声が響き渡っていました。



子供達を寝かしつけて、寝室に入ったのは20時ごろだったでしょう。

妻はまだ帰って来ませんでした、多少冷静さを取り戻した私は、昼間買ったガラムを1本取り出し火をつけました。

机の上の灰皿を持ちベッドに腰掛けて、タバコを深く吸うと最近吸いなれないその味にむせ返りすぐに消してしまいました。

独特の香りが立ち込める部屋に一人でいた私は、部屋の中を物色(ぶっしょく)し始めていました。

何のためにそうするのか、何を探すのか解らないままその行動は続けられた、しかし何時妻が帰ってくるか解らない、作業は慎重に行われてゆきました。

階段の物音に聞き耳をたて、物の移動は最小限にし、クローセットやベッドの飾り棚、考えられる場所全てに作業は行き渡った。

だが、1時間程の苦労も実らず、私の猜疑心を満足させるものは何も見つからなかった。

心臓の高鳴りと、悶々とする気持ちを落ち着かせる為、ベッドに横になって暫くすると、誰か階段を上がってくる足音がしました。多分妻であろうその音は、子供部屋の方へ進んでいった。

その時私は、先ほどの作業の形跡が残っていないか、部屋を見回していた、変化が有るとすれば灰皿の位置がベッドの上の20センチほどの出窓の上に変わっている位だった。

程なくして、子供部屋のドアの閉まる音がし、寝室のドアが静かに開いた。

私の存在に気づいた妻は、目線を下に下ろしたまま後ろでに持ったドアノブを静かに引いた。



「珍しいね、早かったんだ。」

「あぁ、たまたま仕事が速く終わったから、遅かったな、義母さんに聞いたけど、道路込んでたんだって、それにしても随分掛かったな!」



よく見ると、妻はアルコールが入っているのか、頬が少し赤らんでいるように見えた。

クローゼットを開け着替えを始めた妻は、後ろ向きのまま聞いてもいない、一日の行動を説明し始めた。

妻が説明し始めてすぐに、私の心の何処か片隅に有った小さな希望がもろくも崩れ去った。



「一日中バスに揺られて疲れちゃった。」

「バスで行ったのか?」

「そう、お客さんの会社の送迎バスで、事務所に迎えに来てもらってね!」



顔が青ざめていくのが自分で解りました。

それでも妻は、クローゼットの方を向いたまま、子供をだますような口調で話を続けます。



「旅なれた人たちだから、下見というより、飲み会みたいなものね。

一応、予定の場所は見たんだけど、帰りのドライブインで、宴会になっちゃって、出るのが遅くなったら、渋滞に巻き込まれちゃって。」



何も知らない、以前の私ならば、大変だったなご苦労様の一言ぐらい言っていたのでしょうが。



「それでお前も飲んできたのか?、顔が赤いぞ、酒が強いお前が顔に出るんだから、随分飲んだんだな?」

「お得意さんだもの、進められれば多少飲むわよ!」

「コンパニオンじゃあるまいし、顔に出るくらい飲まなくても。」



言葉の端々に棘のある口調になり、エスカレートする自分を抑えきれなくなり始めていました。

その時パジャマに着替えた妻が、こちらを振り向き、謝罪した。



「ごめんなさい、これから気を付ける。」



そう言われると、次の言葉を飲み込むしかありません。

鏡台に座り、化粧を落とした妻はベッドに入ってきた、その時、窓に置いたタバコに気づき、



「また戻したの、タバコ?」

「なんとなく、吸いたくなって。」

「ごめんなさい、今日は疲れたからお先するね。」

「風呂は入らないのか?」

「明日シャワー浴びる、お休み。」



アルコールの勢いも手伝ってか、妻はすぐに寝息を立てて眠ってしまった。

寝息を立てる妻に体を寄せみると、自分もさっきガラムを吸った為か、識別はしにくいがタバコのにおいと、微かでは有るが石鹸の匂いがした。

一日バスで揺られて働いて来た人間が、昨日の夜の石鹸の匂いを維持できるはずも無く、風呂に入らずにすむ理由は、私にとって想像する必要も無かった。



ここまで来ると、私の妻に対する疑いは、かなりの確立で的中しているのは、疑う余地も無い。

でも私は、日ごろ見たことも無い妻のバックを除き見たい感情に掻き立てられた。

妻の眠りの深いことを確認すると、クローゼットを静かに開け、妻がさっき持ち帰りクローゼットの隅に無造作に置いてある手提げのバックを持って、子供部屋へ向かった。

長女の机の電気をつけてバックの中身を見てみた、多少の罪悪感は有ったがそれ以上に私は、

さっき寝室で探しきれなかったものが、このバックの中に有る、あって欲しいと願う気持ちが強かったように思う。

中身を見ていくと、財布、定期入れ、アドレス帳、ハンカチ,等在り来たりのものが目に入った。

取りあえず財布の中身は領収書やキャッシュカード,現金と特に気になるものは無い。

次にアドレス帳、あ行から順に追っていっても、私の知っている知人親戚等これと言って怪しいものは無い。

バックの中身を一度全部出してみると、手前の部分にファスナーで仕切られた部分があるのに気づき、

ファスナーを開け中を見た瞬間、目的は達せられました。

中身は、タバコ(もちろんガラム)に女性用の高級そうなライターそして、ポケットベル。

今でこそ、携帯電話が当たり前ですが、当時はまだ携帯電話は一般的ではありませんでした。

目的を果たした私は、元通りにバックを帰し、ベッドに入りこれからの事を考え始めました。

不思議なものです、自分の考えが裏付けされた今、怒りは頂点に達している筈なのに、妻に対する復讐より先に、我が家の今後のを考える自分がいるのです。

その時、私は思いました。世の奥さんは亭主の不貞が発覚したとき、私のように子供のことや家の事を複雑な思い出、考えあぐねるのだろうと。

妻は相変わらず、隣で寝息とも鼾ともつかい音を立てて寝ていました。

その時私は、妻の髪の毛を掴み揺り起こし、その顔に平手を食らわしてやりたい気持でしたが、奥歯が痛くなるほど悔しさをかみ締めてこらえていました。





悔しさでほとんど眠れなかった私は、朝食もとる事が出来ませんでした。

それにしても、妻の行動は余りにも不用意で、もう少し用意周到さがあっても良いのではと思う気持ちも有りました。

何故なら、私は先日妻の同僚の佐藤さんと二人きりで飲んでおり、それは彼女と妻の関係から、妻に伝わっている筈。

その時の内容を聞けば、自分の秘密の一部が私に解ったしまったということで、他の秘密を守るために何らかの動きがあって然るべき。

私はその日、妻の会社の前で佐藤さんを待ちました。

夕方5時半過ぎ、妻が会社を出ました、それから待つこと1時間、佐藤さんが出で来ました。

何気ない振りをして、私は彼女に近づき声を掛けました。



「佐藤さん。」

「びっくりした!、如何したんですか?」

「これから帰るの?」

「そう、○○さんは?」

「実は佐藤さんを待ってたんだ。」

「私?」

「ちょっと聞きたいことが有って、都合悪いかな?」

「別にかまわないけど、何か怖いな。」



歩きながら、彼女は何の話か有るのか必要に聞いてきましたが、私は話をはぐらかして先日の蔵に向かいました。

店の入り口に近いいて中を見たとき、有ろうことか店の奥まった席に、妻が一人で座っているではありませんか。

私は振り向きざま、佐藤さんの肩に両手を添えて、そのまま後ろ向きにさせると、店の中を見れないようにもと来た道に彼女を追い立てました。



「如何(どう)したんですかしたんですか?」

「満席。」

「へー、そうなんだ!」



予期せぬ遭遇とは言え、自分の不用意さを反省しながら別の店へと足を運びました。

そこの店は私が何度か足を運んだことのある店で、私よりも若い人たち(20〜25才位)が集まる店でした。

サーファーが多くトロピカルな雰囲気の店。

蔵とは違い、目抜き通りに近い店にもかかわらず、彼女は抵抗無く付いてきました。



「ここで良かったかな?」

「私も来たこと有るから!、妹もよく来るし。」

「妹さんいたっけ?」

「ん、それより、話って何ですか、気になるんですけど?」



私は、先日二人で飲んだことを、妻に話したか如何(どう)かを単刀直入に質問した。

彼女から帰ってきた答えは、NOだった。



「だって、あの時私もちょっと喋り過ぎたし、それに麻美さん焼餅焼きだし、麻美さんにばれちゃいました?」

「そうじゃないんだけど、まだ隠れて吸ってるみたいだから。」

「そうなんだ、今日のことも内緒が良いかな?」

「特に問題は無いけど、言う必要も無いかな。」



佐藤さんとの二人の飲み会が、妻に伝わっていなければ、妻の行動に変化が起こるわけも無い筈である。

妻が焼餅焼きという言葉には、いささか驚きました。

何時の時点までなのか、いまだにそうなのかは解りませんでしたが、

少なくとも他の男と関係を持つまでの妻は、同僚から見れば私に対して嫉妬深い女だったのでしょう。



カウンターを含め15席程度の店内は、既に2、3席を残し満員状態、入店してから30分位取り留めの無い話をしていると、店のドアが開き二十歳ぐらい女性が一人入ってきました。



「由香!」

「お姉ちゃん!」

「由香里さんじゃないですか。」

「知り合いですか?(佐藤さん)」

「仕事の関係で、ちょっと。」



その女性は、佐藤さんの妹でした。

驚いたことに、その女性は私も面識のある女性だったのです。

小さな町ですが、偶然というものは恐ろしい、と言うよりは個々の人の情報を知らな過ぎたのかもしれません。

彼女は同じ系列の販売店に勤める、いわば私の同業者でした。

その後もう一人女性が入って来ましたが、妹さんの連れでした。

二人は、ちょうど開いていた席に私たちを両脇から挟むように座ろうとしたため、私が席を移動しようとしたとき、彼女達に肩を抑えられ、上げた腰を同じ席に沈めました。



「そのままで良いですよ。」

「特に積もる話も無いですから、

○○さんさえ良ければ、

ここに座って良いですか。」

「私は良いですけど。」



連れの女性は、佐藤さんとはかなり親しいようで、座った瞬間から何の抵抗も無く会話をしていて、私は必然的に妹の由香里さんと話をするしかなかった。

元々、今日の目的は済んでおり、由香里さんとの会話は新鮮味を感じることが出来たのも事実である。



彼女とは、店舗も近いと言うことからメーカーのイベントなどでも度々話す機会があったため、飲みながら話をしていると、杓子定規な話からプライベートの話に移行するには、時間を必要とはしなかった。

この女性「由香里さん」が妻と私の関係に微妙な役割を持ってくるのは、それから間もなくの事でした。





時間を忘れて、辛さから逃れるように由香里さんと飲み続けていたのでしょう。



「○○さん、そろそろ、明日もあるし?(佐藤さん)。」



私もかなり飲みすぎたようで、時計の針もろくに読めない程でしたが、佐藤さんの問いかけに返事をして、マスターに会計を済ませ店を出ました、皆に挨拶をして少し歩き始めた時、不覚にも吐き気を覚え道路脇で戻してしまいました。

吐き気も治まったころ、背中を摩る手に気づき、すみませんと言いながら振り返るとそこには、今別れたばかりの由香里さんが、中腰の彼女は眉尻を下げて私の顔を覗き込んでいました。

由香里さんは、後ろから私の肘を掴むように支えてくれて、深夜喫茶に連れて行ってくれました。



「少し酔いを覚まして。」

「すみません、少し楽になりました、すみません。」

「そんな姿を、可愛い娘さんが見たら心配しますよ。」

「もう寝てます。」



時計を見ながら答える私、由香里さんが頼んでくれたらしいコーヒーがテーブルの上に差し出されました。

私はまた、すみませんを連呼していました。

かなりの醜態を見せてしまっていた筈です。

水を一気に飲み干し、コーヒーに手を伸ばし一口啜ると、すぐに皿にカップを戻しました。

元々とコーヒーは好んで飲む方で無かった私は、コーヒーの熱さも手伝って、そのカップをまた手にすることは無かった。

タイミングを見ては由香里さんが頼んでくれた、水を3杯程飲んだころには、多少酔いも冷めて来た。



「さっき戻したのが良かったんですね、顔色が大分良いですね。」

「助かりました、すみません。」

「そろそろ帰りましょうか。」



その時の私には、一回り近く年の違う由香里さんに醜態をさらしたという思いから、まともに顔を上げることが出来ませんでした。

通りに出てタクシーを待つ間、正気を取り戻し始めた私は、由香里さんに丁寧に感謝の意を伝えると。



「○○さん、気にしないで下さい、詳しいことは知りませんが、辛い気持ちは良くわかります。」



由香里さんと飲んでいる間、妻の不貞に関する事を知らず知らずに話していたのかも知れません、いや誰かに聞いてもらいたく、間接的に伝えていたのかも知れません。

空車が一台、由香里さんが止めてくれ私を乗せてくれました。

別れ際、タクシーのウインドー越しに由香里さんが言葉を掛けてくれました。



「頑張ってください、私で良ければまたお付き合いしますから。」

「ありがとう。」



深々と頭を下げた私を乗せて、タクシーは走り始めました。



家に着くと、さすがに風呂に入る気にもなれない私は、寝室に直行しました。

寝室のドアを開けた私は驚きました、妻がベッドに腰を掛けて起きているでは有りませんか。



「こんな遅くまでどうした?」

「あなたこそ、如何したの?、2時過ぎてるよ。」

「会社の連中と、ちょっと飲みすぎた。」



スーツをクローゼットの中に脱ぎ捨てるように、下着のままベッドに滑り込んだ。

私のスーツを片付けると、部屋の明かりを落とし、妻もベッドの中に入ってきて、私がまだ眠りについていないのを確認すると、話しかけてきた。



「あなた、何か有った?」

「何でだ?」

「お姉ちゃんから聞いたんだけど!」

「あぁ、なんでもない。」

「でも、あなたが子供に涙見せるなんて!」

「何でもない!・・・・」

「私には、話せない?」



お前が原因だ、などと言えるはずも無く、暫し沈黙が続いた。

妻も、何か感ずるものがあるのか、それ以上の追求は無かった。

いつの間にか寝てしまったようで、体に違和感を覚えた私は少し朦朧とするなか少し目お開けた。

何時もは背を向けて寝ている筈の妻が、私の足に自分の足を絡め、右手は私の胸をまさぐっているではないか、

恐らく私の意識が戻る直前には、股間をまさぐっていたのであろう、下着姿をつけて寝ていた筈の私のトランクスは、そこには無かった。

私の下半身は確かに今まで妻のしていたであろう行為に、明らかに反応していた。

しかし、意識がハッキリするにつれて、これは瞬く間に萎えていった。



「どうしたの?」

「疲れてるんだ、勘弁してくれ。」



吐き捨てるように言うと、妻を押しのけ足元にあったトランクスを手早く身につけると、妻に背を向けて寝てしまいました、いや正確には寝たふりをしました。

背中の向こうでは、妻が下着をやパジャマを直す衣擦れの音が聞こえていました。



翌朝少し頭の痛さを覚えながらも、リビングに降りて行くと、何時もと変わりないように妻が話しかけてきた。



「ご飯食べれますか?」

「いらない、シャワーを浴びたら直ぐ出る。」

「冷たいものでも?。」

「いらない!。」



飲み物は欲しかった、でも妻に言われた瞬間、お前に出してもらいたくない、というのが本当の気持ちだった。

なぜか妻は腫れ物にでも触るかのような、口調だったように感じました。

脱衣所の洗面台の前に立った私は自分の険しい顔をみて驚きました。

この日を境に妻の言動に変化が現れ始めました、言葉使いにいたるまで。







その後も、妻のバックからタバコ,ライター,ポケベルの3点セットがなくなる事はありませんでした。

妻の不貞が確実になる前は、私達夫婦の間にはそれなりの夫婦の営みはありました。

週に1度程度はあったと思いますが、妻の日帰り添乗の日から営みは皆無となりました。

たまに妻から求めてくることはありますが、私の体がそれを受け付けません。

そんなある日、私はメーカーの新車発表会の為、1泊の予定で東京に出張することになりました。

各販売会社から数名が代表で主席して、一般発表する前の新車を内覧するという内容のものです。

会場には千人を超える販売店の人間にメーカーの職員、それは盛大なものでした。

一次会が終わり、地域別の分化会が開かれました。

一次会とは一転して、分化会はこじんまりした感じでした。人数も百人足らず、当然地域別ですから知った顔も多く、その中には由香里さんもいたのです。

メーカーの職員と私が会話をしているところに、一人の女性が割り込んできました、由香里さんです。



「お久しぶりです。」

「お久しぶり。」



前回のことがあるので、少し躊躇している私に由香里さんは、屈託の無い表情でひたしげに会話を進めてくれます。

今日の新車のことや、営業に関する話など、さすがにお互い営業の仕事柄、仕事の話にはこと欠きません。

そのうちメーカーの人間が中座すると、由香里さんが切り出しました。



「この間は、大丈夫でしたか?」

「本当に失礼しました、醜態を見せてしまって。」

「そんな事ないです、辛いときはお互い様です。」

「そういって貰えると、少し気が楽になります。」



そうこうするうちに、文化会もおひらきとなり、人も減り始め由香里さんと二人ホテルのラウンジで、コーヒーでもと言うことになり二人で、ラウンジに向かいました。

内覧会は、東京のベイサイドの大型ホテルを借り切り行われたため、同じホテル内の移動で済すむのです。

ラウンジは、同じような考えの人間で満席状態でした。

それではと、最上階のレストラン,バーと行ってはみたものの、ことごとく満席。

その時由香里さんから提案が。



「しょうがないから、部屋で飲みなおししませんか?、

今日はお互い個室ですし、気兼ねなくお話が出来ますよ!」

「独身女性と二人は、不味くないですか?」

「何かまずい事でも?下心有りですか?」

「そうではないですが、それじゃどっちの部屋にしますか?」



さすがに二十歳の女性、じゃんけんで負けた方の部屋、冷蔵庫とルームサービスは、負けた方が持つという提案です。

その場でじゃんけんです、負けたのは私でした。

クロークから荷物を受け取ると、各自の部屋の鍵を受け取り私の部屋へ向かいました。

その日初めて入った部屋は、10階に有るオーシャンビューの部屋でした。

由香里さんは、窓際に駆け寄り海に漂う船の明かりを見て感激していました。

その場の雰囲気に照れた私は、由香里さんを茶化します。



「夜の海なんてね田舎で見慣れてるでしょ。」

「こんな見晴らしのいいところ無いもん。」



そういえば、岸壁から見る漁火とは大分雰囲気は違うのは事実です。



「由香里さん、なんにする?ビール,ウイスキー?ワインも有るけど。」

「何でも、○○さんは?」

「ビールかな。」

「私も同じでいい!」



缶ビールを二つ持って窓際の応接セットに近付き、1つを由香里さんに渡すと、籐性の椅子に腰を下ろしました。

何を話するでもなく、由香里さんは海を見ているだけでした。

私は田舎に居る妻のことを考えて、視点の定まらない目で由香里さんの方を見ていました。

今思えば、メロドラマの世界です。

妻帯者の私が、心に傷を負い自暴自棄の状態で、家を離れ偶然とはいえ高級ホテルの一室で二十歳の女性と二人きり。

何も無い方がおかしい状態です。



「○○さん、聞いてもいい?」

「何?」

「嫌なら答えなくても良いですよ。」



その瞬間、彼女の質問はおおよそ察しがつきました。



「奥さん浮気してるんでしょ?」

「多分。」

「多分って!。」



雰囲気がそうさせたのでしょう、私は今までの経緯を詳細に話しました。

一通り話し終えると、由香里さんは私の向かい側に座りため息を1つつきました。



「そこまでハッキリしてるんだから、○○さんは如何(どう)するの?」



暫く答えることが出来ずに居ると、由香里さんが立ち上がり私のてお引き、ベッドへと誘いました。



「私で良ければ、奥さんにお返しして!」



正直どこかの段階で、私の方からそうなっていただろう事は否定しませんが、由香里さんの方から行動を起こすとは、予想の範囲を超えていました。



「いいの?」



彼女は何も言いません、後で聞いた話ですが、同情心から始まったのかもしれないが、前に飲んだときから、私の事が気になってしょうがなかったらしい。

部屋での飲み直しを提案したときから、彼女はこうなることを覚悟していた、いや望んでいたと。



私は、彼女のジャケットを脱がせると、シルクのブラウスの上から、乳房を軽く揉んだ。

その時彼女の首筋には、鳥肌のように小さな突起が無数に浮かび上がり、ピンク色に染まっていくのがわかった。

妻へのお返し、というよりは由香里の程よく張りのる、若くて白く透き通るような体を獣のように貪った。

結局その日、由香里は自分の部屋へ帰ることは無かった。





状況を理解したのか、由香里はそれ以上の努力をすることを止めた。



「気になるんだ。」

「・・・」

「今日は、帰りましょう?」



それ以上の会話はなく、ホテルを出ると駅へ直行、最寄の駅

で由香里とポケベルの番号を交換して帰宅した。

家に着いたのは、6時頃だったでしょうか。

私が玄関に入ると、妻が迎えに出てきました。



「お帰りなさい。」

「ただいま。」

「お風呂は?、ご飯は食べますか。」

「風呂入るよ。」

「ご飯用意しておきますか。」

「頼む。」



風呂に入りながら、自問自答を始めました、妻が浮気をしたとしても、私も同じ事をしてしまった。

妻に浮気されたからという理由で、それが許されるのか。

この二日間で私は、妻と同じ立場に立ってしまった。

妻は私の不貞を知らない、また私も妻が不貞をした確証を掴んではいない。

その段階で私は、自分の立場を優位にしようという自己保身の行動を取ろうと考え始めていたのかも知れない。



夕食が済むと、私は片づけが済んだら寝室に来るように妻に告げると、2階に上がり子供部屋を覗いた後、寝室で妻の来るのを待った。

ほどなくして妻が寝室にやってきました。

これから何が起こるか分からない恐怖感に慄くかのように、少しうな垂れながら。



「何か話ですか。」



私は、自分の不貞は妻にはばれていない、妻の不貞は確実であることを自分に言い聞かせ、話を切り出した。



「お前、何か俺に隠してないか?。」

「何のことですか?。」

「何か隠していないかと聞いている、同じことは言わないぞ。」

「突然そう言われても。」



私は、出窓からガラムを手に取り、ベッドの上に放り出した。

少し顔色の変わった妻は、タバコについて喋り始めた。



「ごめんなさい、隠すつもりは無かったの、でも貴方が、タバコを吸うのを嫌うかと思って。」

「だからといって、隠れて吸わなくてもいいだろ!」

「ごめんなさい、早く言えばよかったです、タバコを吸うことは許してもらえます?」

「吸うなとは言っていないだろう。」



ちょっと口調が荒くなってきた私に対して。



「貴方が嫌なら止めます。」



少し間をおいて、妻が私に質問します。



「何時気づいたんですか?」

「前にベッドの下に灰皿を隠していたこと有るよな。」

「はい。」



その時妻は、少し安心したような顔をしたように私は思えた。



「ごめんなさい、貴方が嫌なら本当に止めますから。」

「それはそれでいい。」



これからが本題です、私の心臓は鼓動を早めて行き、言葉も上ずってきました。



「他にはないか?」



妻の顔が青ざめていくのが手に取るように分かりました。

この時私は、今まで心の何処かで99パーセント確実と思ってはいましたが、

妻の反応を見て100セントの確信に変えて行き、自分のことなどすっかり棚に挙げ、妻に対する詰問を開始しました。



「他にもあるだろう?」

「他にはありません。」



妻は震えていました、目には涙を浮かべ始めています。

今までベッド端に立っていた妻は左手をベッドにつき、よろける様に、ベッドに座り込みました。

後ろ向きになった妻の顔は見えませんが、肩が振るえ始めているのは分かりました。

その姿を見たとき、私の中に罪悪感のような物が少し頭をもたげた。



「嘘は止めよう、まだ俺に隠していることが有るだろう。」

「・・・・」

「それなら、俺の方から言おうか?」

「何をですか?」



妻は、声を荒げてそういうと、両手で顔を多い前かがみになってしまった。



「麻美、お前男がいるだろ!」

「何でそんなこと言うの!」



逆切れに近い口調で言う妻に対して、私の罪悪感は吹っ飛び、立ち上がると、クローゼットの中から妻のバック取り出し、そのバックを妻に目掛け投げつけました。

床に落ちたバックを妻は胸に抱きかかえ、私に背お向けました。



「バック開けてみろ!」

「嫌です!」

「開けろって言ってるんだ!」

「・・・」



妻は、後ろを向いたまま、首を横に振るばかりです。

怒り心頭に達した私は、妻に駆け寄り、取られまいと必死になる妻から無理やりバックを取り上げると、

内ポケットから例の3つを出すと、ベッドの上に投げつけた。



「タバコは、分かった。

でもこの高級ライターは何だ?

俺は買ってやった覚えは無い。

そのポケベルは何のためにある?、

お前が何で俺に隠れて、そんな物持つんだ?

説明しろ!」

「他人の者を勝手に見るなんて酷い!」

「お前がそんなことを言えた立場か!」



一度は私を睨み付けた妻ですが、あまりの私の形相に床に座り込み泣き出しました。

その時ドアを叩く音がして、静かに開きそこには、儀父母か立っていました。



「大きな声を出して、どうかしたの?。」

「義父さん、義母さん何でもありませんから。」



とりあえずその場を取り繕って、儀父母を自室に帰しました。





暫くの間妻は泣くばかりで、話そうとしません。

タバコを買ってくると言い残しね私は寝室を出ました。

タバコが無かったわけではありません。

その場の重苦しい空気から、しばしの間逃げ出したかったのです。

近くのコンビニでタバコを買い、遠回りして家へ帰り寝室に入ると妻がいません。

慌てて寝室のドアを開け妻を捜そうとしたとき、子供部屋から声が聞こえました。

ドアを開けると妻が床に座り込み、ごめんなさい、ごめんなさい、何度も子供達に向かって頭を下げていました。



「子供が起きるだろ、向こうへ行こう。」



弱々しく立ち上がる妻、寝室に戻った妻はようやく、意を決したように話始めました。

やはり、相手は栗本です。

長きに渡って私を欺いていた事など、ガラムが好きになった理由等聞かなければ良かったと思う内容の話が続きました。

妻は子供達の為に離婚だけはしないで欲しい、その一点に関しては目を見開き真剣眼差して私に訴え掛けていました。

私が暴力を振るうことなく、妻の話を聞くことが出来たのも、由香里との事があったからだと思います。



人間というのは我がままなもの、私を含め自分に有利な言動をする物です。

辻褄の合わない行動を取ったり、辛い目に合えば楽な方へ直ぐ靡く、後先を考えず行動を取ったりすることも多々あり、感情に左右され安い生き物であることは身を持って感じさせられました。

また、人間の学習能力は時に欲望に負け、同じ過ちを起こしてしまう。





妻の話した事は、私にはとうてい理解出来ませんでした。

栗本はやはり猛烈なアタックをして来たようです。

初めは取り合わなかった妻も、帰り際に会社の近くで偶然遭ったりしているうちに、(偶然を装って待ち構えていたのでしょう)、お茶から始まりそのうち例の蔵へ行くことになったそうです。

初めは好きでも無い人だし、お茶の相手ぐらいと思っていたのが、女性としての魅力を再三に渡り褒められているうちに、妻も有頂天なってしまったらしいです。

その時私は妻の行動があまりにも軽率なのに腹が立って来て、妻を問い詰めました。



私「そんなしょっちゅう誘われていたのか?」

妻「初めは、月に一度か2週間に一度ぐらい、その内週に一回位遭うようになった。」

私「週に一度位会う様に成ったのは何時からなんだ?」

妻「初めてお茶に誘われてから、半年位してからだと思う。」

私「お茶だけにしても、半年も亭主以外の男とお茶を飲むことに抵抗は無かったのか、その後に来るものが想像できなかったのか?」

妻「今思えば、軽率だったと思います。」

私「違うだろ、最初からお前の中に何か期待する物があったから、誘われるままにしていたんだろ。」

妻「最初からそんなつもりは無かった。」

私「嘘を言うな、だったら何故そんな関係になるまで、一度も私に話さなかったんだ。

お前の気持ちの中に後ろめたさがあったからだろ。

その関係を私に知られたくないからだよな!」



妻は言葉を失い、私の吐き捨てるような言葉に、ただ下を向いているばかり、その姿は茫然自失といったようにも見えたが、私にとっては、言い逃れを必死に考えているようにも見え、妻への罵倒にも誓い追求は暫し続いていきました。





私はどんな言葉を妻に浴びせ掛けたのだろう、何時しか自分自身が涙声になっているのに気付き、それを隠すかのように目に入ったガラムを一本取ると、震える手で火をつけて深呼吸するように深く吸い込んだ。

目眩を少し感じながら冷静な自分が戻る間、寝室は静まりかえっていた。

タバコを吸い終えた私は、妻に栗本との肉体関係について質問した。



私「何時からセックスしてた。」

妻「半年位前からだと思う。」

私「何回位栗本に抱かれた?。」

妻「解らない。」

私「解らない位抱かれたのか。」

妻「・・・」

私「俺が知らないと思って、やりまくってたのか?」

妻「そんなにしょっちゅうはいてません。」

私「じゃ、何回なんだ?。」



答えの帰ってこないもどかしさに、また私の声は荒々しさを増していました。

瞬間妻は、体を硬直させ私の目に視線を合わせ10回位と答えました。



私「10回じゃ、辻褄が合わないだろ、

  週に一回は会っていたのに?」

妻「生理の時も有ったし、会うだけで直ぐ帰る事も有ったから、それ位しかしてない。」

私「それ位しかだ、何回であろうがお前のしたことは、

  絶対にしてはいけない裏切り行為だ。」

妻「ごめんなさい。」



妻は突っ伏して泣き崩れた。

私と言えば、自分で回数を問いただしておきながら、行為そのものを攻めていて支離滅裂の感が否めませんでした。

そして確信に迫ろうと、内容を変えていきました。



私「栗本とのセックスがそんなに良いのか?。」

妻「・・・」

私「そんなに俺とのセックスが詰まらなかったか?

  それとも俺のことがそんなに嫌いか。」

妻「貴方のこと嫌いになった訳ではないです。」

私「嫌いじゃないのに他の男とセックスできるのか?

  お前は何時からそんな淫乱女になった。」

妻「ごめんなさい。」

私「もう謝って済む問題じゃない。」



その時の私は、事の前後は有ったにしても、妻と同じ立場であることに気付いてはいましたが、妻の浮気が無ければ私は浮気をしていなかった、そう自分を弁護する気持ちが頭の中を支配していました。



私「とにかく、栗本と話を付けないとな。」

妻「・・・」

私「直ぐ電話しろ。」

妻「今日は勘弁してください、もう時間も遅いし。」

私「時間も何にも関係ない。」

妻「奥さんに変に思われますから、勘弁してください。」

私「いずれ奥さんにも解ることだろ、良いから電話しろ。」

妻「・・・」

私「おまえが出来ないなら俺がする、番号を教えろ。」

妻「解りました、私がしますから。」

私「俺が話がしたいと伝えろ、それで解るだろ。」



別途の脇の電話を手にした妻は、啜り泣きを抑えながらダイヤルし始めた。

掛け慣れているのだろうか、友達の家に電話する時でさえアドレス帳を見ながらすることが有ったのに、その時妻は何も見ることなく、記憶だけでダイヤルしていたのです。その光景を見た瞬間、私は嫉妬心で顔が強張っていくのを感じました。





妻は、受話器を耳に当てたまま、フックを左手の人差し指で静かにきった。



私「何で切る、掛けられなければ俺が掛けると言っただろ。」

妻「ちょっと待って。」



数秒おいてから、また妻は慣れた手つきでダイヤルした。

妻のその行動は、栗本との約束ごとだったようです。

ワンコールの後に再度電話があった時は、妻からの電話という栗本と妻の暗号だったのです。

おそらく、その時奥さんがいれば栗本が静止し電話に出るのでしょう。



妻「もしもし」

栗本「・・・」

妻「私、麻美です。」

栗本「・・・」

妻「主人が・・・」

栗本「・・・」

妻「はい」



妻は受話器を置いた、あまりの会話の早さに私は妻に問いただした。



私「随分早かったな、栗本は何て言ってた。」

妻「掛けなおすそうです。」



妻の電話の内容から不倫の発覚を察知した栗本は、その場を取り繕い、会社の事務所からまた電話すると言い残し電話を切ったそうです。

時間も夜の10時を過ぎていたでしょうか、栗本から電話がある間私は妻を攻め始めました。



私「やっぱり、おまえ達は確信犯だな。あんな約束事まで二人の間にはあったのか?」

妻「・・・ごめんなさい。」

私「結局、栗本にお前の方から電話して誘ってたと言うことか。」

妻「違う、私から誘ったりしてない。」

私「どう違うんだ。」

妻「夜ポケベルに彼から連絡があったときに、私から電話してたけど、何も無い時は私から電話はしていない。」

私「どっちにしろ、連絡に応答していること自体が誘いに応じているという事だろ。」

妻「そういう事になるかも知れません。」

私「なるかも知れないじゃないだろ、自己弁護するなよ。」

妻「はい、すみません。」

私「そのうちお前は、みんな栗本が悪いとでも言い出しそうだな。」

妻「・・・」



妻がまた黙り込むと、我に戻った私はふと気付きました。

もう直ぐ掛かってくる栗本の電話に対して、私自身なんの準備もしていないことに。

どう切り出すのか、何から話すのか、どういう態度口調で望むのか、そんなことを考えているうちに電話がなりました。私に視線を合わせた妻に対して、無言のまま電話に出るよう、顎を動かし指示しました。



妻は電話に向かい、一度深呼吸して気持ちを落ち着けるようにゆっくりと受話器を取った。



妻「はい○○です、」

栗本「・・・」

妻「私、麻美です。」

栗本「・・・」

妻「主人に替わります・」

栗本「・・・」

妻「でも、私は言えない。」

栗本「・・・」

妻「とにかく話をして下さい、お願いします。」



受話器の向こうで栗本が何を言っているのか、私には想像もつきません。

ただ妻が受話器に向かい、泣きながら栗本に私と話をするように頼む姿が見えるだけでした。

私に電話を替わるでもなく、状況に変化の起きない事に腹を立てた私は、妻を怒鳴りつけた。



私「何をウジウジ話してる。」



受話器を手で覆いながら、私の方を向きながら妻が言うには、日を改めてご主人とは話をすると栗本が言っているとの事。

私は我を忘れ妻に駆け寄り、奪うように受話器を取った。



私「おい、日を改めるとは、どういう事だ。」

栗本「・・・」

私「おい、聴いているのか。」

栗本「聞いてる。」

私「聞いてるなら、きちんと答えろ。」

栗本「今日は、お遅いし日を改めて・・・」

私「お前も、こいつも(妻)今日は遅いの何だの、お前たちのした事が解っててそんな事を言ってるのか。」

栗本「・・・」

私「今からそこに行く、どこに居るんだ。」

栗本「明日にして貰えないですか。」

私「だから、何で今じゃ駄目なんだ。」

栗本「・・・直ぐ戻ると、女房に言ってきたし・・・」

私「何言ってんだ、お前の奥さんも呼べはいいだろ、何れ解るんだ。」

栗本「それだけは、勘弁して下さい。」



栗本という男は、私よりも5歳ほど年上でしたが、私の恫喝に近い口調に年齢が逆転したような言葉遣いになっていくのが、私には手に取るように解りました。



私「とにかく今から行く、事務所に居るのか。」

栗本「はい。」

私「奥さんも呼んでおけ。」

栗本「・・・」

私「解ったのか、とにかく行くからそこで待ってろ。」



私は一方的に電話を切り、隣に立っていた妻の袖を掴むと、寝室を後にした。

栗本の会社の事務所は、車で10分ほどのところに有ります。

事務所の前に車を止めると、中から栗本らしい男が出てきて、こちらに向かい頭を下げています。

車から降りると栗本が無言でドアを開けたまま事務所に入っていった。

事務所に入ると、応接室の前で栗本がこちらへどうぞ、賓客を招くかのように、深々と頭を下げた。

私の後ろに隠れるようについて来る妻は終始俯いたままです。

私は促されるままにソファーに座ると妻が私の隣に座ろうとしたので、お前はそっちだと、栗本の隣に座るように指示しました。私に隣に座ることを否定された妻は、声を上げて泣き出した。





妻がソファーに腰を下ろすと、栗本が立ち上がり炊事場の方に行こうとするのを静止し、私は話し始めた。



私「お茶ならいらない、奥さんは。」

栗本「すみません。」



ソファーに腰を降ろしながら栗本がそう言った。



過去に面識の有った栗本の印象は、年下の人間を上から見下すような言動を取る男という印象があったためか、目の前にいる栗本はまるで別人のように思えた。

おどおどして眼が泳ぎ、まがりなりにも企業の専務と言った感じには到底見えなかった。



私「奥さん呼べと言ったよな。」

栗本「すみません。」

私「すみませんじゃないだろ、奥さんを呼べよ、今すぐ。」

栗本「・・・」

私「返事をしろよ。」

栗本「女房にだけは・・・お願いします。」

私「他人の家をめちゃくちゃにしておいて、自分の家は守りたいのか、むしが良すぎないか。」

栗本「すみません、何でもしますから。」

私「馬鹿野郎、そんなに家が大事なら最初からこんなことするなよ。」

栗本「もう奥さんとは会いません、私の出来ることは何でもします。」

私「もう会わない、それで済む問題じゃ無いだろ、その程度の気持ちでお前ら遣ってたのか。」



私は栗本に対して、社会的な立場を認識させる意味も込めてあえて栗本を専務呼んだ。



私「専務さん、これからどうする気なの、俺の家はもう終わりだよ。」

妻「貴方、私が悪かった許して下さい。」



私の怒りが治まりそうも無いことを認識した栗本は、自己保身の言い訳をし始めた。



栗本「○○さん、私も○○さんと同じで婿養子です、妻や儀父母にこのことが知れると、私はこの会社にも居られなくなりのす。」



栗本が婿養子であるということは初耳でした、しかしその身勝手な言い分に私の怒りは増すばかりでした。

このことが私の口から出る言葉に辛辣さを増して行きました。



私「お前ら、セックスがしたいだけで、後のことは何も考えてなかったのか。」

栗本「・・・」

妻「ごめんなさい。」

私「お互い家族のある同士、ばれた時にこうなる事は予想がつくだろ。」

栗本「○○さんの家庭を壊す気は無かったです。」

私「子供みたいな事を言うなよ、実際に壊れたろうが。」

栗本「申し訳ありません、何でもしますから。」

私「だったら、ここに奥さんを呼べよ。」

栗本「・・・」

私「麻美、専務さんはお互いの家庭を壊す気は無かったそうだ、お前はどうなんだ。」

妻「私も同じです。」

私「二人とも後のことは何も考えないで、乳くりあっていたのか、それじゃ、犬や猫と一緒だろ。」



堂々巡りの会話が続き私は怒りが治まったわけではありませんが、栗本という人間の愚かさに呆れ返っていました。



私「これ以上は話をしても無駄のようだから、明日もう一度話をしよう。」

栗本「・・・はい。」

私「明日の夕方連絡をくれ、それまでに奥さんとちゃんと話をしておいてくれ。」

栗本「・・・」

私「お前が話さなければ、俺が話しをするだけだ、事の重大さが解るなら、最低限の誠意は見せろ。」

栗本「・・・」

私「麻美、お前はここに残るか、栗本と話があるなら送ってもらえ、俺はこれで帰る、お前らの顔を見てると虫唾が走る。」

妻「連れて行ってください。」

私「止めたほうがいい。今、車で二人きりになったら、お前を殴りそうだ。」



そう言い残して、私は一人で栗本の事務所を後にしました。家に着き、やりきれない思い出寝室に入ると、間もなく外に車の止まる音がしました。寝室の出窓から外を見ると、栗本の車でした。ライトを消した状態で、5分程止まっていた車から妻が降りると、車は躊躇することなく走り出した。ベットに横たわり妻が入ってくるのを待っていると、ドアが開き妻が足取りも重く寝室に入ってきました。



私「早かったな、栗本と外で何を話してた。」

妻「何も。」

私「何も話さない訳が無いだろ。」

妻「はい、ただもう二人で会うのは止めようって。」

私「もっと早くそうするべきだったな。」

妻「すみません、ごめんなさい。」

私「お前は、この家のことをどう思ってたんだ、

  子供達をどうするつもりだったんだ。」

妻「ごめんなさい、何でもします。」

私「栗本と同じ事を言うのは止めろ。」

妻「ごめんなさい、許して下さい。」

私「許せる訳が無いだろ。」



その言葉を最後に沈黙が続き、妻は子供部屋に行き、私は一睡もすることなく朝を迎えました。





翌朝食事も取らず会社に出た私は、誰も居ない事務所で今日の夜起こるであろう修羅場を想像しながら、自分の席に座っていました。突然肩を揺すられ目が覚めました、いつの間にか眠ってしまったようです。

目を開けると、そこには後輩が心配そうに私を覗き込んでいます。



後輩「先輩どうしたんですか。昨日泊ったんですか。」

私「おはよう、いやちょっと寝てしまった。」

後輩「何か有ったんですか?」

私「別に何も無いよ。」

後輩「なら良いですけど、顔色が悪いですよ。」



普通の徹夜明けならそうでもないのでしょうが、流石に昨日のような状況下での不眠は、精神面が顔に出るようです。



私「ありがとう、大丈夫だから。ただの寝不足だから。」

後輩「それにしても、普通じゃないですよ、顔色が悪過ぎますよ、休んだ方が良いんじゃないですか。今月の予定も達成していることだし。」



本心では、今日は仕事にならないだろうと思っていました。私は後輩の言葉に甘えることにしました。



私「確かに気分も少し悪いし、お言葉に甘えるかな。」

後輩「何時も頑張っているから、少し疲れたんじゃないですか。社長には、代休ということで、私から言っておきます。」

私「ありがとう、それじゃ頼むか。」



後輩を残し、他の社員が出社する前に会社を後にしました。考えを纏める為、私は港にまた車を止めていました。精神の不安定さに加え、睡眠不足が手伝い、考えが纏まる訳もありませんでした。結局家へ帰ることにし、家に着いたのは昼ちょっと前でした。家の駐車場に車を止めたとき、義父の作業用の軽トラックが止まっていたので、昼飯でも食べているのかと思い、玄関を開け居間に顔を出した私はびっくりしました。そこには、居るはずの無い妻と祖父母が三人で神妙な顔でこちらを見ているではないですか。状況は直ぐに飲み込めましたが、私からは言葉が出ません。ちょっと気まずい雰囲気の中、着替えてきますと私が言うと、義父が口を開きました。



義父「着替えたらで良いから、ちょっと話を聞いてくれないか。」

私「・・・解りました、とにかく着替えてきます。」



詳細は別として、妻の今回の件に関しての話であることはいうまでも無いでしょう。

どの様な方向に進むのか、私自身も不安で答えの出ていない状況でした。

着替えを済ませ、タバコを一本吸うと一階の居間に行きました。



私「お待たせしました。」

義父「今日は早かったね。」

私「え、まぁ」

義父「話というのは、麻美のことなんだが。」

私「はい。」

義父「○○君、麻美のことを許してはもらえないか。」

私「・・・」

義父「○○君の気持ちは良くわかる、遣ってしまった事は取り返しのつかないことかもしれない、そこをあえて、お願いする。」

私「・・・」



私は本当に言葉を持ち合わせていませんでした。

今後どうしたら良いのか、誰かに聞きたいくらいだったと思います。

ただその時自分が持っていたものとすれば、男としての見栄、寝取られ裏切られた男の嫉妬と怒りそれしかなかったように思います。



義父「子供達のことも有るし、何とかお願いできないか、頼む。」

私「これからの事は、私にもまだ解りません、でも夫婦としては遣っていけないと思います。」

義父「それじゃ、麻美を離縁するのか。」

私「・・・」

義父「年寄りが頭を下げているんだ、何とか考え直してくれ。」

私「子供のことは、私もこれから考えて行きます、しかし今の俺には麻美とやり直す自信は・・・」

義父「君がもし、この家から居なくなったら、孫達も住む家がなくなってしまう、この通りだ、穏便に頼む。」



その義父の言葉に、人間の本心を見たような気がしました。

義父としてみればどんな娘であれ、血を分けた娘は可愛い、婿が居なくなれば家も手放さなければならないかも知れない、孫の為とは言っていたが、家を手放したくないだけではと、これは私の僻みかもしれないが。



私「子供達の事や家のことは、これから考えて行こうと、・・・」

義父「麻美、お前も謝れ、お前のした事だ。何ていうことをしてくれた、世間にどう言い訳する。」



義父の本心が見えたような気がしました。やはり、家の事と世間体なのかと、話をしているうちに私のも少し興奮し始め、まだ決めてもいない事を口にし始めました。



私「今日相手と話をします、これからの事はその後で考える事になると思います。」

義母「パパ、麻美も反省しています。子供達の為にも何とかお願いします。」

私「ですから、離婚するにしても子供の親権の問題も有りますし、家のローンのことも有りますし。」



私の言葉に、義父は黙り込み、義母は泣き崩れました。ただ妻だけ覚悟を決めたように下を見たままでした。またその姿は、私にとっては開き直りにも見えました。思わず追い討ちを掛けるような言葉を私は続けてしまいました。



私「話によっては、麻美が相手と再婚と言うこともありますし。そうなれば家のローンも問題なくなります、ただ子供は私も手放したくないですから・・・」



この言葉を聴いた麻美は突然私にしがみ付き、物凄い形相で許しを乞い始めました。



妻「私は栗本とはもう会いません、私が馬鹿でした、貴方を二度と裏切ることはしません、栗本と再婚なんて言わないで下さい、本気じゃ無かったんです、子供とは離れて暮したくない、貴方離婚しないで、お願いします、許して下さい。」

私「とにかく、今日の話が済んでからにしようよ。」

妻「そんな事言わないで、分かれないと言ってくださいお願いします。」

私「お前も今はそう言ってても、これから俺と一緒に居るより、栗本と一緒になった方が幸せかも知れない。俺との生活の不満を埋めてくれた奴だし。」



泣きすがる妻をなだめる様に、私は静かに言葉を掛けました。本当は心の中で、もっと思い知れば良いと思っていたはずです、自分の陰湿な性格の部分がこの時目覚めたのでしょう。





多少妻に対しての恨みを吐き出し、その場を離れて寝室に戻った私は、今晩のことを考え始めました。

栗本はどう出てくるだろう、どう対処したら良いだろうか。

栗本の出方次第で状況はかなり変わってきます。

色々シュミレーションをして見ますが、どれもこれもいい結果は導き出せません。

嫉妬とプライド、妥協点などある訳がありませんでした。



子供部屋から声が聞こえました、子供達が帰って来たようです、寝室を出た私は子供部屋のドアを開けました。

そこには子供達と妻が居ました、子供達は私の顔を見るなり駆け寄ってきます、両足に絡まりつく幼子達は、あまりにも無防備で頼りない存在です。

その姿は、私の中の母性とでも言うのでしょうか、一挙に気持ちを高めました。

この子達を守らなければならない、そんな気持つの高まりは自然と子供達を抱き寄せる腕に力を増やさせていきます。長女がまた口火を切ります。



長女「今日は、パパもママもお休みだったの。」

私「そうなんだ、でもねこれから大事なお話があるから、お外で遊んでおいで。」



少しいぶかしげにしながらも、弟の手を引いて近くの公園に遊びに行く長女を見送りました。

その光景を見つめていた妻は、今までに無く大きな声で泣き出し、目からは大粒の涙がこぼれ落ちていました。



私「あの子達の事は良く考えないといけないな。」

妻「・・・はい。」

私「お前と、醜い争いはしたくは無いが、私もあの子達を手放す気は無い。

  ただ、子供達を引き離す結果になることもあるかも知れない。」

  法律は、私の方にばかり味方してくれないだろう。

  もし私がこの家を出れば、事の始まりは別にして、お前の方が、子供達にとって生活し易い環境に見えるかもしれない。

  母親であり、仕事も持っていて祖父母も同居、ローンは残っているにしても持ち家。

  さらに再婚相手も居るとなれば、独身男の俺よりは格段に有利だ。」

妻「彼と再婚なんてしません。」

私「今はな。」

妻「絶対にありません。」

私「何でそう言い切れる、

  好きになった男、それもセックスまでした男、

  私と別れれば、もう何も障害は無い。

  栗本にしても、奥さんと離婚ということになれば、

  お互い好都合だろう。

  体の愛称もいいようだしな。

  儀父母さんだって、家のローンの心配をしなくていい。」

妻「あの子達の父親はあなただけです、許してください。

  彼とはもう会いません。」

私「だから、何を許せというんだ。」

妻「・・・」

私「他の男を愛したお前を許せる程、包容力のある男ではない。」

妻「愛してません。」

私「誰をだ、私か。」

妻「いえ、栗本のことです。」

私「愛していない男とセックスが出来るか。」



そういいながら、私の脳裏に由香里との事が浮かびました。

確かに、その時の自分の精神状態から由香里と結ばれたのは事実でしょう。

しかし、私も由香里を愛してセックスしたのか、良く分からない部分が有ります。

しかし由香里のことが好きになり始めている自分が居るのも事実でした。







家庭が崩壊状態だというのに、当事者を除いては生活は坦々と時を刻んでいきます。

夕食も済ませ、子供達も眠りに着き、イライラしながら栗本からの電話を寝室で待ちました。

妻も片付けを終わらせ、寝室の鏡台に俯いて座っています。

私といえば、結論の出ないままベッドに横たわり、タバコをふかしているだけでした。

八時丁度にその電話はなりました。

私はベッドから飛び起きると、電話に出ようとする妻を制止し、受話器をとりました。



私「もしもし、○○です。」

栗本「栗本です、遅くなってすみません。」

私「奥さんと良く話し合ったか。」

栗本「・・・はい。」

私「でどうする。」

栗本「出来ればお会いしてお話を・・・」

私「当然だね、電話で済むむ問題じゃない。」

栗本「出来れば昨日の事務所で・・・」

私「良いよ、お互い家族には心配かけたくないからね。」

栗本「すみません。」

私「直ぐに出るから。」



車で事務所に着くと、既に栗本は着いているらしく事務所には明かりがついていました。

車を降りると、昨日と同じように栗本が入り口で出迎えました。

事務室に入ると小柄な女性が一人、こちらに向かい深々と頭を下げていました。

その人が栗本の奥さんであることは状況からして疑う余地は有りません。

顔を上げたその人は、年齢は私より少し上に思えましたが、顔立ちの整った綺麗な女性でした。

しかしその目元は少し腫れ上がり、昨日か今日かは分かりませんが、夫婦間で我が家同様の修羅場が展開されたことを私に想像させました。

栗本の奥さんに小さな声で着座を促され、ソファーに座ろうとすると、妻が私に何か訴えかけているが分かりました。

昨日は、私に栗本の隣に座るよう言われた妻は、今日は貴方の隣に座らせて欲しいとでも言うような目つきで私の顔を覗き込んでいました。

私が隣に座る様に伝えると、安心した様に妻は腰を下ろしました。

栗本の奥さんがお茶を持ってくる間、会話も無くただ重苦しい時間が数分間流れました。

奥さんが私の向かいに座り、その後から栗本が妻の向かい側に座りました。

最初に話し始めたのは、栗本の奥さんでした。



奥さん「この度は、主人が大変なことを、申し訳ありません。」

私「奥さんに謝って貰おうとは思ってませんから。」

奥さん「でも、主人のしたことで、○○さんにご迷惑を・・・」

私「私の妻も同罪ですから。」

妻「申し訳ありません・・・」

私「専務さん、それでどうしますか。」

栗本「もう奥さんとは会いません。

   本当にすまない事をしたと思っています。

   許してください。

   謝って済むことでない事は十分分かっていますが。

   今はそれ以外に出来ることがありません。」



そう言われた私は、返す言葉がありませんでした。

栗本が、もう少しお互いに非がある有る様な言い方でもすれば、売り言葉に買い言葉で話はエキサイトしたのかも知れませんが、栗本の顔は、一晩でこんなに変わるのだろうかと思えるほど窶れて見えました。

私が拳を握り、返答に困っていると、奥さんが話し始めました。



奥さん「昨日、この人から今回の件を聞きました、○○さんには、大変申し訳ないと思っています。

    男として、けじめをつけなければならないと思います。

    ○○さんの気持ちが治まるようにするには、どのようにすれば良いでしょうか。」



奥さんの言葉に私は、また言葉を失いました。

奥さんにしてみれば、妻は夫を寝取った女、しかし妻を責めるどころか、夫の後始末を気丈にも行っているのです。

ただ妻の浮気に動揺して、話の場に結論すら持ち合わせていない私に比べて、奥さんの言動は女性の強さを感じさせられるばかりでした。



私「奥さんは、どうしようとお考えですか。」

奥さん「大変失礼とは思いますが、

    慰謝料という形でお話しするしかないと。」

私「すみません、私はお金が欲しくて話し合いに来たのではありません。」

奥さん「ですから、失礼とは思っています。」

私「奥さんを攻めているわけでは有りません。

  ただ、専務さんがどういうけじめをつけるのかが聞きたくて。」

奥さん「この人も反省してます。

    手前どもの家も感じやすい年頃の子供が居ます、

    私もこの人を許すことは出来ませんが、

    子供のことを考えると、直ぐ離婚と言うわけにも行きません。」

    ○○さんにしてみれば、社会的な制裁を望んでおられると思いますが、

    今はそれが出来ません。



奥さんにそこまで言われると、何の反論も出来ませんでした。

もともと妻や夫のある身、喧嘩両成敗は仕方が無いことは分かっていました。

しかし、私は遣り得的な状況だけは嫌だったのですが、奥さんにあそこまで言われれば、男として妻を繋ぎ止めて置けなかったおいめもあり、引き下がるしかないと思いました。



私「慰謝料はお互い様ですから、請求するつもりは有りません。

  私は、今後こいつと遣っていけるかどうかわかりません。

  私の方からも奥さんに一言お詫びいたします。」



結局、気丈な奥さんに優柔不断な男達が、仕切られた形で話し合いは終わりました。

終始私と奥さんが、会話するのみで当事者の二人は会話に入ることはありませんでした。

改めて栗本の小心さには驚かされました。

帰りの車の中で私は妻に言いました。



私「あの男のどこが良かったんだ。」

妻「・・・ごめんなさい。」

私「俺はあの男以下ということだよな。

  自分が情けないよ。」

妻「そんなこと無いです、ごめんなさい。」

私「だったら何故、あの男と寝た。」



妻から返事が返ってくることは有りませんでした。





部屋に帰ると、私達夫婦の間には、出掛ける前よりも一層距離感が増したような気がしました。



私「これで終わったと思うなよ、俺達の事はこれから始まるんだからな。」

妻「そんなこと思ってません。

  簡単に許して貰おうとは思ってません。

私「そこからもう違うよ、俺がお前を許せるわけが無いだろ。

  もし俺がお前を裏切って浮気してたら、お前は俺を許せるのか。」

妻「私にそんな権利は無いです。」

私「そうじゃない、俺がお前を裏切っていたらとしたらだよ。」

妻「解りません、今の私には。」



今私が、由香里との関係を妻に伝えれば、妻の気持ちは直ぐに解るでしょう。

逆上するか、それとも自分の立場を理解した上で、穏便に済ませるか。

しかし私は、この時点で由香里との事は妻に伝える気は一切なく、この答えを知ることを意識的に先延ばしした。



私「お前に聞いておきたいことがある。」

妻「はい。」

私「栗本のことが好きなのか。」

妻「・・・解りません。」

私「そうやって誤魔化すのは止めろよ。

  さっきも言ったが、お前は好きでもない男とセックスが出来るのか。」

妻「本当に解らないんです。」

私「それじゃ、何であいつに抱かれたんだ?

  言ってみろ、理由があるだろ。

  俺とのセックスに不満があったのか?

  それとも、生活が嫌になったか?」

妻「・・・」

私「本当はあいつのことが好きで、セックスがしたくて堪らなかったんだろ。」

妻「・・・違います。」

私「何が違う、どう違うんだ言ってみろ。」

妻「彼と寝たのは弾みだったんです、

  初めからそんなことする気は無かったんです。」

私「それなら聞くが、セックスする前に栗本と会っていたことを何で俺に隠してた。」

妻「それは、貴方が嫌がると思って。」

私「普通の男は、自分の奥さんが他の男と、しょっちゅう二人で逢っていれば嫌がると思うぞ。

  お前は、俺が他の女と二人きりで、しょっちゅう会っていても平気か。」

妻「すみませんでした、ごめんなさい。」

私「お前が俺に黙っていたのは、何(いず)れあいつとセックスすることを期待していたからだろ。

  そうでなければ、黙って逢ってた理由が見つからない。」

妻「ごめんなさい、もうしませんから。」

私「麻美ね本当の事を言えよ、あいつと寝たいと思って付き合っていたんだろ。」

妻「・・・そうかもしれません。」

私「あいつと寝てからも、俺ともセックスしていたのは何でだ。

  あいつや俺に悪いとは思わなかったのか。

  あいつとの事がばれない様に、しょうがなく俺とも寝てたのか。」

妻「そんな積もりは有りませんでした。

  栗本とは、何(いず)れ別れる積もりでした。」

私「ばれなければ、これからも続ける積もりだったのか?」

妻「今更言っても、言い訳にしかなら無いけど、貴方に申し訳ないという気持ちは何時も有りました。

  でもずるずると、続けてしまいました。

  こんなことになって初めて自分のした事が大変なことだと気付きました。」

私「そんなことにも気付かないくらい、あいつとのセックスが良かったのか。」

妻「そんな言い方しないで下さい。」

私「でも、ずるずると続けていたのがその証拠だろ。」

妻「そんなにセックスが良かった訳では有りません。

  ただ、こんな事を言うと貴方に嫌われるかも知れない気と、最初は貴方以外の男性に興味があったのかも知れない。

  それがたまたま、栗本だったんだと思います。

  だけど直ぐに止めなければと思い話したんだけど、かえって呼び出しが多くなって、最近では貴方が家に居るときまで、電話が来るようになってしまって、しょうがなく逢いに行くと、結果そうなってしまいました。」

私「つまり、結果はどうあれ、お前も承知の上で浮気したのは間違いないということだな。」

妻「本当にごめんなさい。

  貴方のことが嫌いになったわけではないです。

  栗本とのセックスが貴方より良いからじゃないです。

  気の迷いてです、許して下さい。」



何処まで本当か、そんなことはこの時点で私にとっては、さほどの意味は有りませんでした。

妻が他の男と寝ていた、その事実だけは私の心に重く圧し掛かっていた。

私だけの妻であって欲しかった。



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「おめでとう」

「いや〜 おめでとう御座います」

何がおめでとうなのでしょうか・・僕にはさっぱり意味はわかりません。

人間拍手をする時っておめでとうって気持ちになるのでしょうですか。」

私「そうです。」

由香里「ちょっと決まりの悪い分かれ方だったから、

    ちょっと気になって。

    外からまた電話貰えませんか。」

私「また後で電話します。」



仕事が終わったのは7時30分ごろでした。

事務所を出た私は、由香里に電話を入れる前に自宅に電話を入れました、やはり妻のことが気になりました。

自宅に電話を入れると、義母が電話に出ましたが直ぐに妻と変わりました。



妻「麻美です、すみません。」

私「帰ってたのか。食事はいらない。」

妻「仕事ですか。」

私「飲み会になりそうだ。」

妻「分かりました、気をつけて。」

私「遅くなるから、俺のことは気にしないで好きにして良いぞ。」

妻「・・・」

私「それじゃな。」



陰湿です、妻に何か嫌味めいた言葉を言わないと気がすまないのです。

妻がどう取ったかは分かりません、俺のことは気にしないで好きにして良いぞといったのは私の妻に対する嫌味の言葉でした。



由香里のところに電話すると、直ぐに由香里が出ました。



私「○○です。」

由香里「無理言ってすみません。」

私「いやそんなことは無いよ。」

由香里「家の方はどうですか。」

私「・・・。」



事の次第を電話で話していると、私の声を遮る様に由香里が言い出しました。



由香里「私の部屋に来ませんか。」

私「お姉さんは・・・」

由香里「○○さん、私一人暮らしだよ。」

私「そうなんだ。」



私と由香里は一度は関係を持った仲です、由香里の誘いを断る気持ちは一切ありませんでした。

むしろ家に帰りたくない気持ちのほうが強く、引き寄せられるように由香里のアパートに向かいました。

仕事柄、土地勘は有る方で、教えてもらったアパートは直ぐに見つかりました。

真新しいそのアパートは、如何(どう)にも女性の好みそうな外観で、私には場違いのような気もしました。

由香里の部屋は二階の奥にありました、チャイムを鳴らすと同時にドアが開き私は一瞬戸惑いました。



私「びっくりしたよ。」

由香里「足音聞こえたから、待ってた。びっくりしたね、ごめんね。」



少し悪戯ぽい仕草が、私に笑顔を取り戻させた。

その時由香里の言葉に変化を感じましたが、でもその時の私はそれが嬉しく感じられました。

玄関に入り靴を脱ぐと、由香里は私の靴をそろえ、手に持ったバックを取り上げると、私の手を引き六畳ほどの居間に連れて行きました。

私の手を握る由香里の手には力が入っていたように思え、私も力を入れ握り返していました。

私と由香里は電話した時点で、お互いを求め合っていたのでしょう。







居間に立ち尽くした私達に会話はなく、握り合った手を寄り強く握り合いました。

由香里の手から私のバックがカーペットの上に静かにおかれた、私は由香里を後ろから抱くようにそっと右手をふくよかな胸元に回した。

由香里の首筋に顔を近づけると、シャンプーの香りがした。

初めて結ばれる訳ではないのに、まるで初めてのように鼓動は高鳴り次の行動に移れません。

雰囲気を察したのか、振り向きざまに由香里が私の唇に軽くキスをすると、小さなキッチンに向かいお茶の支度をし始めた。



由香里「座ってて。お茶、紅茶、それともコーヒー?」

私「何でも。」

由香里「それじゃ、紅茶にするね。」

私「あぁ、何でも良いよ。」

由香里「コーヒーあまりスキじゃないでしょ?」

私「あぁ。」

由香里「この間ホテルでもほとんど呑んでなかったもんね。」



見透かされていました、と言うより由香里はそれほどに私の事を気にしてくれていたのだ思いました。

私は居間の隅においてある少し低めの小さなソファーに座りました。

間もなく由香里が紅茶を入れて持ってきました。

テーブルに紅茶のカップを二つ並べておくと、私の隣にきてソファーの真ん中よりに座っていた私に対して、お尻で割り込むように隣に座りました。



由香里「ソファーちょっと小さいね、お茶どうぞ。」

私「ありがとう。」



本当に小さなソファーです、しかも低い位置なので二人で座ると、たち膝か足を伸ばさないと座れません。由香里はラフなスエットの上下を着ています。飾らないその服装に少しは気持ちが落ち着いてきましたが、鼓動はなかなか正常を取り戻しません。



由香里「大変だったね。」

私「ん。」

由香里「その話は、今日は止めようか?」



その時私は由香里に話を聞いてもらいたい気持ちと、そんな話をするのは止めて由香里を抱きたい気持ちを天秤に掛けていました。紅茶を持つ手が少し震えています。



由香里「緊張してる?」

私「少し。女の子の部屋なんて滅多に入らないし。」

由香里「そうなんだ。」



由香里が突然テレビをつけた。野球放送やクイズ番組、チャンネルが定まらないまま、アパートの家賃話や、仕事の事など暫くの間取りと目の無い話が続きました。いつの間にか、テレビの画面がドラマのラブシーンになっていました。



由香里「なんか、ちょっと恥ずかしいね。」

私「ん・・・」



お互いきっかけを待っていたのてしょう、どちらからともなく、また手を握り合いました。

その間画面から目を離すことはありませんでした。

ラブシーンが盛り上がってきたとき、由香里が私に寄りかかってきました。

ここまでくればもう気持ちを抑えることは出来ませんでした。

スエットの上着を捲くりあげていました、さっきは気付かなかったのですが、由香里はブラジャーをしていませんでした。

豊満な乳房に小さな乳首私が口に含むと乳首が見る見るうちに硬い突起と化していきました。



由香里「○○さん、ちょっとまって。スーツ駄目になっちゃう、隣の部屋に行こう。」



由香里は立ち上がると、隣の部屋へ行きました。私も立ち上がると由香里の後を追いました。

寝室には女の子が寝るには充分すぎる大きさのローベットがありました。

由香里は振り向くと、私のスーツや下着を夢中で脱がせ始めました。

私がトランクス一枚になると由香里は後ろを向き、自分の服を脱ぎ始めました。

スエットの上を脱いだ瞬間私のは由香里をベットに押し倒していました。

由香里に抵抗はありません、押し倒された状態で由香里は自分からスエットの下と下着を一気に脱ぎ捨て、私のトランクスをも取り去りました。

一糸纏わぬ二人は、唇を奪い合うように吸い合い、長い長いキスを交わしました。

由香里の性器に状態を確認することもせず、私は由香里の奥深く陰茎を差し込んでいました。

由香里もその時を待っていたかのように、私の腰の辺りに両足を絡め、喘ぎ声を上げています。

何故か前回にもまして、私は数分で絶頂に達してしまい、由香里の腹の上に果ててしまいました。



私「ごめん。」

由香里「ん〜ん、気持ち良かったよ。

    私、この間もそうだったんだけど、○○さんの気持ちが良いんだ。」



可愛いことを言ってくれます。

妻とするセックスでは、こんなに早く行くことは最近ありませんでした。

由香里とのセックスは、新鮮で必要以上に自分を興奮させ、短時間で果てさせたのでしょう。



私「タバコ吸っても良いかな。」

由香里「灰皿持って来るね。タバコはスーツの中?」



立ち上がった由香里は灰皿を手に戻って、スーツのタバコを探し当てると、私に渡しました。

私がタバコを口にくわえると、すばやくライターを出し火をつけてくれます。



由香里「美味しい?」

私「あぁ。」



由香里はタバコを吸う私の顔を微笑みながら、少し潤んだ目で見つめています。



由香里「シャワー浴びる?」

私「これ吸ったら。」

由香里「私先に浴びて良いかな?」

私「いいよ。」



由香里が浴室に入って直ぐにタバコを吸い終えた私は、由香里のシャワーを浴びているところを想像していた。

その時、妻のことは、頭のから完全になくなっていました、忘れたいと言う気持ちがそうさせていたのでしょうか。

由香里の若い体を想像すると、私の陰茎は見る見る回復していきました。

気がつくと、私は浴室のドアを開けていました。

そこには、想像通りの光景がありました。

私に理性はありませんでした、由香里に抱きつき胸に吸い付き、性器を弄っていました。



由香里「駄目、ここは隣に聞こえるから。」

私「ごめん、我慢できない。」



由香里の手を私のいきり立ったペニスへ導くと、由香里は目を潤ませて、抵抗をやめ私のする事を受け入れてくれました。

ディープキスを繰り返し、由香里は私のペニスを口に咥え、長いフェラチオしてくれました。



由香里「ベットへ行こう。」

私「ん。」



浴室を出て、体を軽く拭くと寝室に行く数メートルの距離も、一時をも惜しむように唇を重ねあい、転げるようにベットに着きました、私直ぐにペニスをバギナに押し込みました。

長い注挿の後、由香里と共に果てることが出来ました。

またタバコを吸うため由香里から離れ、仰向けのなってタバコをタバコを吸っていると、由香里が愛しそうに私のペニスを摩っていました。

その時突然、私の脳裏に妻が栗本と同じ事をしている光景が浮かんできました。





気になるとどうしようもなくなる、まだ妻に対する嫉妬や未練があるのは認めますが、体までそれに反応してしまいます。

由香里に申し訳ない気持ちと同時に、自分にも腹が立ってきます。

由香里との行為に集中しようとしても、あらぬ妄想が膨らみペニスは萎えて行くばかりです。

それに気付いた由香里は、体を起こしシャワーを浴びに行くと一言残し浴室へ消えた。

浴室から戻った由香里は、下着とスエットの部屋着をきると台所に向かった。



由香里「紅茶でいいね。」

私「ありがとう。」

由香里「ごめん、先にシャワー浴びる?」

私「あぁ、そうするよ。」

由香里「じゃ、上がったら入れるね。」

私「ごめん。」



ベッドから浴室に向かう途中、由香里と擦れ違うと、由香里が私の行く手を遮り、軽くキスをして「行ってらっしゃい」

とはにかむ様に言う。

体を洗い終え、浴室から居間に向かうと、レモンの輪切りを添えた紅茶が、テーブルの上に並べてありました。



由香里「お帰り、早かったね。」

私「さっきも浴びたから。」

由香里「そっか。」

私「さっきはごめん。」

由香里「そんなこと無いよ、

    気にしないでょ。」

私「本当にごめん。」

由香里「気にしてないから、

    もう言わないで。」



由香里の言葉に頷きながら、紅茶を啜りました。

何だか暖かい気持ちになれました。

その時の私には、ここほど居心地のいい場所は無いような気がしました。



由香里「今日はもう帰ったほうがいいね。」

私「あぁ、そうか。」

由香里「深い意味は無いよ、でも昨日の今日だし、奥さん気になるでしょ。」



紅茶を飲み終えると、身支度をして玄関に向かいました。

後ろから私のバックを持って、由香里が付いて来ます。

靴を履き立ち上がり由香里の方を振り向くと、バックを私に渡すなり抱きついてきました。



由香里「また、連絡してもいい?」

私「もちろん。」



暫しキスをしながら、なごり惜しみながらも由香里の家をあとにしました。

家に着くと時間は12時を過ぎていました。

寝室に上がると妻がまだ起きていました。

私から視線を離すまいとするように、クローゼットの前に立つ私に話しかけてきます。



妻「お帰りなさい、車で帰ってきたんですか?」

私「あぁ。」

妻「飲み会じゃなかったんですか?」

私「俺はほとんど飲んでないから、

  酔いを覚ましてから来た。

  それより、こんな遅くまで起きてて良いのか、

  明日も仕事だろ。」

妻「はい、

  そのことで、お話が。」

私「話、なんだよ。」

妻「私、会社辞めたほうがいいと思って。」

私「何でだ。」

妻「あんな事してしまったし、貴方が嫌じゃないかと思って。」

私「別に仕事は関係ないだろう。」

妻「はい。」

私「シャワー浴びてくる。」



別にシャワーを浴びたくは無かったのですが、由香里との事が妻に気付かれるような気がして痕跡を隠すためだったと思います。

シャワーから出てくると、妻はまだ起きていました。



私「まだ、起きてたのか。」

妻「私の事、嫌いになりましたか?」

私「好きか嫌いか、そんなこと言われても、私にその答を聞くのは、酷じゃないか。」

妻「そうですね、ごめんなさい。」

私「ただ、今言えることは、前のようにお前を見ることが出来ない。

  これからもおそらく、お前にはまだ俺の知らない部分が有るような気がする。

  もしそうであっても、これ以上知りたくも無い。」

妻「私と離婚したいと思ってますか?」

私「その事は今考えている。」

妻「私を殴ってください、私は貴方を裏切った、気の済むように殴ってください。」

私「殴っても昔に戻れる訳じゃないだろ。」



妻は顔を曇らせたまま、何も答えませんでした。一度開いた溝を埋めることはそう簡単では有りません、妻もそれには気付いていた筈です。







不倫は基本的には秘め事です。

その事実が白日に曝された今、妻の栗本に対する気持ちも急速に冷めて行ったようです。

いや元々妻にしてみれば、火遊び程度だったのかもしれませんから、栗本に対してそれ程の執着心は無かったのかも知れません。

それが私にとっては、逆に妻に対して辛く当たらせる原因になって行きました。

不倫をした妻当人が、ほんの数日で平静を取り戻し始めているのに、裏切られた私が辛い気持ちを引きずりながら生活している。

私にしてみれば、不倫相手にも会えなくなり、旦那にも軽蔑され行き場の無い気持ちに撃ちししがれる妻、そうあってくれればもっと気持ちが楽だったかもしれません。

妻にしてみれば、早く元の生活に戻りたいと思っていたのかもしれませんが、そんな妻を見ているだけでも嫌悪感を感じ始めていました。



当然のごとく私は、由香里との時間を大事にするように成って行きました。

家へ帰る時間は次第に遅くなり、時には朝方帰ることも有りました。

そんな生活が一月位続いたでしょうか。

久しぶりの日曜日の休みの日のことでした、私が出かけて来ると言うと、流石の妻も重い口を開きました。



私「出かけてくる。」

妻「何処へお出かけですか。」

私「パチンコでもしてくる。」

妻「子供達がパパが休みだからって、何か楽しみにしてるみたいで・・・」

私「たまの休みだ俺の好きにしていいだろう。

  それとも何か、俺に子守をさせて、また、お楽しみですか。」

妻「そんな言い方しなくても良いじゃないですか。

  最近帰りも遅いし、たまには子供達と・・、そう思っただけです。」



そう言うと、妻は泣きながら二階の寝室に行ってしまいました。

それまでの私は日曜の休みといえば、家業の手伝いか、それが無い日は子供達をつれて何処かへ出かけたり、それなりにマイホームパパをこなしていた私でした。

最近の私の変わり様には、妻も危機感を持っていたのでしょう。

無論、私はパチンコに行くわけではありません。由香里のところへ行くつもりでした。

それを悟られまいと、妻に嫌味を言ってしまったのです。

そんなことがあったからでしょうか、本当は由香里を連れて日帰りの旅行でもしようと思っていたのですが、終日アパートを出ることはありませんでした。

それでも由香里は喜んでくれました、二人で一日中一緒に居られるだけでいいと。

夜10時過ぎ、パチンコ屋の閉店に合わせるように私は由香里のアパートを出ることにしました。



私「それじゃ、帰る。」

由香里「このまま、泊まっていけば。」

私「そうしたいけどな。」

由香里「ごめん、冗談、冗談。」



その時、由香里の目には、確かに涙か溢れていました。

この一日が、私と妻と由香里の関係にとって、大きな転機となったのでした。



後ろ髪を惹かれる思いで由香里のアパートを後にしました。

家に着くと、二階の寝室の灯りが点いていました。

私は浴室に直接行き、シャワーを浴びてから二階に上がりました。

子供部屋を覗くと、二人の子供はすやすや寝息を立てながら眠っていました。

子供達の顔を見た時、私の気持ちの中に言い様の無い罪悪感が襲い、心の中で謝罪しながら子供部屋のドアを閉めました。

寝室に入ると、タバコの匂いがしました。

ガラムの匂いです、もう火は消されていましたが、ついさっきまで吸っていたのでしょう、

部屋には独特の匂いが充満していました。

妻の顔を見ると、酒を飲んだようで赤ら顔で目が据わっています。

無言の私に妻が話しかけます。



妻「お帰りなさい、遅かったですね。」

私「あぁ。」

妻「お姉ちゃんが、パパはって言うから、仕事と言っておきました。」

私「そうか。」

妻「それと、私達が離婚するのか聞かれました。」

私「何て言った。」

妻「心配ないと言っておきました。」

私「そうか、それでお姉ちゃんは何て言ってた。」

妻「何も言ってませんが、安心したようです。」

私「大分飲んでるのか。」

妻「・・・はい。」



妻は、そう言うと大粒の涙を流しながら俯いていました。



私「何を泣いている。」

妻「・・・私・・・」

私「何だ。」

妻「私、貴方に離婚されたら、あの子達に何て言ったらいいか。」

私「それは、あんな事をする前に、考えるべきことだろう。今更言う事では無いだろう」

妻「貴方お願いです、離婚だけは許して下さい。あの子達の父親でいて下さい。」

私「まだ、離婚するかどうかは決めていない、俺だってあの子達は可愛い。」

妻「じゃ、このままでいて下さい。」

私「それは解らない。俺達は、前のような夫婦には戻れない。」

妻「私の事は、前のようには思って貰えないのは解ります、あの子達の為にこまま・・・」

私「そこまで言うのなら、何であの時思いとどまらなかった。自分の肉欲の為に家族を顧みないで、都合の良い事を言うな。」

妻「本当に、御免なさい。二度としませんから、お願いします。

  貴方が何をしようと、文句は言いません。だから、お願いします。

  このまま、あの子達のパパでいて下さい。」



妻は何か感じ始めていたのでしょう、私がこの家を出て行くことに異常に神経を過敏にしている様子でした。私は妻の涙を見ながら、由香里の涙との違いを考えていました。

由香里の涙は、高まっていく思い中で私を独占したいと言う想いから来るものだとすれば、妻の涙は何なのか?子供に対する反省の念?それ以外は妻の保身としか私には思えませんでした。





相変わらず私の帰宅時間は深夜が多く、家に居るのは寝るときだけ。

そんな生活が続き、妻は完全にアルコール依存症に成ってしまったようです。

私が帰ると、妻の体から発せられる独特のアルコールの匂いとタバコの匂いとが相まってむせかえる様な空気が、寝室中に充満している事もしばしばでした。

そんなある日、由香里のアパートから自宅に戻り何時ものようにシャワーを浴びて寝室に入ると、

部屋の様子が違いました、ベッドの位置は変わっていませんが、備品の位置やカーテンまで変えてありました。アルコールの匂いもタバコの匂いもしません。



妻「お帰りなさい。」

私「あぁ。」

妻「カーテン古いから取り替えました。」

私「あっそ。」

妻「気に入らなかったら、前に戻します。」

私「どうでも良いよ。」



私の反応の無さに、妻は落胆の色を隠せませんでした。

今の私にしてみれば、この部屋は寝るだけの場所に過ぎなくなっていました。



妻「貴方・・・」

私「何だ。」

妻「1つ聞きたいことがあります、怒らないで聞いてください。」

私「だから何だ。」

妻「貴方・・・付き合っている人が居るんじゃ・・・」



そう質問されたとき、不思議と冷静な私が居ました。

いや早く妻に気付いて貰いたかったのかもしれません。

かと言って、事後の対策が有った訳でもないのですが。



私「だとしたら。」

妻「・・・」

私「居たとしたら何だというんだ。」

妻「居るんですね。」

私「あぁ。」

妻「何時から出すか。」

私「何時からって、何故だ。

  それを聞いてどうする。」

妻「別にどうと言う訳では・・・」

私「もしかして、俺が前からお前を裏切って、浮気でもしていたと思ったのか。」

妻「そんなことは言ってませんよ。」

私「残念だか、私が彼女と付き合い始めたのは、お前の不貞に気付いてからだよ。」

妻「そうですか・・・」

私「帳消しにでもなると思ったか。」

妻「そんなこと、思ってません。

  ただ貴方が、このまま帰ってこないような・・・」

私「そう成るかも知れないな。」

妻「それだけは、勘弁してください。お願いします。この通りです。」



床に頭を付けて謝る妻に対して、冷たい眼差しで見つめる私が居ました、他人がそこに居れば非道な男に見えたかもしれません。

でも私は、それだけ妻に対しての私の信頼を踏み付けにされた気持ちを表さずには居られませんでした。

由香里との事を名前は出さないにしても妻に告げたのは、最近の由香里の態度がそれを望んでいるようにも思えたからです。



妻「その人の事どう思っているんですか。」

私「どうって・・・好きだよ。」



妻は這いつくばって私の足元に来ると、パジャマの裾を掴むと、首を横に振るばかりで何も声にならない様子でした。その時の妻の心の中に去来する物は何だったのでしょう。この状況になって、初めて自分の犯した事の重大さに気付いたかのように、その夜妻が私のそばから離れることはありませんでした。



翌朝、目が覚めると妻がベッドの脇で寝込んでいました。

時計を見ると8時を過ぎていました。

慌てて起きて身支度をする私に気付いた妻が、また私に縋ります。



私「いい加減に離してくれ。」

妻「嫌、貴方帰ってこなくなる。」

私「会社にも行けないだろ。

  行かなきゃ、飯も食えないぞ。」

妻「その人の所に行くんでしょ。」

私「仮に、そうだったとしても、お前に俺を止める権利は無いだろ。

  お前が、栗本と乳繰り合っていた日、俺がどんな気持ちでいたか、お前に解るか。」



そう言い放つと、妻はやっと私を自由にしてくれました。

そうはいったものの、焦点の定まらない虚ろな目をした妻が気に掛かった私は、

出社後、直ぐに得意先周りに出かけるということで、外出し妻の会社の前を車で

通りました。カウンターの向こうに妻の姿が見えたとき一瞬ホッとしました。

気持ちは冷めているとしても、子供達の母親であることは間違い有りません。

やはり万が一の事をあってはいけないと思っていました。

安心した私は、由香里に連絡を付け、夕方早めに行くことを告げました。

仕事を切り上げ由香里のアパートに付いたのは、夕方6時頃だったでしょうか。

アパートに着くと何時ものように、由香里が出迎えくれました。



由香里「如何したの、難しい顔して。」

私「ちょっと話がある。」

由香里「何、怖いな。怖い話は、嫌だよ。」

私「向こうで話す。」



居間に向かう途中に台所を覗くと、食事の用意の最中のようでした。

私が居間に腰をかけると、由香里はそのまま台所に立ち、食事の用意を続けました。



由香里「○○話って何。」

私「由香に謝らないといけない事がある。」

由香里「だから、何。」

私「実は、女房に話したんだ。」

由香里「え、何を。」

私「俺が、他に付き合っている人が居るって。」

由香里「え、本当に。」

私「でも、相手が由香里だって事は言ってない。」

由香里「別に言っても良いけど。でも、お姉ちゃんにもばれちゃうね。」

私「ご免、迷惑は掛けないよ。」

由香里「迷惑だなんていって無いじゃん。ご飯食べるよね。」



あっけらかんと話す由香里に、返す言葉の無い私でした。

その頃の由香里は、私の事を名前で呼ぶようになっていました。

微笑みながら由香里が私に問いただします。



由香里「○○は如何したいの。」

私「・・・」

由香里「○○の方が困ってるんじゃないの。しっかりして下さい。

    私は○○と一緒に居れればそれで良いよ。」



結局結論を持っていないのは私だけのようです。

妻は、自分の犯した事は別として、私の妻としてこれからも前のように暮せればと思っているのでしょうし。

由香里といえば、たじろぐ事も無く私との関係は確実な物にしようと頑張っているように見えた。

私はいったい如何したいのだろう、愛情の面では由香里を第一に思っているのは確実です。

しかし、子供を理由にするのはずるいとは思うのですが、あの子達と離れて暮す勇気も無いのです。



私「由香里は、本当は如何したい。」

由香里「ん〜。本当に言っても良い。」

私「良いよ。」

由香里「でも、私がこれを言ったら、○○困っちゃうよ。」

私「言ってみろよ。」

由香里「本当に言って良い。後で、聞いてないって言わないでよ。」

私「・・あぁ。」

由香里「じゃ、言うね。私と一緒になって、奥さんと別れて。」

私「・・・」

由香里「ほらね、困っちゃった。・・・・だから直ぐでなくていいから、

    そうしてくれたら嬉しいなって・・・・ご飯にしよっか。」



由香里は、私の気持ちが妻より由香里に向いている事は十分承知しているのです。

それと同時に子供の事が気掛かりである事も知っているのです。

だからこそ、あえて無理を言わなかったのでしょう。









食事を済ませると、私の気持ちを察知したように由香里が言い出しました。



由香里「今日は早く帰ってあげて。」

私「何で?」

由香里「だって心配なんでしょ。落ち着きがないよ。」

私「そんなこと無いよ。」

由香里「無理しなくて良いよ。」

私「済まない。」



私は進められるままに家へ帰りました。



家へ帰るとリビングには儀父母いましたが、儀礼的な挨拶をしただけで寝室に上がりました。

この頃になると、儀父母とは殆ど会話がありませんでした。



寝室に入ると妻は既にベッドの中でした、私の方に背を向けて寝ている妻を見てみると、まだ寝込んでいる様子はありませんでした。



会話することも無いので、私も寝ようとしてベッドの上掛けを捲った瞬間、私の動きが一瞬止まりました。

上掛けの隙間から見える妻の後姿は、下着を着けていませんでした。

冷静を装いベッドに滑り込みましたが、その後の妻の行動に私は翻弄されるのでした。







お互いに背お向けた状態で、どれ程の時間が過ぎたでしょうか。

言葉も発せず、身動きもせずに息を潜めるように横たわる私。

妻の鼓動が聞こえてくるような静けさの中、妻が寝返りを打つのが解りました。

次の瞬間、妻が私に話し掛けて来ました。



妻「ね、貴方。帰って来てくれたんですね。有難う。」

私「・・・」

妻「彼女は、どういう人なの?綺麗な人なの?私より若いの?ね、貴方。」

私「そんなこと聞いて如何する。」

妻「聞いちゃ駄目なの?教えてくれても良いでしょ。」

私「何でお前にそんな事を話ししなければ成らないんだ。」



振り向きざまにそう言い捨てて、妻の顔を睨み付けた時、私は背筋が凍るような思いをしました。



睨み付けた筈の妻の顔は、私以上の形相で私を睨み返して来たのです。

その形相は、まるで能面のように冷たく心のうちを表に現さない、それは恐ろしいと言う表現しかしようの無い顔に思えました。自分の狼狽ぶりを妻に悟られないように私は言葉を続けます。



私「何だ、その顔つきは、文句でもあるのか。」

妻「私、貴方とは絶対に別れませんから、その女に、貴方を渡しはしないから。」

私「お前、何言ってるんだ、自分の立場をわきまえろよ。」

妻「そんなに私が嫌い、私の体そんなに汚いの、浮気したのは悪いけど、貴方だって、他の女とセックスしてるじゃない。」

私「お前、自分の言っている事が解っているのか、開き直るのもいい加減しとけよ。」



私が起き上がると、妻も起き上がり私を尚も睨み付けます。

私は次の瞬間、思わず妻の頬を平手で殴っていました。



妻「殴りたければ、もっと殴って頂戴、幾ら殴られても、貴方とは絶対に別れない。」



突然妻は、私の手を掴むと何も付けていない自分の胸を私に掴ませ、言葉を続けました。



妻「この胸も、貴方の子供を二人も生んで、こんな形になった、貴方と別れたら、こんなおばちゃん誰も貰ってくれない。貴方達だけが幸せに成るなんて、私我慢できない。」



妻の言っていることは、支離滅裂で脈略がありませんが、唯一私に伝わったのは、嫉妬に駆られた女の理不尽な言い分だけでした。

妻の手を払いのけた私は、今まで心のどこかで迷っていた気持ちに踏ん切りを付ける様に切り出した。



私「そこまで言うのなら、俺も言わせて貰う、お前とはもう遣っていけない、離婚しよう。

   お前も栗本と再婚すれば良いだろ。

   あいつは、そんなお前でも良くて抱いてくれたんだろ。

   お前がその気になれば、寄りを戻せるだろう。

   只言っておくが、栗本とお前の場合はそれなりの代償が必要だからな。」



そう妻に言うと、私はベッドから立ち上がり身支度を始めました。

それを見た妻は、追い討ちを掛ける様に続けました。



妻「貴方行かないで。貴方が出て行くのなら、私、あの子達と一緒に死ぬから。」



口惜しく、歯がゆい思いでその場にたちすくむしか、その時の私には成す術がありませんでした。









妻は私に対する監視の目を強くしていきました。私の言動に細心の注意を払っているようでした。

家を出るときは、帰りの予定を聞き、帰宅すれば一日の出来事を根掘り葉掘り聞きだそうとします。

無論私は、一々取り合うことはしませんでしたが、自殺をほのめかす言動が有ってからは、由香里と過す時間が少なくなっていました。



二週間程そのような状況が続いたでしょうか、昼間、由香里から連絡があり電話してみると、話がしたい事があるから直ぐ会いたいとの事でしたので、営業先から由香里の部屋へ向かうことにしました。それでも、仕事を済ませて由香里の部屋に着くまで一時間位かかったでしょうか。由香里は待ちかねたように私を居間に案内しました。



由香里「今日会社に戻らないと駄目かな。」

私「連絡してみないと分からないけど。」

由香里「お願い出来れば、話が長くなりそうだから。」

私「分かった、連絡してみる。」



由香里の言葉に多少不安を覚えながらも、会社に電話を入れ適当に理由をつけて、

直帰することにして今日は事務所に戻らないことにした。



私「連絡したから、戻らなくて良いよ。由香は会社大丈夫なのか。」

由香里「今日私休みだよ。」

私「だから、ポケベルの番号が部屋だったのか。」

由香里「最近私の休みも良く分かってないでしょう。」

私「ごめん。」

由香里「奥さんにあんなこと言われたら、しょうがないよね。」

私「話って何。」



その言葉を出した瞬間、自分の鼓動が早まっていくのが分かりました。

由香里は少しはにかみながら答えました。



由香里「話長くなるから、その前にお願いがあるの。」

私「なに。」

由香里「久しぶりに、一緒にお風呂に入って。」

私「・・・良いよ。」



思えば最近、妻の行動に振り回されて、由香里との営みもおろそかになっていたような気がしました。

由香里が脱衣所に向かって程なくして、私は後を追いました。

狭い脱衣所のでは、既に由香里が下着だけの状態になっていて、ブラジャーを外そうとしているところでした。

その後姿を見た瞬間、私は後ろから由香里を抱きしめていました。

久しぶりに明るい中で見る由香里の体は、私を瞬時のうちに欲情させました。

片手でブラを捲り上げ胸を揉み、片手はパンティーの中をまさぐります。

由香里は、だめよ、とは言うものの言葉と体は裏腹です。

言葉は振るえ、振り向きさまに私の唇を求めてきます。

ねっとりとしたキスをしながら、私の服を起用に素早く脱がせて行きます。

トランクス一枚にされるのに時間はかかりませんでした。

由香里は、トランクスの上から私の膨らみを暫くの間摩っていました。

私も由香里の下着の中の手を休ませることなく動かします。

そして、由香里のバギナに入れた指を注挿し始めると、感極まったのか、由香里は大きな喘ぎ声を上げました。



私「由香、そんな大きい声出して、隣に聞こえないか。」

由香里「意地悪。でもこの時間は、隣はいないから大丈夫。」



そういうと由香里は、お返しとばかりにトランクスの中に手を入れると、いきり立った陰茎を握り摩り始め、唇を求めてきます。

立ったまま状態で吐息交じりの行為は暫くの間続きましたが、由香里の「・う・」と言う言葉と体の振るえと同時に、私も手の動きを止めました。

もたれ掛かる由香里の下着を脱がせ浴室に運び、シャワーで体を軽く流してやり、湯船に抱きかかえるように二人で入りました。

少しサッパリした様子の由香里は、また私の陰茎を摩り始めました。

私のそれは、見る見るうちに大きさを変えていきます、それを見た由香里は私の腰の下に手を入れてきました。

状況を理解した私は、その行為がし易いように腰を浮かせます。

湯面に陰茎がグロテスクにそそり立つと、私と視線を合わせないようにしながら、

由香里は何か愛しいものでも扱うように、両手で摩り、隅々まで嘗め回し、先端の部分から徐々に口に含んでいきました。

歯を立てないように注意しながらも、その行為は丹念に行われていきます。

されている私は無論この上ない快感であることは間違いありませんが、由香里自身も顔を上気させ潤んだ目になっているようでした。

陰茎が限界に近づいたのを察知した由香里は、顔を上げ私の目を見るのです、言葉にはしなくても何を求めているのか、私には解りました。

私が頷くと、由香里は中腰の状態で後ろ向きになり、後ろ手に回した手で陰茎を掴むと、自らバギナの入り口にあてがいました。

ゆっくりと腰を沈め、少しずつ飲み込むように上下させていきます。

すべてが由香里の中に入ると、私は両の手で由香里の胸を揉みしだきはじめます。

後ろ向きになりながら、唇を求めてくる由香里、下から腰を打ち付ける私、由香里のくぐもった喘ぎ声が頂点に達しかけた頃、私が由香里から離れようとすると、

「そのまま・そのままでお願い。」と首を振りながら絶頂に達しようとしている由香里に、「子供できちゃうぞ。」。

そう私が耳打ちすると、「今日は大丈夫だから、そのままお願い・・・」。

そういい終えると、さっき脱衣所で発したのより更に甲高い声で「はぁぁ・う」由香里は大きくのけぞり、胸元をピンク色にそめ、小刻みに震えていました。

私も少し遅れて由香里の中に果てましたが、私が果てる間の注挿のリズムに合わせるように由香里の口からは、

「う」とも「ん」とも判別の付かない喘ぎが発せられ、狭い浴室に響いていました。



浴室から出た私達は、そのまま寝室に向かいました。

少し体のほてりがおさまった頃、私が由香里に切り出しました。



私「ところで話って何だい。」

由香里「・・実はね、お姉ちゃんにばれちゃった。ごめんね。」

私「・・あ・そう。」

由香里「てっ言うより、私から話しちゃったの。だって、何(いず)ればれるでしょ。だから。」

私「そうだな。」

由香里「でもね、お姉ちゃん怒ってなかった。逆に、応援してくれた。」

私「何で。」



由香里の姉の反応に私は少し戸惑いを覚えました。

妹の恋愛相手が、妻帯者である事を知れば大抵の場合は反対するのが一般的だと私は思っていたからです。

由香里は話の途中であるにもかかわらず、また私の陰茎を摩り始めました。



私「それじゃ、お姉さんにちゃんと話しないとね。」

由香里「まだ、話はあるんだけど・・・」

私「次は何。」

由香里「後でまた話す。今日は時間が有るし。」



由香里の手は、陰茎をさする速さを上げていきます。

私もそれ以上の質問は出来なくなり、由香里に覆い被さって行きました。

その後由香里から聞いた話は、妻に関しての話でした。

私は更に妻の一面を知ることになるのです。







貪る様に求め合った私たちが、二つに離れた頃には、外はもう暗くなっていました。

お互いの息が整った頃、話の続きをし始めました。



私「由香、話の続きは。」

由香里「あのね、告げ口するようで嫌なんだけど、お姉ちゃんに聞いた話だからね・・・」

私「何を聞いたの。」



由香里の言葉に何か嫌な予感がしました。

なんとなく妻のことだろう事は予想がつきましたが、聞きたい気持ちとは別の感情が心の何処かに頭を擡げ始めました。



由香里「落ち着いて聞いてね。お姉ちゃんも確証はないらしいんだけど。

    麻美さんね、栗本さんだけじゃなかったみたいよ。」



私は、由香里の言葉を飲み込むのに暫しの時間を必要としました。



私「・・今何て言った。」

由香里「だからね、確証は無いらしいんだけど、麻美さん、栗本以外にも付き合っていた人がいたらしいの。」

私「・・何で、お姉さんが知ってるの。」

由香里「その人、お姉ちゃん達の会社の人らしいから。」

私「誰だそいつ。」



私は何時しか、由香里に対する口調が荒々しくなっていました。

確証は無いにしろ、私にして見れば一度ならずも二度までもという感じで、妻に対する怒りを由香里にぶつけていました。

由香里の話を要約すれば、妻の会社に妻と同期の阿部という男性社員がいる、その男とは私も何度か面識があった。

妻が過去に一度出産と育児のため会社辞めた時期に、由香里の姉がその阿部と付き合っていた時期が有ったらしい。

妻が再雇用された時期に、何度か妻と阿部が二人きりでスキーやハイキングと称して出かけた事が有ったというのである。

その頃には、由香里の姉も阿部とは付き合いを止めていたので、とがめる事が出来ずにいたらしい。

とは言っても、過去に付き合いのあった男ですから、由香里の姉としても多少の嫉妬心からか、忠告の意味も含めて、阿部に対して人妻と関係してはいけないと言うと、阿部は肉体関係を否定したらしいが。。

由香里の姉の目には、二人の関係が同僚以上に見えて仕方なかったらしい。



その話を聞いたときの私は、茫然自失、徐々に妻に対しての怒りが頭の中を支配しました。



由香里「やっぱり、話さなければ良かったかな。ご免ね。」

私「・・・いや、ありがとう。」

由香里「大丈夫、本当にごめんね。」



私の頭の中では、妻に対しての詰問の数々が渦巻いていました。

私は一人起き上がると身支度を始めました。



由香里「帰るの。」

私「あぁ。」

由香里「さっきの話、確証は無いんだからね。私から聞いたなんて言わないでね。」

私「解ってるよ、大丈夫。」



由香里の部屋を出て、家に着いたのは11時近くだった。

私は何故か駆け込むように家へ入り、二階の寝室へ上がった。

ドアを開けると、妻がベッドに横たわりガラムを吸いながらこっちを見ていました。



ドア閉めバックを机の脇に置き、クローゼットの前に立った私は、さっきの話をどうやって妻に切り出そうか考えながら、気持ちを落ち着かせる為大きく息を吸いました。

部屋の空気は、ガラムとアルコールの匂いが混じりあった独特の匂いがしました。



妻「遅かったのね。また、彼女のところ。」

私「あぁ。だったらどうした。」

妻「別に何も。」

私「また、栗本から教えてもらったガラム吸ってるのか。」

妻「タバコくらい良いでしょ。別に浮気してる訳じゃないんだから。」



酒の力も手伝ってか、妻の口調も少し棘があるように思えました。



私「そうやって、ガラム吸っているのも、まだ、栗本の事を忘れられないからじゃないのか。」

妻「あの人の事はもう関係ないわ。そんなに言うなら止めれば良いんでしょ。」



妻の口調は段々荒くなっていきました。



私「まあいい、お前に確認しておきたい事がある。」

妻「何を。」

私「栗本のことはもう解ったが、それ以外に、俺に隠している事は無いか。」

妻「何のこと、タバコだってこうやって貴方の前ですってるし。」

私「そんな事を聞いてるんじゃない。」

妻「他に何も無いわよ。」

私「本当に心当たりは無いんだな。」



妻の顔が青ざめていくのが、ハッキリと解りました。







妻は自ら話始めました。



妻「誰から聞いたの。」

私「誰だっていいだろ。」

妻「阿部さんのこと・・・」

私「ああ、そうだ。」

妻「隠すつもりは無かったの。

  貴方に話そうと思ったけど、

  栗本の件で、これ以上話したら誤解されると思ったから。」

私「誤解って何をだ。」

妻「・・・浮気していたと思われるのが嫌だった。」

私「浮気してたんじゃないのか。」

妻「違います、貴方も知っている様に、同期の人だから、友達の感覚で遊びに行ったりしただけ。」

私「そんなこと俺は知らなかったぞ。何で俺に黙って、二人きりで行くんだ。」

妻「・・・言えば貴方が嫌な思いをすると思って。」

私「俺に隠す時点で、やましい気持ちがあったんだろ。友達だなんて、子供だましは止めろよ。」

妻「・・・本当に友達としてしか・・・」

私「寝たのか。」

妻「それはしてません、絶対に。」

私「信じられないな。」

妻「・・・ごめんなさい。それだけは信じてください。」

私「お前は、何時からそんな女に成ってしまったんだ。栗本の時と同じように、添乗の仕事と言って俺を騙していたのか。」

妻「・・・」

私「麻美、答えてくれよ・・・」



私の目からは大粒の涙が止めどなく流れ、どうしようも有りませんでした。

言葉を発しない私の顔を見た妻は、私の涙に気づき大きな声で鳴き始めました。

思えば妻の前でこんな自分を見せたことは無かった様に思う。

私は涙を拭うこともせず妻に近寄り話しかけました。



私「麻美、本当のことを言ってくれ。」

妻「・・・これ以上のことは何もありません、本当です、信じてください。」

私「阿部とは何で、一緒に出かけるようになったんだ。」

妻「貴方に内緒にしたのは、本当に悪かったです。何故そうしたのか、私にもよく解らない。寂しかったと言ったら嘘になる。でも、家や仕事以外の楽しみが欲しかった。」

私「結局、俺はお前にとって何だったんだろうな。」

妻「貴方ごめんなさい、今更何を言ってもしょうが無いのは解ってます。でも貴方と別れたくない。貴方を他の人にとられたくない。私の我儘(わがまま)だってこと解ってる、でも・・・」



人は時として、過ちを犯します。

それは私も例外では有りません、しかしその過ちを理解し許すことは、並大抵のことではありません。

私は、それを持ち合わせている人間ではありませんでした。

同時に、包容力の無さに自らを卑下し、男として妻を守りきれなかった自分に情けなさを感じました。その時私は、妻をきつく抱きしめていました。



私「麻美、お前を守って遣れなかった。お前を攻めることしか出来ない。許して欲しい。」

妻「・・・」

私「もう、こんなこと終わりにしようよ。」

妻「終わりって。」

私「・・・」

妻「嫌だー。」



私は、泣き叫ぶ妻を胸の中で受け止めて遣るしか出来ませんでした。

不倫の代償は大きいものです、すべてのケースがそうとは言いません。

私達の場合は、余りにもその代償が高く付いたケースでしょう。





——



妻は安心したように、眠りにつきました。



翌朝、久しぶりに妻の声で起こされました。



妻「お早うございます。」

私「あぁ、お早う。」

妻「・・・あのー、今日は帰り遅いですか。」

私「どうしてだ。」

妻「相談したいことが・・・」

私「今じゃ駄目なのか。」

妻「時間大丈夫ですか。」

私「難しい話なのか、

  時間が掛かるなら、今晩にしようか。」

妻「簡単な話です。」

私「じゃ、言ってみな。」

妻「私、やっぱり会社辞めようかと思って・・」

私「どうしてだ。

  何で辞めるんだ。」

妻「だって・・・」

私「麻美が会社を辞めて何になるのか、俺には解らない。

  これからの事もあるし、仕事は持っていた方が良いと思うぞ。」



私の言葉の意味を理解したように、妻はうな垂れていました。



妻「やっぱり、やり直す事は出来ませんか。」

私「・・・すまない。」



その日、由香里には、昨晩のことを伝え早めに家へ帰りました。

子供たちは、夕食を済ませお風呂に入っているところでした。

リビングには丁度、妻と儀父母がなにやら話をしている最中の様でした。

丁度良い機会と思った私は、妻と儀父母に声をかけました。



私「子供たちが眠ってから、話があります。お願いできますか。」



覚悟を決めていたように、各々頭を立てに振っていました。

私は、子供たちと風呂に入ることを告げると、リビングを後にして風呂場に行き、

一頻り子供たちとの入浴の時間を楽しみました。

子供たちは、お風呂から上がると直ぐに眠ってしまいました。

子供たちの就寝を確認した私が、リビングに下りていくと、重苦しい空気の中で三人が私に視線を集中しました。

テーブルを挟んで、向かい側に儀父母が座ったいて、その向かいの椅子に妻が座っていました。

私は長いソファーの端に座った妻に少し距離を置くように腰を下ろしました。

私は腰を下ろすなり間髪を入れず、本題を話し始めました。



私「話というのは、察しが付いているとは思いますが、麻美との事です。」



話を切り出した私に、誰も視線を合わせ様としませんでした。



私「結論から言いますと、麻美と離婚しようと思います。」

義母「子供たちは、如何するつもりですか。」

私「そのことが一番難しい問題なんですが。」

義母「勝手なお願いかもしれないけど、孫たちは連れて行かないでください。

   お父さんからも、お願いしてください。」

義父「私からもお願いする、どうか・・・」

私「・・・」

妻「貴方、お願いします。あの子達まで居なくなったら、私・・・」



そのことについては、私自身これまで色々と考えてきました。

私とて、子供たちと生活を出来なくなるのは、身を裂かれる思いであるのは本当の気持ちです。

しかし、自我を抑えて勤めて冷静に子供たちの成長を考えたとき、子供から母親を切り離すのは、子供たちにとって、大人の私より辛い事だろうと私は判断しました。

一緒に暮らしていて子供が高熱を出したり体調が悪いとき、やはり子供たちは母親の名前を口にします。

もし私と暮らす事になったとき、そのような状況になったときに子供達の安住の場は、やっぱり母親の元だと私は考えたのです。



私「子供たちは、置いていきます。

  ただし、条件があります。

  定期的に、合わせてください。

  私は、あの子達の父親ですから。

  私からの条件は、これだけです。」



それ以上の会話はありませんでした。

寝室に戻った私の後を追うように妻も寝室に入ってきました。



妻「貴方、ありがとう。」

私「・・・」

妻「本当に、ごめんなさい。私馬鹿でした。もう如何しようも無いんだよね。何を言っても信用してもらえないよね。」



私は泣いてしまいそうな自分を抑えるのが精一杯でした。

妻との出会い、子供達が生まれてからの生活、ドラマの回想シーンのように

次から次えと私の心に押し寄せてきます。

次第に抑えきれなくなった涙がこぼれて来ます。



二週間後、私達の協議離婚が成立しました。

私は直ぐに由香里の部屋に同居することはしませんでした。

町の郊外に、ロフト付きのワンルームを借り一人で生活することに決めました。

男の一人暮らしには十分な広さです。

離婚成立から一週間後、いよいよ私が家を出る日がきました。

友達の業務用のワゴン車に荷物を積み終えると、妻が子供達を二階から連れてきました。

玄関に立つ私に娘が近づいてきて、何か言いたげしていました。

私は娘の視線まで身を屈めると、ゆっくりと話しました。



私「お姉ちゃん、パパは今日引っ越すんだ。

  お姉ちゃんとは毎日会えなくなるけど、

  パパに会いたくなったり、お話がしたくなったりしたら、

  何時でも言っておいで、パパ直ぐに来るからね。」

娘「何でパパ居なくなるの、

  ○○と一緒に居てくれないの。」

私「パパとママは一緒に暮らせなくなったんだ、

  だからパパは別のお家で暮らすんだ。」

娘「嫌だよ、パパ行かないで、○○良い子にするから、我がまま言わないから。

  ママもパパにお願いしてよ。」

妻「お姉ちゃんご免ね、ママが悪いの、お姉ちゃんが悪いんじゃないの。」

娘「じゃ、○○がママの分も謝るから、お願いパパ行かないで。」



後ろ髪を引かれる思いで、玄関を閉め駐車場のワゴン車の助手席に乗り込み、助手席の窓を開けると、家の中から娘の鳴き声が聞こえてきます。

それに釣られたのか息子の鳴き声もしているようでした。



あれから数年、私は部屋を替え由香里と暮らしています。

年頃になった子供達は、由香里と同居した当時は私を避けるようになりましたが、最近は事の次第を理解したようで、たまに遊びに来てくれます。

麻美は、再婚もせず未だに一人身で居ます、子供達を介して私からも再婚を勧めて居るのですが。

本人にその気が無いようです。

由香里とはまだ入籍していませんし、子供も居ません。

それは、由香里からの申し出で子供達が独立するまでこのままの状態で良いというのです。



これが、妻の浮気が発覚してからの私達の話の一部始終です。

今でもたまに、ガラムを吸う人を見かけたり匂いを嗅ぐと、あの辛かった時を思い出す事があります。

寝取られの屈辱と興奮をもっと味わいたい方は 人妻動画 でどうぞ。


【近親相姦】義母【体験談】

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30歳既婚の会社員です。妻は26歳、1歳になる息子がいます。お話しする内容は1年半ほど前の息子が産まれる3日前のことです。

妻の出産予定日が近づき、義母が我が家に泊まりに来てくれました。義母は48歳(当時)で若いころは某歌劇団に属していたということで、お世辞抜きにして綺麗で若々しく、30代は言い過ぎにしても40歳そこそこに見られます。芸能人で言えば由美かおるをイメージしてもらえれば解りやすいと思います。

義母が来てくれた翌日、妻の陣痛が始まり車で病院に連れて行きました。しかし、初産ということもあり、なかなか出産の兆候が見えてきませんでした。先生からも「まだしばらく出てこないでしょうからいったん戻られてもいいと思いますよ」とのお話を頂きました。でも妻は「お腹の中で暴れているからいつどうなるか怖い」と言ってそのまま入院させてもらうことにしたのです。着替えなどの準備をするために家に残ってくれた義母にその旨連絡しました。さすがに義母は落ち着いていて「やっぱりそうでしょ。私もあのこを産んだときそうだったのよ」と電話口で笑いながら言ったものです。そして「あと1日2日は出ないからあなたは戻っていらっしゃいな。明日になったら私が行くから」と冷静に指示を出してくれました。私も仕事の関係で翌日は休めない状況だったので、妻に話して帰宅しました。

帰ると義母は晩酌の用意をしてくれていました。

「お義母さん、すいません」

「うちの主人もそうだったけど、何していいのかわからないでしょ(笑)」

「こういうときは男っていうのは戦力外もいいとこですね(苦笑)」

「まぁここまで来たら後は出てくるのを待つだけだからね。出たくなったら勝手に出てくるよ。もしその時が会社にいる時間帯だったら連絡してあげるから出来るだけ早く行ってあげてね」

しばらくそんな会話をして、気がつくと時間は午前1時をまわっていました。そろそろ休みましょうということになって義母が「先にお風呂入りなさいな。布団は敷いといてあげるから」と言うので「じゃあ先に入らせてもらいます」と言って風呂に入りました。

タオルに石鹸をつけて洗っているところに義母がドアの外から声をかけてきました。

「タクさん、飲んだ後なんだから温めのお湯じゃないとダメだよ」

「大丈夫ですよ。元々熱いのは苦手だから・・・」

「背中流してあげようか?」

「いやそこまでは結構・・・」

最後の「ですよ」を言う前に義母は入ってきてしまいました。バスタオルを巻いただけの格好で・・・。普段の義母も綺麗だと思っていましたが、こんな格好をされると綺麗な上に色っぽさもあって私の下半身は見る見るうちに元気になってしまいました。慌てて手に持っていたタオルでそれを隠して




「お義母さん、自分でやりますから」

「こんなおばさん相手に照れることないでしょ。主人が生きていた時は時々やってあげていたのよ」

「それはご夫婦だし・・・」

「夫婦が親子になっただけじゃない」

と言うなり私のタオルを取り上げたのです。私の下半身は元気なままだったので、ピーンとはね上がりました。それを見た義母は

「やだ!タクさん、それ何とかしてよ」

「そんなこと言ったってどうにもならないですよ・・・」

「早くしまってちょうだい!」(無茶ですよね)

「お義母さんが目を閉じてくださいよ」(これも無謀?)

それでも義母は出来るだけ見ないようにしていたのでしょう、ぎこちなく背中を洗い始めました。でも一生懸命に丁寧に洗ってくれました。その心地よさに「フーッ」とため息が漏れたとき、不意に背後から義母の手が私の下半身を握ってきたのです。「えっ?」と振り向くと義母は「タクさん、ごめんね」と言ってそのまま唇を重ねて来たのです。急な展開に戸惑う間もなく、口の中に入ってくる義母の舌の感触に、私も義理の息子から一人の男になってしまったのです。

舌を絡め合いながら座ったまま義母の正面に向き直り抱き寄せました。バスタオルを剥ぎ取り胸を優しく揉み乳首を指で転がすと、重ねた唇から「んんん・・・」と声が漏れました。そのままいったん立ち上がり湯船のふちに並んで腰掛け、義母のふとももをさすって両足を開かせました。中心部に指を這わせるとそこはもう洪水のようになっていて石鹸とは違うヌルヌル感がありました。そこでようやく唇を離し義母の耳元で「舐めさせてくださいね」と言って義母の前にしゃがみこんで義母のお○ん○にしゃぶりつきました。義母は片手で自分の口を塞ぎもう片方の手で私の頭を押さえ快感に身をよじらせています。やがて塞いだ口から「もうだめ、いくぅ」と言ったかと思うと全身が硬直したようになり前のめりに倒れ掛かってきました。私は義母を抱きとめ、その顔にキスの雨を降らせました。そうしながら義母の手を下半身に導いて握らせ上下に擦らせました。義母は今度は私の前に跪いて反り返った私のものを口に含みました。舌の使い方が絶妙で5分と経たないうちに「お義母さん、だめだ、出る」と言うと義母は咥えたまま頷き、止めとばかりに更に激しく吸い上げたのです。そのまま義母の口の中に発射してしまいました。義母は全部飲み込みました。それを見て私は義母が愛しくなり、抱きしめて強く唇を合わせ吸い上げました。

全裸のまま部屋に戻り二人で一つの布団に入って抱きしめあいながら舌を絡めました。胸を揉み乳首を舌で転がし義母のわきの下まで舌を這わせました。うつ伏せにしてうなじから背筋、そしてお尻の割れ目にそって舐めていき、そのままアナルに到達すると義母は喘ぎながら弱々しい声で

「だめ、そこだけは勘弁して・・・」

と言いましたが抵抗らしい抵抗もなく、そのままアナルに舌を尖らせて突き刺しました。義母はビクッとさせながら

「汚いから・・・だめ・・・」

「お義母さんのここ、汚くないよ。さっき綺麗にしたじゃない・・・」

「だめなの・・・そこはだめぇ・・・」

「俺のも舐めて・・・」

私が69の体制で義母の口元に私のものをあてがうと義母は喘ぎながら口に含み舌を使い始めました。

「お義母さん、入れていい?」

「うん、頂戴・・・」

「このままいい?」

「そのまま頂戴・・・」

義母を四つん這いにしてバックから突き刺しました。

「あぅ!」

「あぁっ!いいの!大きいっ!もっと突いてっ!」

義母の両腕をつかんで上半身を起こし突きまくると義母は

「ひぃーっ!」と叫んでイッてしまいました。ぐったりとした義母を仰向けにして正常位で入れてそのまま唇を重ね舌を吸い上げると「んん、んん、んん・・・」と喘ぎ、しがみついてきました。重ねた唇はお互いに吸い付いたまま離れませんでした。そしてそのまま「いく」とも「出す」とも言えないまま義母の中で果ててしまったのです・・・。

それを機に妻の入院中は毎晩義母とやりまくったのです。まさに「やりまくる」という表現しか出来ません。アナルが性感帯ということは最初に知りましたので、ローションをつけてアナルにも入れさせてもらいました。最初は痛がっていましたが最後にはアナル中出しを自らせがんでくるようになりました。

その後妻は無事出産し、退院してきました。しかし義母との関係は切れることなく続いています。幸い義母の家は私の家と会社の中間あたりに位置してますので、会社帰りに立ち寄って、やってから帰宅というパターンになっています。

義母が以前にも増して若々しくなってきたので、妻は驚いています。その若々しさの原因が自分の夫だということに妻は気づいていません。義母からは今度二人で旅行に行こうと誘われていますが、さて妻にどう言い訳したらいいのかなと考えています・・・。

近親相姦に至るまでの段階で一番エッチな事はやっぱりフェラチオですね

【妹】俺が10歳の時、両親が離婚した【体験談】

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<>326名前:えっちな21禁さん投稿日:2006/01/23(月)19:45:06ID:bUXEfHeT0<>

俺が10歳の時、両親が離婚した。

親父が浮気をしていたらしい。

お袋にバレて出て行った。

そのおふくろが出て行った翌日、

親父が新しい母親を連れてきた。

よりによって翌日とは・・・。

俺は親父も新しい母親も好きになれなかった。





<>327名前:えっちな21禁さん投稿日:2006/01/23(月)19:53:27ID:bUXEfHeT0<>

新しい母親には連れ子がいた。

名前はアズサ。当時3歳だった。

前のダンナとの子供らしい。

なかなかカワイイ子だった。




しかし、母親同様にどうしても好きになれなかった。

一緒に住み出してからも俺はアズサを避け続けた。

もちろん新しい母親も、親父も。





<>328名前:えっちな21禁さん投稿日:2006/01/23(月)20:02:22ID:bUXEfHeT0<>

俺は家に寄り付かなくなった。

実母のいる家にいる事が多くなり、家にはただ寝るだけに帰っていた。

やがて時は過ぎ、俺が15の時、親父と殴り合いの大喧嘩をした。

殴り合いの最中、俺はそれまで溜まっていた不満をぶちまけた。

半分泣きながら。

でも喧嘩が終わった後、今までよりも家族に対して

違和感を抱かなくなっていた。





<>329名前:えっちな21禁さん投稿日:2006/01/23(月)20:09:41ID:bUXEfHeT0<>

俺はだんだんと家族と打ち解けていった。

母親とも普通に会話ができるようになっていた。

特にアズサとは打ち解ける事ができ、休日には買い物に

付き合って上げる事もあるくらいまで仲良くなった。

そして18の時、少し家から離れた場所にある大学に行く事になった。

そのため、俺は1人暮らしを申し出た。

親父と義母は別段、反対はしなかった。





<>330名前:えっちな21禁さん投稿日:2006/01/23(月)20:14:41ID:bUXEfHeT0<>

1番反対したのはアズサだった。

泣いてまで俺を止めようとした。

そこでアズサはある条件を俺に突きつけてきた。

それは「俺の家に遊びに来る」というものだった。

別にその程度だったら、と思い俺もOKした。

かくして俺の1人暮らしが始まる。





<>331名前:えっちな21禁さん投稿日:2006/01/23(月)20:21:03ID:bUXEfHeT0<>

アズサは月1くらいのペースでうちに来た。

うちに来てもたいてい俺がゲームしてる所を見てるか、

本を読んでいるくらいしかしていないが。

やがて日帰りだったのが一泊するようになっていった。

土曜日に来て日曜日にかえる、というパターンだ。

アズサが晩御飯を作ってくれる事がおおかった。





<>332名前:えっちな21禁さん投稿日:2006/01/23(月)20:26:35ID:bUXEfHeT0<>

寝るときは一緒のベッドで寝た。

前から一緒に寝ることが多かった為、違和感は全くなかった。

最初は泊まるときはパジャマとか持参だったのだが、

やがてめんどくさいからと置きっぱなしになる。

こんな状況なので恋人なんかできても長続きしなかった。

やがて大学での俺の評価が「バカ兄貴」「シスコン」といわれ始めた。

俺はそんなつもりはなかったが周囲からはそうとしか見えなかったらしい。





<>333名前:えっちな21禁さん投稿日:2006/01/23(月)20:35:32ID:bUXEfHeT0<>

そんな状況が2年弱続く。

事件が起こったのは俺の成人式の夜だった。

実家の方の成人式に出席した俺は中学の同級生と再会、

その後の飲み会に行く事になった。

もともと酒に弱い俺はアッという間に酔いつぶれた。

やがて飲み会もお開きとなり、帰ることになったが

タクシーを呼んで乗ったとこまでは覚えている。

そこからは記憶が全くなかった。





<>335名前:えっちな21禁さん投稿日:2006/01/23(月)20:40:56ID:bUXEfHeT0<>

翌朝、目を覚ました俺はとんでもない物を目にする。

俺が寝ていたのはアズサのベッド。

それはまだいいとして、隣に寝ていたアズサの格好が不味かった。

なんとショーツのみ、という姿だったのだ。

今まで一緒に何度も寝ていたが、こんな事は初めてだった。

アズサの育ちかけ、とも言うべきバストが丸見えだ。





<>336名前:えっちな21禁さん投稿日:2006/01/23(月)20:45:22ID:bUXEfHeT0<>

呆然として視線を時計の方へやる。

更に驚いた。実は成人式の翌日にテストが入っていたのだが、

今から出ても間に合うかどうか、という時間だったのだ。

俺は叫びそうになりながら大急ぎで服を着る。

ここで俺は気づいた。俺は全裸だった。

トランクスすらない。まさに全裸。

俺は叫んでいた。





<>338名前:えっちな21禁さん投稿日:2006/01/23(月)20:55:34ID:bUXEfHeT0<>

急いで学校に向かった俺はなんとかテストに間に合った。

しかし朝の出来事は、頭の中に入っていた知識の全てを吹き飛ばしていた。

そのため、テストは白紙に近い状況で提出せざるを得なかった。

その次のテストでも勉強した内容を思い出そうとしても

頭に浮かんでくるのは朝の事だった。

自分が何をしたのか、何もしていないのか。

考えるだけで頭がいっぱいになり、テストどころではなかった。

結局その日のテストは全滅状態だった。





<>339名前:えっちな21禁さん投稿日:2006/01/23(月)21:00:32ID:bUXEfHeT0<>

大学からの帰り道、

俺の部屋の隣に一人暮らししているクラスメイト(女)に相談した。

結果彼女曰く「やった」との事。

目の前が真っ白になった。

ただその後に彼女がアドバイスをくれた。

過ぎた事よりもこれからをどうするのか。

彼女は俺に実の兄妹じゃないなら別にいいんじゃない

とお気楽に言ってくれた。





<>340名前:えっちな21禁さん投稿日:2006/01/23(月)21:05:41ID:bUXEfHeT0<>

また、それよりも目の前のテストに集中しろ、とも言ってくれた。

俺もとりあえずはそれに従い、テストに集中する事にした。

次にアズサが来るのはテスト明け。

テスト時期には来ないように言ってあるためだ。

それまでに何かしら答えを見つけないと。

勉強には隣のクラスメイト(以後、日奈とする)が付き合ってくれるとの事。

友情に感謝した。





<>341名前:えっちな21禁さん投稿日:2006/01/23(月)21:13:41ID:bUXEfHeT0<>

テスト期間が終了する。

結局答えは見つからなかった。

気持ちもまとまらないまま、アズサがやってくる。

いつになく笑顔が眩しく感じた。

そしていつになくアズサが俺に擦り寄ってくる。

さて、どう切り出すか。

いつも通りのことをしながら考えていた。

でも擦り寄ってくるアズサはそんな俺の思考を妨げる。

髪から漂ういい匂い。肌の柔らかさ。甘ったるい声。

今までは感じた事のない感じ方をこの日はしていた。





<>344名前:えっちな21禁さん投稿日:2006/01/24(火)12:42:26ID:R12QSb+80<>

夕食が終わっても変わった事はなかった。

俺が意識してしまうこと、

アズサがいつもより多めにくっ付いてくる事以外は。

そして夜11時を過ぎたぐらいだったか、アズサが風呂に入る。

この日はもう何もないと思い込んだ俺は

ゲームをしながら何事もなく送り出した。





<>345名前:えっちな21禁さん投稿日:2006/01/24(火)12:47:17ID:R12QSb+80<>

アズサが風呂から上がってきた。

入れ替わりに俺が風呂に入るつもりだったが、

出てきたアズサの格好を見て驚く。

バスタオルを巻いただけの格好だったからだ。

いつもはこんな事はなかったのだが。

俺は平静を装って早くパジャマを着るように言って風呂に入る。

風呂の中で、再び俺はどう切り出すかを考えるハメになった。





<>346名前:えっちな21禁さん投稿日:2006/01/24(火)12:53:43ID:R12QSb+80<>

ここから少し細かくいきます。



覚悟を決めた俺は風呂から上がる。

俺はバスタオルのみを腰に巻いて出る。

これは別に意識してというわけではなく、いつもこうだからだ。

風呂から出て部屋に戻るとアズサはバスタオルのみのままで

ベッドに俺に背中を向ける形で座っていた。

俺は手に持ったタオルで頭を拭きながら

アズサと背中合わせになる形でベッドに腰掛けた。





<>347名前:えっちな21禁さん投稿日:2006/01/24(火)13:00:11ID:R12QSb+80<>

アズサが何を求めているのかはわかった。

俺もそれを実行するのに躊躇いはなかった。

成人式の翌日以降、俺はアズサを義妹としてだけではなく

女として考え始めていたからだ。

でもどうしてもハッキリさせておかなきゃならない事があった。

背中合わせのまましばらく沈黙が続く。

それを破ったのは俺の言葉だった。

俺「あのさ・・・」

ア「ん?」





<>349名前:えっちな21禁さん投稿日:2006/01/24(火)13:04:31ID:R12QSb+80<>

俺「成人式の夜さ、俺たち一緒に寝てたよな。」

ア「うん。」

俺「次の日の朝さ、全裸だったよな。」

ア「・・・うん」

心なしかアズサの声がトーンダウンした気がした。





<>351名前:えっちな21禁さん投稿日:2006/01/24(火)13:11:41ID:R12QSb+80<>

俺「あれさ・・・やっぱ・・・やっちゃったんだよな・・・」

アズサが隣へ来て怪訝そうな顔で俺の顔を覗き込む。

ア「・・・覚えてないの?」

俺「・・・申し訳ない・・・覚えてないんだ・・・」

ア「・・・そう・・・」

そう言って少しの間、沈黙が続く。





<>352名前:えっちな21禁さん投稿日:2006/01/24(火)13:20:35ID:R12QSb+80<>

ア「そんなの・・・あり・・・?」

俺「・・・・・・」

ア「・・・ひどいよ・・・」

俺「・・・スマン」

ア「私・・・あれが・・・」

そういってアズサは両手で顔を覆った。

見ると肩が震えていた。

俺はやっぱ言い方をマズッたかな、と思った。





<>353名前:えっちな21禁さん投稿日:2006/01/24(火)13:21:24ID:R12QSb+80<>

だが次の瞬間

ア「・・・プッ・・・」

俺「!?」

ア「ククククっ・・・・」

俺「???」

アズサが急に笑い出したのだ。

最初は無理やり堪えてたような笑い方だったが

次第に耐え切れなくなったのか大声で笑い始めた。

俺には何がなんだかよくわからなかった。





<>355名前:えっちな21禁さん投稿日:2006/01/24(火)13:27:21ID:R12QSb+80<>

やがてアズサの笑いが収まってくる。

相当可笑しかったのか、笑い終わった後もしばらく呼吸を整えていた。

ア「嘘だよ〜ん」

俺「??????」

何が嘘なのか。

ア「実はあの夜、なーんにもなかったんだよ〜ン」

俺「・・・は?」

俺の頭はまだなんの事だか良く分かっていない。





<>356名前:えっちな21禁さん投稿日:2006/01/24(火)13:34:04ID:R12QSb+80<>

アズサによるとあの日の夜、俺が帰ってきたのは深夜だった。

既に親父や義母は眠ってしまっており自分だけが起きていたのだが、

玄関で眠りそうになっていた俺を布団に連れて行こうとしたらしい。

しかし、俺の布団など実家には存在しなかった為

急遽自分の部屋に引っ張って言ったらしい。

そして自分のベッドに乗せ、俺の着ていたスーツを脱がしてくれたようだ。





<>357名前:えっちな21禁さん投稿日:2006/01/24(火)13:40:45ID:R12QSb+80<>

スーツとネクタイ、ワイシャツを脱がしたとき。

ふといたずら心が浮かんだらしい。

俺のトランクスまで脱がし、自分もショーツのみでベッドに入った。

やりました、という状況自分で作ったのだ。

本当なら翌日、ネタバレしてすぐに誤解を解くつもりで。

ア「でも起きたらもう兄貴いなかったから・・・。」

俺「・・・・・」





<>358名前:えっちな21禁さん投稿日:2006/01/24(火)13:45:07ID:R12QSb+80<>

ア「本っ当にゴメン!」

俺「・・・・・・」

喉まで怒鳴り声が出掛かっていた。

だがそれを出す事はなかった。

俺「・・・はぁーーーーー」

ため息しか出なかった。

何のためにテストを犠牲にして悩んでいたのか。

日奈に恥をさらすことを承知で相談したのか。

なんだか自分が情けなくなった。





<>359名前:えっちな21禁さん投稿日:2006/01/24(火)13:51:14ID:R12QSb+80<>

俺の覚悟はなんだったんだろう。

ア「・・・もしかしてスゴイ悩んじゃった?」

俺「ああ、恐ろしいくらいにな。」

ア「怒ってる?」

俺「怒る気にもならん。なんだか拍子抜けしたよ。」

俺は肩の力が抜け、一気に肩を落とした。





<>360名前:えっちな21禁さん投稿日:2006/01/24(火)13:56:36ID:R12QSb+80<>

ア「でもさ、もし・・・本当だったら?」

抜けた肩に再び力が入り、ビクッと俺は跳ねた。

ア「もし・・・本当にしちゃってたら・・・兄貴どうした?」

俺「・・・・・」

予想外の展開で答えられなかった。

まさかあれが嘘でこんな展開になっていくとは・・・。





<>361名前:えっちな21禁さん投稿日:2006/01/24(火)14:03:11ID:R12QSb+80<>

ア「・・・責任・・・取ってくれた?」

この問いに対する答えは既に決まっていた・・・はずだった。

だがあれが嘘だった事で俺の決意は揺らいでしまった。

自分からいくはずだったが。

揺らぎのせいで俺は動きが遅れた。

そこへアズサの顔が近づく。

両手で俺の顔をつかんでいる。

俺の顔の寸前、呼吸が感じられるくらいまでに接近する。





<>362名前:えっちな21禁さん投稿日:2006/01/24(火)14:15:54ID:R12QSb+80<>

ア「なんであんなコトしたか・・・分かる?」

アズサの呼吸が荒くなっていくのがとてもよくわかる。

俺の呼吸も荒くなっていた。

やがて俺の顔がアズサの顔に引き寄せられ・・・唇が重なった。

重なっただけ。それだけで俺は体中が熱くなった。

10秒、いや20秒して唇が離れる。

ア「・・・こうする・・・ためだよ・・・」

俺は迷った。この続きをするのは簡単だ。

でも出来る事なら避けたかった行為。





<>363名前:えっちな21禁さん投稿日:2006/01/24(火)14:26:28ID:R12QSb+80<>

でも俺の本能は躊躇の必要は無いと叫んでいる。

理性がそれを遮っている。もう責任を取る必要はないのだ、と。

その葛藤が俺の動きを更に鈍らせる。

そんな表情を読み取ったのか、アズサは更に俺に接近してきた。

顔を耳元に近づけ、囁く。

ア「私たちが初めて会った時の事、覚えてる?」

そういいながら俺の髪に指を絡め、撫でる。





<>364名前:えっちな21禁さん投稿日:2006/01/24(火)14:41:36ID:R12QSb+80<>

ア「初めて会った時、すごく怖い顔をしてたよ。」

そういって、俺の首に吸い付いた。

首の皮膚と一緒に神経まで引っ張り出しそうなくらいに。

確実にあとが残りそうなくらいに。

吸われてる間、俺は息を止めていた。

チュポン、という表現が似合うような音を出して離れた後、

再び耳元で語りだす。





<>365名前:えっちな21禁さん投稿日:2006/01/24(火)14:48:04ID:R12QSb+80<>

ア「一緒に暮らすようになってからもいつも怖い顔だった。

でもだんだん時間がたって、それが無理矢理だって感じ始めた。

ほんとはとても優しいんだけど、本当のお母さんの事を考えると

とても優しくはできない、っていう感じがした。」

そういって今度は反対の首筋に吸い付く。

指は相変わらず俺の髪を撫でている。





<>366名前:えっちな21禁さん投稿日:2006/01/24(火)14:55:54ID:R12QSb+80<>

吸い付きが終わって今度はそっち側の耳で語り始める。

ア「私が8歳の時、義父さんと大喧嘩してから兄貴は変わった。

だんだんと優しさを見せてくれた。嬉しかった。

やっぱりそうだったんだって。兄貴も辛かったんだって。

母さんはあんまり近づいちゃダメだって言ってたけど・・・。」

今度は俺の膝の上に横向きで座り俺の首に腕を絡めてきた。

正面から見つめ合う。





<>368名前:えっちな21禁さん投稿日:2006/01/24(火)15:10:56ID:R12QSb+80<>

ア「でも私は兄貴の事がもっと知りたかった。だからダメって言われても

たくさん近づいた。兄貴もだんだんと私に打ち解けてきてくれた。

やっと仲良く慣れた、って思えたのは10歳ぐらいだったけど。

それ以来、私はいつも兄貴の事ばっかり考えるようになってた。」

唇が再び重なる。今度は舌が入ってきた。

アズサが首を傾け、唇同士がスキマなくつながる。

舌同士が激しく絡まりあった。





<>369名前:えっちな21禁さん投稿日:2006/01/24(火)15:19:10ID:R12QSb+80<>

舌同士が押したり、引いたり。

ものすごく濃いディープキスだった。

動いて重なり合った唇の間に隙間ができるとそこから2人の唾液が溢れ出る。

俺はもはや抵抗しなかった。本能が理性を殆ど打ち倒そうとしていた。

唇が離れる。離れた唇の間に唾液の糸が架かる。

上気した顔にトローンとした目をしたアズサがまた語りだす。





<>370名前:えっちな21禁さん投稿日:2006/01/24(火)15:27:27ID:R12QSb+80<>

ア「それがただの兄妹愛じゃ無いってコトはすぐに分かった。

誰にも話せなかったけどとても幸せな気分。

1人暮らしを始める、って言われた時は辛かったけど

考え方によってはこれはチャンス。2人だけの空間になるから。」

そういってアズサは俺の手首をつかむ。

そしてその手を自分自身の股の中央に導いた。

既にそこはヌルヌルになっていた。





<>371名前:えっちな21禁さん投稿日:2006/01/24(火)15:36:44ID:R12QSb+80<>

ア「私の女の子の部分、こんなになっちゃった。」

そういって俺の手首を前後に動かす。

ニチャっという音が連続して聞こえる。

アズサのまとったバスタオルの下端が

俺たちの手の動きにあわせてユラユラと動いている。

そして俺の『槍』も既に反応し、限界まで反り上がっている。

ア「兄貴・・・」

俺は何だ、というつもりだったが、声がかすれて言葉にならなかった。





<>372名前:えっちな21禁さん投稿日:2006/01/24(火)15:42:59ID:R12QSb+80<>

ア「名前で・・・呼んでいい?」

俺はうなずいた。

ア「○○(俺の名前)・・・ずっと・・・好きだったの・・・」

そう言ってアズサは目を閉じた。

ア「・・・お願い・・・」

もはや止めようはなかった。本能も、『槍』も、俺自身も。

今度は俺からキスをした。





<>373名前:えっちな21禁さん投稿日:2006/01/24(火)15:50:30ID:R12QSb+80<>

始めは重ねるだけ。

アズサがやったのと同じ。

10秒ぐらいやってすぐに離れる。

アズサは物足りない、って顔をしていた。

再び唇を合わせ、俺から舌を入れた。

アズサの舌を吸い上げ、そこに俺の舌を絡める。

互いの唇を大いに堪能しあう。

やっぱり唇を離すと唾液の糸が伸びた。





<>375名前:えっちな21禁さん投稿日:2006/01/24(火)15:58:21ID:R12QSb+80<>

俺はアズサを俺の膝の上から下ろしてベッドに横たえた。

そしてアズサの身体に纏っていたバスタオルの結び目に手を伸ばし、はずす。

アズサの首下に左手を入れ、右手でバスタオルを右、左と捲っていく。

未発達の身体があらわになった。

俺はアズサの胸に手を当てる。

もみ上げるほどの豊かさはなく

まさに撫でる、といった感じになってしまう。





<>376名前:えっちな21禁さん投稿日:2006/01/24(火)16:07:09ID:R12QSb+80<>

それでも乳首周辺に当たるとピクッと反応する。

何度か撫で上げた後、試しに乳首を摘んでみる。

撫で上げるよりも更に激しい反応を見せた。

ここで俺は右手で部屋の電気を消した。

今まで気づかなかったことに後悔する。

そして再び愛撫を再開する。

今度は手ではなく口を近づける。





<>377名前:えっちな21禁さん投稿日:2006/01/24(火)16:17:21ID:R12QSb+80<>

まずは首の回りに沿ってネックレスが掛かりそうな位置に見当をつけ、

痕は付かないように優しく首筋に何箇所かキスをした。

そしてキスした部分をつなげるように舐め上げる。

何度も往復した。

アズサは俺の頭を抱えるようにして耐えている。

俺は舌で舐め上げながら頭を胸元へ動かす。

まずは右の胸に吸い付く。

俺の頭に添えられていたアズサの片手が口元に動いた。

俺はそれにかまわず、吸い付きながら舌でチロチロと乳首を舐めた。





<>378名前:えっちな21禁さん投稿日:2006/01/24(火)16:28:40ID:R12QSb+80<>

アズサは小さな反応を連続で繰り返す。

ある程度したら今度は乳輪に沿って舌を回す。

今度は長いため息のような感じ方をする。

それを左右何度も繰り返す。

アズサの反応もだんだんと堪えきれなくなったのか、声が大きくなる。

いい頃合で今度は右手をわき腹から肌に這わせながら下腹部、

そして女の子の部分に当てる。

既に蜜が溢れ出しており、すぐにでも受け容れられそうだったがもう少し

愛撫を続けていたかった。





<>380名前:えっちな21禁さん投稿日:2006/01/24(火)16:41:15ID:R12QSb+80<>

まずは女の子の上端部、そこにある芯の部分を右手中指で引っ掻くように擦り上げる。

「ああッ!」と今迄で1番大きな反応があった。

もう1度引っ掻く。

今度も「アハッ!」と大きな反応がある。

更に何度も繰り返す。

引っ掻く度に声を上げて感じていた。

そのうち引っ掻く範囲を広げ、女の子の部分全体を

引っ掻き上げるような感じになっていた。





<>381名前:えっちな21禁さん投稿日:2006/01/24(火)16:51:45ID:R12QSb+80<>

アズサの声も芯を引っ掻いた時よりも大きく、長くなっていた。

蜜も既にかなりの湧出であり、準備は万端と思われた。

俺の槍も既に出番を待つ状態になって長い。

俺は右手を引き上げ、中指と親指をすり合わせて離し、濡れ具合を確かめた。

そろそろだな、と決心した。

アズサの胸部にあった俺の頭をアズサの顔の前に持っていく。

ここで俺は意識して笑顔を見せた。

アズサが少し不安そうな顔に見えたからだ。





<>382名前:えっちな21禁さん投稿日:2006/01/24(火)16:59:47ID:R12QSb+80<>

俺の顔を見たアズサも笑顔を見せた。

俺はアズサの頬ににキスをした。そして耳元で囁いた。

俺「いくよ・・・。」

アズサはうなずいた。

俺は右手で槍を支える。

槍の先端がアズサの女の子の部分に触れる。

ここでもピクッと反応し、アズサは両手を俺の背中に回してきた。

俺は更に槍に力を込め、腰を押し出した。





<>383名前:えっちな21禁さん投稿日:2006/01/24(火)17:06:58ID:R12QSb+80<>

アズサは「あっ!」といって俺にしがみつく腕に力が入る。

俺は更に腰を押し出す。

先端が少し入った。

アズサは今度ははっきりと「痛っ!」といった。

俺の背中に回った手に更に力が入る。

爪が背中に食い込むのが分かる。

さらに入っていくに従ってアズサは明確に痛みを訴えた。





<>384名前:えっちな21禁さん投稿日:2006/01/24(火)17:12:13ID:R12QSb+80<>

その痛みは背中に回された腕を通じて俺にも伝わってくる。

だが半分くらい入ったところでついにアズサが「ちょっと待って!」をかけた。

俺「大丈夫か!?」

ア「チョッときついかも・・・」

俺「もう止めとくか?」

ア「いや、続けていいんだけどさ・・・」

そういって言葉を濁らせた。





<>385名前:えっちな21禁さん投稿日:2006/01/24(火)17:19:59ID:R12QSb+80<>

俺「?」

ア「あのサ・・・好き、って言ってくれないかな。嘘でもいいから・・・」

また大ポカをやってしまった。

俺「ああ・・・好きだよ。アズサ・・・大好きだよ。」

俺は心を込めて、本気で言った。

ア「嘘でも・・・嬉しい・・・」

そう言って涙を浮かべた。





<>386名前:えっちな21禁さん投稿日:2006/01/24(火)17:25:09ID:R12QSb+80<>

ア「もう一回言って・・・。」

俺「おう・・・」

そういって俺は少し考えた。

どう言えば本気であると信じてくれるか。

そして俺の口から出た言葉は、

俺「アズサ・・・愛してるよ・・・。」

何ともありきたりなセリフだった。

それだけではインパクトが足らないと思い、

流れ出たアズサの涙にキスをした。





<>388名前:えっちな21禁さん投稿日:2006/01/24(火)17:33:59ID:R12QSb+80<>

だがこれが直撃した。

感激のあまり、アズサは更に大量の涙を流して「ありがとう」を連発した。

ア「いいよ・・・もっと奥まで来て・・・。」

とついに言ってくれた。

俺は更に「大好きだ」と「愛してる」を連発しながら奥へと進んでいく。

アズサは更に痛がり、俺の背に爪を更に食い込ませたが

もう止める事はなかった。

そして俺は最深部に到達する。





<>389名前:えっちな21禁さん投稿日:2006/01/24(火)17:40:51ID:R12QSb+80<>

最深部で少し休憩する。

俺「奥まで入ったぞ・・・。」

ア「う、ウン・・・」

俺「まだ痛いか?」

ア「痛いけど・・・なんか気持ちイイ・・・」

俺はここでキスをする。

しっかりと唇を重ね、舌を絡ませあう。

今度は口腔内だけでなく、外でも絡めた。

これは頑張ったご褒美、と言う意味合いを込めてだ。





<>391名前:えっちな21禁さん投稿日:2006/01/24(火)17:48:06ID:R12QSb+80<>

キスを終え、今度は俺から訪ねた。

俺「動くぞ・・・。」

ア「いいよ・・・。」

俺は慎重に腰を振った。

引いて、押す。そしてアズサを観察した。

アズサは依然痛がったが、どうやらそれだけではなく

快感も感じているようだった。

それに安心した俺は更に腰を振った。

欲望を放つ為に。





<>392名前:えっちな21禁さん投稿日:2006/01/24(火)18:02:59ID:R12QSb+80<>

10分?20分?30分?

どれだけ経ったかも分からないくらい俺はアズサに没頭した。

やがて俺の限界が近づく。

俺は放出場所を考え始める。

だがそれを察したのかアズサは両足で俺の腰をロックした。

ア「離れないで!」

俺「ちょっ!流石にそれはっ!」

ア「大丈夫!まだだからっ!」

ロックされた腰はアズサの中で動くには十分なスペースだったが

抜く事はできなかった。





<>393名前:えっちな21禁さん投稿日:2006/01/24(火)18:15:08ID:R12QSb+80<>

限界はすぐそこだった。

俺は我慢しながらアズサに脚を解くよう訴え続けたが

聞き入れられる事はなかった。

そしてついに・・・。

俺「クッ、もうダメだっ!」

ア「来てッ!すべてを私にッ!」

俺は最後の抵抗として腰を限界まで引いてみた。

アズサの体内に少しでも入り込まないようにと。

だがアズサはそれを察知したのか偶然そう力んだのか分からないが

動くくらいのスペースは残しておいた脚を閉めてきた。

俺の槍は最深部で固定された。

俺がそれに反応しようとしたときには既に遅く

最深部で放出してしまった。





<>394名前:えっちな21禁さん投稿日:2006/01/24(火)18:22:44ID:R12QSb+80<>

我慢した時間が長かったせいかそれとも背徳感のせいかは分からないが

今までの人生の中で最大の快感、最大の放出だった。

その上長い。

すべてを放出し終える頃にはアズサの脚も解かれていた。

俺はアズサの中から少し硬度のなくなった槍を抜く。

そしてアズサの右隣にうつぶせに倒れこんだ。

そして息を整える。

隣のアズサも仰向けになったまま呼吸を整えていた。

やがて俺は首だけアズサのほうを向ける。

アズサも俺のほうを向いた。





<>395名前:えっちな21禁さん投稿日:2006/01/24(火)18:28:34ID:R12QSb+80<>

俺は右を向いて寝る。

アズサは左を向いた。

俺たちは抱き合ってキスしあった。

ディープではなく。優しいキスを。

俺「愛してるよ・・・アズサ。」

ア「私も・・愛してるよ。」

そういって抱き合いながら眠りに付いた。

俺の人生の中で最高の夜は終わった。





<>396名前:えっちな21禁さん投稿日:2006/01/24(火)18:33:52ID:R12QSb+80<>

翌朝。

目が覚めると目の前にあったのはアズサの顔。

立場なんて関係ない、世界で一番大好きな女性。

俺はその額にキスをする。

するとアズサが目覚めた。

ア「王子様のキスで目が覚めました〜。」

そういって目をつぶり、キスをせがむ唇をしてきた。

俺はそれに応えてキスをした。

キスが終わると一緒に風呂に入った。





<>397名前:えっちな21禁さん投稿日:2006/01/24(火)18:39:57ID:R12QSb+80<>

アズサの脚に付いた血を取り除く為・・・のつもりだった。

2人とも起き上がったあとのシーツに付いた血は

アズサの臀部周辺・・・と、もうひとつ。

俺が寝ていた所だった。

俺たちは顔を見合わせた。

俺は自分の身体の前面を見渡すも異常はなかった。

とすれば・・・。

ア「あーーーーー!」

とアズサが指差したのは俺の背中。





<>398名前:えっちな21禁さん投稿日:2006/01/24(火)18:47:16ID:R12QSb+80<>

俺は自分の背中を見た。

と言っても背中の一部分だけだが。

右に4つ、左に4つ、背中の中央あたりを中心に

ちょうど円のように傷が付いている。

1つあたりの傷は大きくないがなかなか深いようだ。

既に血は止まっており、各キズから左に向かって血の流れた後があった。

俺「なんじゃこりゃぁああああ」

そしてもう1つ血の付いたものが見つかる。





<>399名前:えっちな21禁さん投稿日:2006/01/24(火)18:53:41ID:R12QSb+80<>

それはアズサの親指以外の爪だった。

だがこれはここから出血したものではないようだ。

ここで俺は夕べのことを思い出す。

背中に痛みがあったこと。その原因は・・・

俺「犯人はお前かーっ!!」

ア「ゴメンなさぁ〜イ!」

そういって俺はアズサに背後から抱きついた。

俺「後で消毒を命じる!!」

ア「ハァ〜イ」

そして2人で風呂に入る。

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【出会い系】熟女に出会い系で誘われた結果 【体験談】

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<>1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2014/01/06(月)21:15:54.90ID:JkjqWN0b0<>

若い女にしとけお前ら



<>2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2014/01/06(月)21:16:55.49ID:9Q3VcRak0<>

ま●こ臭かった?



<>3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2014/01/06(月)21:18:02.76ID:JkjqWN0b0<>

>>2

怖くて顔近付けられなかったけど臭そうだった



<>4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2014/01/06(月)21:19:07.14ID:JkjqWN0b0<>

ちな中田氏



<>5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2014/01/06(月)21:20:36.51ID:40JsaKAgO<>

義母の姉のやつか?






<>6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2014/01/06(月)21:21:07.80ID:JkjqWN0b0<>

>>5

なにそれ違う



<>8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2014/01/06(月)21:24:12.80ID:K1tojuiK0<>

相手のテクは?



<>9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2014/01/06(月)21:24:59.77ID:mmoncGvs0<>

ほら、経緯とか



<>11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2014/01/06(月)21:29:52.89ID:JkjqWN0b0<>

>>8

フ●ラは割と上手



>>9

アプリで知り合ってご飯連れてってくれて

ホテルで休憩しよう見たいなノリになって

まさかヤらないだろう

まぁあっても抜いてもらうぐらいにしようと思ってたら結局ことに及んだ





>>女からエロ写メもらいつつハメ倒す方法みつけたったwww



<>10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2014/01/06(月)21:26:30.60ID:IxGbrVM10<>

詳しく



<>14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2014/01/06(月)21:32:39.05ID:JkjqWN0b0<>

>>10

あと胸はCカップだったな

ホテル代も出してくれて

子供が3人居ると言っていた



ちなみに指5本入るぐらいガバマンで潮吹きまくり

マイ電マ持ってる淫乱だった



<>12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2014/01/06(月)21:31:41.99ID:IxGbrVM10<>

顔は誰似?



<>16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2014/01/06(月)21:33:50.26ID:JkjqWN0b0<>

>>12

うーん誰だろう

動物でいえば可愛いカバを劣化させた感じ



>>13

23



<>13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2014/01/06(月)21:32:12.41ID:mmoncGvs0<>

つーか何歳なの

>>1が40だったらなんともないじゃん



<>15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2014/01/06(月)21:32:44.26ID:40JsaKAgO<>

ホテル行った時点で察すればいいのに



<>17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2014/01/06(月)21:34:32.71ID:JkjqWN0b0<>

>>15

50の女に性欲があるなんて熟女AVの世界だけかと思ってた



<>19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2014/01/06(月)21:35:51.24ID:IxGbrVM10<>

>>17

出会い系やってる時点でお察し



<>20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2014/01/06(月)21:36:02.24ID:KZ4gzIT60<>

かわいいカバを劣化て・・・

生々しすぎんぞ、おい



<>21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2014/01/06(月)21:37:23.02ID:n6bMgYGV0<>

KABAが可愛いとか言ってる時点で感覚おかしい



<>24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2014/01/06(月)21:38:06.00ID:JkjqWN0b0<>

>>21

カバ違いなww



<>23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2014/01/06(月)21:38:04.13ID:K61WAGSE0<>

23で50とか…

勇者か



<>27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2014/01/06(月)21:38:38.31ID:VycwuoQI0<>

羨ましいな

さぞかし綺麗なんだろう…



俺は今年で39歳





>>女からエロ写メもらいつつハメ倒す方法みつけたったwww



<>28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2014/01/06(月)21:39:21.66ID:ag2OS5X50<>

相手から誘ってきたの?ホテルで



<>30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2014/01/06(月)21:40:32.40ID:JkjqWN0b0<>

>>28

そんな感じ



<>31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2014/01/06(月)21:40:39.04ID:C2veDy9eP<>

40〜50が一番ヤバいんだよな性病



<>33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2014/01/06(月)21:41:25.48ID:FQDyibKgI<>

旦那はいるの?



<>34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2014/01/06(月)21:43:12.10ID:JkjqWN0b0<>

>>31

チッこないだ性病検査したとこなのに



>>33

いるが単身赴任



<>39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2014/01/06(月)21:53:57.60ID:kuqzItvxO<>

意外かもしれないが年取ってる方が新陳代謝が衰えてマ●コも臭くない



<>40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2014/01/06(月)21:56:24.12ID:JkjqWN0b0<>

>>39

体は多少加齢臭的な臭いしたぞ

女だから加齢臭じゃないかもしれんが




出会い系でのエッチな体験談を画像付きで公開中 出会い体験談

【レイプ】無防備な義母  その後【体験談】

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以前、無防備な義母の話をしました。

今回、また新たな展開があったので、ちょっと書き込んでみようと思います。振り返る様ですが、私には23歳になる妻と42歳になる義母がいます。

2年前(前話は1年前)に、私達は結婚!母が1人になると言う事で、私が婿に入ったんです。

義母と同居して直ぐに、義母の無防備さを知ったんです。去年の暮、私達家族はスキー旅行に出掛けました。

スキーの経験は、私がまぁ人並みに滑れると言う事と、義母が昔滑った事がある位、妻は今回が

初めてでした。妻と義母の用具は全てレンタルする事にして、現地に向かったんです。

ホテルに着いたのは10時を回っていました。ホテルから直ぐ目の前がゲレンデで、部屋に荷物を置き

直ぐに一階のレンタルショップへ向かいました。

妻も義母もどれにするか悩んでいる様子だったので、私が手早く指示しゲレンデに出たのは11時を回っていました。

3人並んで立っていると、姉妹+弟と言う感じでしょうか?義母は相変わらず若く、美人です。

妻は、全くの素人と言う事で、私が付き添いで色々と教えていると、待ちきれないと言わんばかりに義母がリフトに

乗って上に昇って行くのが見えたんです。私も早く滑りたかったんですが、妻を1人には出来ません。

何とか形になった妻を連れ、リフトに乗り込みました。

初めて乗るリフトに妻はウキウキ!気分でハシャイデいました。

そんな時です。コースを滑る義母の姿が見えたんです。




何十年ぶりと言っていた義母でしたが、軽やかに滑り私達に気づくと手を振っていました。

リフトを降り、斜面に向かうと妻の表情が一変!恐怖に震えています。

妻 「何!結構急じゃない・・・無理無理」

私 「大丈夫だよ!ここは初心者向けだから・・・ほらあんな小さな子供だって」

そんな言葉は妻の耳に入っていなかった様で、その場に座り込んでしまいました。

何とか説得し、妻を抱える様に前に抱きボーゲン体制でゆっくり滑り出したんです。

ようやく落ち着きを取り戻した妻は、ブルブル震えながら”離さないでね”と声を掛けて来ます。

”はいはい!”と答えながら、義母の姿を探してみると、リフト乗り場付近で、男性に声を掛けられている様子です。

ようやく中間点に滑り下りる頃には、義母は見知らぬ男性と一緒にリフトに乗っているのが見えたんですが、

男性の方手は義母の腰の辺りに回っていました。

見た目は20代と言った感じでしょうか?ゴーグルをしているのでハッキリは分かりません。

何とか下まで降りた妻は、すっかり疲れた様で”ちょっと休んでいるから・・ちょっと滑ってて”と言うので、妻を見送り

リフトへ向かいました。

今度は義母の元へ・・・そう思った私は義母を探していました。コース内には見当たりません。

反対側を見ると、コースとコースの間の林の中に義母らしき姿が見えたんです。

直ぐに滑って向かうと、男性に押し倒され胸を弄られている様子です。

木陰で様子を伺うと

義母「大丈夫です」

男性「この辺ですか?もっと揉んだ方がいいですよ」

義母「すいません。下手から・・・ご迷惑おかけして」

男性「気にしないで下さい。服が厚くって・・・ちょっと中に手を入れますね」

そう言うと、義母のウェアのファスナーを下ろし、中に手を入れ胸を揉む男性でした。

彼は、明らかに義母の体を狙っているのが分かります。ニヤニヤしながら辺りに人が来ない事を確認している様です。

義母「もう大丈夫です。ありがとうございました」

男性「そうですか?じゃ」

立ち上がろうとした際にワザと義母のズボンを掴んで下に降ろしたから、義母のタイツが露わに・・・更に男性がタイツ

の腰ゴムに指を入れ下げたからパンティも一緒に・・・。義母の秘所が露わになると男性は顔を近づけたんです。

義母「あら!大丈夫・・・」

男性「すいません。手が滑って・・・」

義母「さぁ立てます」 

そう言いながらも義母は彼に手を伸ばし、下半身丸出し状態。

彼が立ち上がると、ようやくパンティを上げようとしていました。

彼は、そんな義母の手を取り、今にも押し入れようとする感じがしたので、私は義母の名前を呼んだんです。

義母「あら連れだわ」

義母の声に驚いた男が、逃げる様に滑り去って行きました。

義母の元へ向かうと、まだ生マンコが露わになっていたので、”どうしたの?”と聞くと、親切な男性に

痛い所を擦って貰っていたと言うのです。

何だか興奮した私は、義母の口にキスをして仲良くゲレンデを滑り降りました。

ゲレンデの一角から彼の視線を感じていた事は言うまでもありません。

何本か滑って、妻の待つ食堂へ向かうと妻の元には数人の男性が・・・。

私達に気づいた妻が手を振ると同時に男達はいなくなりました。親子でモテモテで困ると同時に、

2人は自分の物だと思うと嬉しくて溜まりません。まさに両手に花ですね。

ちょっと遅い昼食を済ませ、私達はまたゲレンデに向かいました。

妻は相変わらず、1人では無理だった事もあり、私が付きっきり状態。義母は”私は1人で楽しんでいるから”と

1人リフトに乗り込んで行く。

その後を追う様に私達もリフトに乗り込み上に到着。

時間が開くと妻はまた恐怖に身を凍えさせていた。

ピッタリと妻を抱きかかえ、ボーゲンでゆっくり滑り下りる。ようやく下に付く頃には義母は3度も同じコースを

滑った様だ。

義母「私、もう少し上級者コースに行って見るね・・・何かあったら電話頂戴」

私 「一人で行くんですか?大丈夫?」

義母「大丈夫!もうすっかり感覚が戻ったみたい」

妻 「お母さん、怪我なんかしないでよ・・・私が言うのも何だけど・・・」

義母「そうね!折角の旅行に怪我したら台無しだもんね」

そう言って義母は軽やかに上級者コースへ向かって行ったんです。

妻はその後も、何本か滑ると”私疲れたから、休むわ・・・貴方1人で滑ってて”と言うのです。

私 「さっきの件もあるし、心配だな」

妻 「もう他の人に声掛けられても、一緒に行かないし・・・信用して♡」

私 「ここで休んでいるんだよ・・・何かあったら電話!」

妻 「分かったわ」

妻を1人残し、私も義母の後を追う事にしたんです。

一番心配なのは義母でした。

義母が向かった筈のコースを回ってみたんですが、姿が見えません。

コース外れの林や近場の休憩室にも義母はいませんでした。

ふと気になったのが、頂上付近のコースに向かうゴンドラでした。

もしかして義母はゴンドラで・・・。そう思い私もゴンドラで頂上へ向かったんです。

頂上は雪が降って視界が悪かったんです。何本かのコースを回ってみましたが義母の姿がありません。

義母の携帯に電話を掛けてみたんですが、圏外らしく繋がらずちょっと焦っていました。

ここには居ないと思った私は、もう一度下のコースに降りようと考えたんです。

降りる為には、超急なコース下る方法と、迂回路があり義母は迂回路を降りたと思ったんです。

迂回コースには人気がありません。林の中を降りているとコース外れに、除雪車用の小屋が見えたんです。

何だか胸騒ぎがして、小屋の方へ足を運んだんです。

何本かのスキー跡があり、向かった先は裏口だったんです。

裏口を覗いて驚きました。休憩室らしき部屋で義母が全裸で、男3人に弄られていたんですから・・・。

8畳程の部屋にストーブが付けられ、中は温かいのか?窓は水滴が付き、薄ら曇っています。

3人の中には、午前中に義母にちょっかいを出していた男の姿もあったんです。

義母は、ひたすら”ごめんなさい・・・何でもしますから”と謝っている様で、男達はニヤニヤと義母にチンポをしゃぶらせ

”責任とってくれよな”と怒声を浴びせていました。

男 「チンポまた寒くなって来たから、お前の体の中で温めてくれ」

そう言ってチンポを指し出すと、義母は四つん這いになりお尻を高々と持ち上げたんです。

もう何度もマンコを犯された様で、お尻から太腿付近には精液が大量に付いていました。

男がマンコに挿入!義母は”温かいですか?”と気を使っている様でした。

パンパン音が響き渡り、義母は”あ~うぅ~”と声を出し、彼らのチンポを受け入れるのでした。

私は、正面のシャッターをドンドン叩き音を鳴らすと、間もなく男達が慌てて出て来ました。

私を係員とでも勘違いしたんでしょう?私を見る事も無く、足早に滑って行ったんです。

すぐさま裏口へ向かい休憩室に入りました。義母は私の顔を見るなり飛びついて来て”怖かった”と

涙を流したんです。

義母の汚れた体を近くにあったタオルで拭き取りながら経緯を聞くと

*頂上コースを滑って間もなく、午前中の男から声を掛けられ一緒に滑っていると友人と言う男性が2人来て

 下のコースに行こうと迂回路を滑り始めたそうです。その時、1人の男性が後ろから抱きつき驚いた義母が

 転んで、同時に後ろの男性も転び、義母の板が彼の顔をカスリちょっと怪我をしたみたいです。

 痛いだろ!と怒声が飛び交い、休むと言ってここに連れ込まれ・・・と言う経緯。

明らかに犯行的な手口!義母を抱きしめながら、私も義母と繋がり仲良くゲレンデを後にしました。妻の待つ休憩室に向かうと、約束どうり妻は1人コーヒー飲みながらTVを見ていました。

妻 「待ちくたびれた!ホテルに帰ろう」

私 「そうだね!もう十分だし」

そう言って私達はホテルに向かったんです。

義母は、今回の旅行でちょっと汚されちゃったんですが、そんな義母も大好きです。

涙ながらに抱き付いて来てくれた姿が、とても魅力的でした。

レイプする人ってフェラチオさせるのでしょうか?

【友達】三年来の鬱憤【体験談】

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672新着 :1/3 sage :2007/09/21(金) 23:11:37 0

うーんやっぱり男のカキコだと叩かれるんだね。

・・・ここで「だからやめとくわ」とか言い出したら

とんだ誘い受けなんで、ちゃんと書くけど

俺と嫁は互いの両親が気に入らない同士。

親と離れて東京のマンションで暮らしていたが、

ことあるごとに嫁が部屋に親を呼ぶ。

しかも召還された嫁父母は嫁とつるんでスシや焼肉を喰いたがる。

そして俺のことを家事を手伝わない関白亭主と言って盛り上がる。

断っておくが皿洗いや掃除程度は俺もやっている。

しかし嫁子は専業主婦じゃんとか突っ込もうものなら

「九州男児は石頭で始末に終えんわー」などと袋叩き。

さらに俺が両親を呼んでいいかと言うと

「いやよ、お義母さんそりが合わないし」と一蹴。

「俺だってそっちの親はニガテだ」と言ったところ




そのままクルッポーして後日トリオで嫌味を言われるハメに。



673新着 :2/3 sage :2007/09/21(金) 23:12:36 0

このような生活が三年ほど続き、完全に慣れてしまった。

よくキレなかったものだと思うが、結婚にはこういう悩みもつきものだろう

なんて勝手に納得していた。

そりゃおかしい、エネ妻だ

と指摘されてスレを紹介されたのが一月前のこと。

マヒしきっていた感覚を今一度清算し、

「水曜にまた来るから」という嫁に

「イヤだ。お前の親は不愉快だ」と直言した。

数秒の思考停止のち、嫁激怒。

電話で親を呼び出そうとしたので、受話器をひったくって

「呼ぶなっつってんだろーー!!」

と大声で怒鳴ってしまった。

嫁は無音で泣き出し、その場はそれで終わった。

案の定、いつの間に連絡したのか水曜に嫁父母来訪。

最初からキレまくっており、合鍵で入ってくるなり正座を要求された。



675新着 :3/3 sage :2007/09/21(金) 23:13:43 0

「なんですか?入らないで下さい」「やかましい!」

などと軽い前哨戦ののち、そこに坐れと命令された。

頑として断り続けたところ、嫁父が掴みかかってきて

力づくで俺を土下座させようとした・・・。

嫁父は現役大工で、相当なパワー。

大苦戦してもみあっていると、なんと嫁母まで参加。

2人相手であえなく土下座させられる俺の上に

嫁の「お父さん、がんばれ〜w!」という嬉しそうな声援が降り注いだ。

三年来の鬱憤が、爆発した。

俺は自分のパンチで拳を骨折して全治一ヵ月半。

嫁父はそのパンチがアゴに入って気絶&ムチウチ。

嫁母は俺の頭を押さえていた腕をひっかかれまくって流血(これは嫁父も)

嫁は座り込んでシクシクとなく。

血の水曜日事件。

平和な夫婦生活は終わった。

それから嫁は二度と両親を呼ばなくなったが、

どことなくビクビクするようになってしまった。

大きなわだかまりが両者に生まれてしまった。

それでいて仕送り請求は欠かさずしてくるのだから図々しい。

現在、離婚に向けて話し合い中。

嫁は頑として応じないが、サイフ扱いされるのはもうウンザリだ。

友達とのエッチを強要すると友情が壊れる事が多いので、性欲は無料アダルト動画で発散しておきましょう♪

【近親相姦】美しい義母と肉体関係を持って3年になる【体験談】

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嫁さんの母親と関係持って早3年



義理の母親は46歳

嫁さんは25歳

俺は34歳



義理の母親は30歳の時離婚、嫁さんを女一人手で育てた。

離婚してから、色々付き合った男性も居るみたいだが

再婚はしなかった。



嫁さんとは職場で知り合った。

新入社員の中でも一段と目立って可愛かった



付き合って2年後嫁さんの家に挨拶に行ったときに、

初めて義母さんをみたが、嫁さんと違う色香があった。






それから、家へ出入りするようになって家に泊まったり

3人で食事へ行ったり旅行にも行くようになった。



そんなある日に、いつものように家に行くと

義母さんが、ちょっと暗い顔を見せた。

が、すぐいつものように明るく迎えてくれた。



どうしたのかなぁと思ったので

嫁さんが風呂へ入っている時に、何かあったのか聞いたら



勤め先にの同僚の男が、付き合ってくれと言われ

タイプでもないので困ってるらしく



「それじゃぁ、彼氏が居るといって断っちゃえばいいよ。

彼氏は、僕ってことでいいから」

「そんな事、娘に悪いわ」



「大丈夫、大丈夫、説明しておくから」

嫁さんが、風呂から上がってきたので、いきさつを説明、

逆にお願いと頼まれてしまった。



義母は、声をかけられるたびにただ断るだけだったので、

仕事帰りに迎えに行き、同僚男に見せ付けることにした。



案の定、義母が社員出口から出てきた時

後ろから同僚男が付いてきていた。



出口から義母が出てくるなり手を繋ぎ、

同僚男に見せ付けるようエスコートして車に乗せ

同僚男を尻目に走り去った。



車の中で同僚男が、唖然としていた顔が面白く

思い出して二人で大笑い



「ごめんなさいね、こんな事させちゃって」

「いえ、いいんですよ、義母さん綺麗だから

声をかけちゃうんだろうから声かける人の気持ちも

解るんだけどなぁ。僕でも声かけちゃいますよ」



「もう、こんなオバサンからかわないでよ」

「本当ですよ、だって僕と一回りしか違わないし、

オバサンなんていったら僕もオジサンですよ」



前から、義母とは話が合う一回り年が離れてても

そう思えないほど若い



「そんな事聞いたら本気にしちゃうじゃない」

「本当ですよ」



「でも今日のお礼に何かお礼しないとね」



「えっいいですよ、こんな事ぐらいいつでもしますよ

それに、1回迎えに行ったぐらいでは、信じないと思うし

これから、頻繁に迎えに行きますよ、

○美にもお願いされてるんだし」



「じゃぁ今度私がおごるから飲みに行きましょう」

「そうですか、じゃぁ楽しみにしてます」



助手席に座っている義母のスカートから伸びる細い足、

○美とは違う香水のいい匂い



家に着くと、○美がすでに帰っていて

「お帰り、どうだった?」



同僚男の唖然とした姿を話し、

もうしばらく迎えに行くことを伝えると



「お願いね」

「あぁ、了解」



義母は今度お酒を飲みに行くことをその時は、話さなかった。

俺もあえて、そのことには触れず、その日は帰った。



飲みに行く日、○美には用事があるから

今日は、会えないことを伝え



義母から○美にメールが来てたのか

「今日は、お母さんも友達と飲み行くって言うし、

私も友達と遊びに行こうかなぁ」



「明日休みなんだから、いいんじゃない、」

「うん、じゃぁそうする。○子誘って飲みに行こうっと」



俺は、ちょっと罪悪感を感じながらも待ち合わせ場所に急いだ

○美と初デートの時みたいに胸がドキドキする。



待ち合わせ場所に、義母がスラットした立ち姿で立っていた。

仕事帰りもあってタイトにブラウス



「すみません待ちました?」

「いえ、今来たところ、じゃぁ行きましょうか、お店予約しておいたの」



入ったお店は、隠れ家的割烹のお店

「良く来るんですか、こういうお店?」

「うぅん、たまに、○美も知らないお店だから」



「そうなんですか」内心ほっとする俺

中庭の見える個室に通された。



二間を抜いた部屋で8畳と6畳の部屋

美味しい食事をした後、次は僕の知ってる店行きましょう。

と次の店へ。



義母は、カクテルを飲み泥酔しているようだった。

義母を抱きかかえるように、店を出てエレベーターに乗せ、

ドアが閉まると同時に泥酔している義母にキスをした。



すると、義母も俺に抱きつき舌を絡ませてきた。

同時にドアが開くと1Fで乗る人が・・・・



慌てて離れ、そそくさとその場を離れた。

手を繋ぎ引っ張って歩いていると、



義母が「ねぇ、続き、途中なんだもん」

えっ?していいの?



自販機の裏の空き地に隠れキスをすると

義母も俺の唇をしゃぶるように、唇を重ねてきて舌を絡ませた。



「○代さん抱きたい」

義母を初めて名前で呼んだ。



「私も・・・」

すぐそばにあったラブホへ入ると、VIPルームしか空いてなかった。



露天風呂、岩盤浴サウナ付きSMルーム。エロ過ぎる

部屋のボタンを押し最上階へ(次回へ続く)

近親相姦に至るまでの段階で一番エッチな事はやっぱりフェラチオですね

【近親相姦】美しい義母と肉体関係を持って3年になる 続編【体験談】

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前編は以下のとおり



露天風呂、岩盤浴サウナ付きSMルーム。エロ過ぎる

部屋のボタンを押し最上階へ



義母を抱きかかえ部屋へ入る

ベッドへ寝かせ、覆いかぶさり首を舐め耳たぶを噛むと



「あっぁダメ、お風呂に入らせて、お願い」

「だめ、まだキスが途中だったもん」



「うそ、さっきしたよ」

「まだ、ぼくがしてないもん」



また唇を重ねキスを初め、右手でブラウスのボタンを外そうとすると




義母が「ダメだって、先お風呂」



しょうがなく、露天風呂へかけ流しのためお湯は満タン



部屋を真っ暗にして脱衣所で脱ぎ、

バスタオルを巻いて出てきた義母



胸のふくらみでバスタオルが止まっているのが

白いバスタオルだけ暗い中でも解る。



後ろから抱きつき顔だけ前に突き出しキスをすると、

義母もそれに合わせて顔を横に向け唇を重ねた。



後ろから、おもむろにでかい胸を揉むと悶え声を漏らす



「ダメだって、お風呂一緒にはいろう」

露天風呂に二人で入り、後ろから胸を揉みながら右手を股間へ



風呂の中で茂みが揺らいでる。

指を義母の、マムコへ這わせる度、体をビクつかせる



俺の右手を義母が抑えて「ダメ、」

「でも感じてるよ」



「だって・・・のぼせちゃった、出よ」

体を拭きベッドへ



ベッドにバスタオルを巻いて寝ている義母



ゆっくりとバスタオルを取ると、義母の体は白く綺麗。

体を重ね、キスをする



徐々に下へと移動首筋から胸へと這わせると

「あっぁいい」



胸を揉みながら乳首を甘噛み

感じやすいのか、体を捩りながら身悶える。



右手を茂みへ

茂みを掻き分けマムコへ指を這わせると

マムコから蜜が溢れ出てビチョビチョ



すぐ顔を股間へ

股を開きマムコを舐めると一気に感じたのか

声を上げマムコを押し付けるように体を反り上げてきた。



「いいの、もっと、して、そこ」

久しぶりのせいなのか、マムコから溢れる蜜は止まることなく

溢れ出てお尻まで垂れ流れてる。



ゆっくりと指を入れるときつく締まる。

両足を肩に乗せ抱えゆっくりと挿入



当分してないせいか、きつめのマムコ

少し強引に捻じ込むと「うっ」と声を漏らす



奥へと突っ込むと

「あっぁ当たってるの、そうそこ、いいのもっと突いて突いて」



マムコから出しまた突き上げを繰り返すと

体を大きく振りながら自分の髪を持ち、頭を振り感じている。



体を持ち上げ騎乗位で突き上げると、一気蜜が吹き上げ果てた。

体をぐったりと横たえ小刻みに体を振るわせる。



落ち着いてか義母が

「すごくよかった、いっぱい逝っちゃった。

○美には悪いけど、これからたまにしてもらえる?」



「こちらこそ、僕ももっといっぱい○代としたいし」

「本当?こんなオバサンでもいいの?」



「こんなに綺麗なのにオバサンなわけないよ」

「うれしい」また唇を重ね愛しあった。



それからは、○美の留守に体を重ねたが

なかなか二人だけにはなれずにいた。



そんな関係を続けていたが、

○美とも付き合いも長くなり、

○美から結婚したいと言われ断ることも無く結婚、



義母を一人にすることは、できないからということで

義母と同居、



義母も俺も望んだ形になり、○美が居ない時や

風呂に入っているときが義母と愛しあう時間になった。



義母の部屋は、一階

俺ら夫婦の部屋は、二階

嫁とは、生理の日以外はほぼ毎日している。



義母とは、嫁が風呂に入っている1時間に

義母の部屋で



○美と結婚以来、義母は、積極的に求めるようになった。



女性としての嫉妬心か、それはわからないけど

初めて愛し合ったとき以上に感じ、

チムポを愛しそうにしゃぶる姿を見ると、



異常に興奮して無茶苦茶義母を服従させたくなり、

近頃では、嫁が居ない時は、ソフトSMするようになった。



義母は、後ろ手に縛られたまま

お尻を叩かれながらチムポをしゃぶる



さすがに、嫁が風呂に入っているときに縛るわけにも、

お尻を叩くわけにもいかず、二人だけの時の楽しみになっている

近親相姦に至るまでの段階で一番エッチな事はやっぱりフェラチオですね


【フェラチオ】義姉にフェラチオされて口内射精【体験談】

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最初に義姉と出会ったのは、僕が12歳で義姉が16歳の時でした。

(現在僕21歳、姉25歳)



両親が離婚して、一年くらい経ったときに、

父に会わせたい人がいると言われ、会ったのがきっかけでした。



最初に会った時は「こいつら誰やねん」

って言うのがお互いの第一印象でした。



ただ、姉を見たときに「顔は結構可愛いな」

と心の中で思っていましたが、



当時の僕はとりあえず義母と姉が気に入らなくて、

最初はお互いに全く目も合わさず話もしませんでした。






最初のギスギスした出会いとは裏腹に、

とあることがきっかけで急激に打ち解け始めて、



僕が16歳の時には姉と二人で買い物に行ったりだとか、

ご飯行ったりだとかするようになりました。



お互いに当時付き合っていた彼女や彼氏の恋愛相談したり、

僕の勉強見てもらったり、と本当になんでも話せる姉ができて

僕は少しずつ姉に惹かれていきました。



僕が自分の部屋でオナニーしてるとこ見られたこともありましたが、

笑って冷やかしてきたり、その日を境に急に僕の部屋の扉を

開けてきたりとかで、



なんだかんだその現状に満足していたこともあり、

姉との関係が壊れることが一番怖かったので、

僕は一切態度には出さずにこれまで普通を演じてきました。



今年の正月に両親が温泉旅行で、

僕と姉は正月からダラダラと過ごしていました。



姉がダラダラ過ごすのも時間が勿体無いから、

二人で買い物して、飲み明かそうという話になりました。



正月早々ビールがぶ飲み。

お互いに泥酔していろんな話でめっちゃ盛り上がる。



夜中までアホな話で盛り上がり、気が付いたら

お互いにこたつで隣同士並んで爆睡してました。



目を開けたら豆電球の薄暗い中に姉の寝顔が目の前にありました。

ただ僕はじーっと姉を見てたら、姉が急に目を開けました。



姉「何?」

僕「別に‥」



お互いに顔を見たまま沈黙でした。

その時何故か自然とお互いにキス。



唇が離れた瞬間にまたキス。

もうそこから僕も姉も30分くらい無言でキスしまくりでした。



んでベッド行こうって話になってお互いにベッドへ。

ベッドの上でまたキス。



姉の服を脱がし、初めて姉の体に触れた。

姉も興奮しているようで、

姉も僕の服を脱がしてきて僕の体に触れてくる。



ついに姉の手が僕の息子にのびる!

しかし、僕の愚息はまさかの無反応‥



この肝心な時にウンともスンとも言わない‥。



「何で?!」と焦りまくる僕に姉は優しく「おいで」と両手を伸ばし、

抱っこして包み込んでくれてそのままお互いに寝てしまい、その日は終了。



次の日、お互いに同時に目が覚めた時に姉が僕の息子を弄んでくる‥。



なんとか勃起(=´∀`)人(´∀`=)

インポ疑惑が晴れてよかった‥と内心喜んでいたら、

今度は姉が急にフェラしてきた‥



僕「ちょっと!風呂入ってないし、臭いからやめてって!」

(本当はただの建前で、全然やめてほしくなかったですw)



姉「んっ••(大丈夫的な感じ)」

そのまま根元から先まで丹念に責められ、そのまま口内射精。



残った精子も丁寧に吸ってくれて、そのまま飲んでくれました。



そのあとの会話もいろいろありましたが、

最初に関係を持った初日はこれで終わりました。

最近は若い女の子もフェラチオの仕方は動画で覚えるそうです。フェラチオでどうぞ♪

【フェラチオ】夫が出張中のある夜、舅に強引に犯されてしまった【体験談】

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名無しさん(20代)からの投稿—-私は自分の夫の父親、即ち舅と関係を続けています。

事の発端は夫の長期出張でした。

夫とはお見合いで結婚しましたが、良家と言えるきちんとした家柄で、将に良縁と言える結婚でした。

モテなかったわけではありませんでしたが、私は結婚するまで貞操を守り、唯一、初めて身体を許したのが夫でした。

夫も真面目な人で、友人とその手のお店に行ったことはあるようでしたが、あまり遊んでいる様子もなくお互いに学校を出てから暫くして、お見合いを経て結婚に至りました。

男の人がこれほど優しく逞しいものだと夫と一緒になって初めて知り、とても安心したのを今でも覚えています。

夫の仕事は極めて多忙でしたが、それでも月に二度か三度、きちんと夜のお務めも果たしてくれて、夫にはそれなりの喜びも味わわせて貰っていました。

夫の両親とは最初から同居暮らしでした。

姑はとても親切で優しく、本当の親子のように良くしてもらい、姑が若くして亡くなった時には実の母親が逝ったかのように泣きました。

「お姑さんを亡くしてそんなに泣けるなんて幸せだね」

友人にはそう慰められました。

義母を早くに失った以外は絵に描いたような幸せな生活で、私達が死ぬまでこの状態は続くものだと思っていました。

そう、あの日までは。

姑の生前から舅は手の掛からない人でした。

服を脱ぎっぱなしにすることもなく、下着姿で家の中をウロウロすることもありません。




食事の後は自分の使った食器をきちんと流しに運んでくださいます。

姑が亡くなってからもそれは変わらず、夫が接待で遅くなったり、週末にゴルフで家を空けているときなど男手として居てくださることで何かと助かっておりました。

夫から出張の話を聞かされた時も、“お義父さまがいてくださるから安心”と思っていたくらいで、私にとって舅は性別を意識することのない家族でした。

夫が出張に出て三週間が経った頃でした。

夫婦の寝室で休んでおりましたら、私は夜中に息苦しさを感じて目を覚ましました。

意識がはっきりしてくると、誰かが私の胸を触っているのがわかりました。

私は怖くなって眠ったふりをしましたが、そうしていると手の動きはさらに大胆になってきて、私のお腹からパジャマのズボンと下着を掻い潜って夫しか知らない恥ずかしいところへと指が伸びてきました。

思い切って目を開いてみますと、暗がりの中で人影が見えました。

「誰?」

そう言って身体を起こそうとすると手で口を塞がれて、枕に頭を押し付けられました。

「声を出さないで」

“その声は、お義父さま?”

よもや夫の父親が、私達夫婦の寝室に忍んでくるなどとは夢にも思っておりませんでしたので、私は少なからず動揺し、混乱しておりました。

“夫に何かあったのかしら?”

そんな風にさえ思ったほどです。

しかし、私が大人しくしておりますと、舅の手は再び私の胸に伸びてきて、パジャマのボタンを簡単に二つほど外しますと、ブラジャーをしていない胸に直接触れてきました。

「!?」

気が動転しながらも私は無言で抗いましたが、夫以上に逞しい舅の身体を退けることが叶うはずもなく、パジャマのズボンと一緒に下着を簡単に剥ぎ取られると、舅は私の脚を割って入ってきました。

「お義父さま、いけません!」

「…」

「お義父さま!お義父さま!」

声に出して抵抗も示しましたが、舅は私の脚をグッと折り曲げるようにして、私はそのまま逞しい肉棒を挿入されてしまったのです。

“あなた、ごめんなさい…”

貫かれた瞬間、私は舅の厚い胸板を押して最後の抵抗を試みましたが、所詮は女の力です。

舅は私の柔らかい肉襞に初老とは思えない逞しさで入ってくるなり、奥にまで達してきたのです。

最初は驚きと夫に対する申し訳ない気持ちが交互に襲ってきましたがが、舅が私の中で暴れ始めると私の驚きは別のものに変わりました。

夫しか知らない私を掻き乱す舅のソレは、夫とは比べものにならないくらい大きくて立派なものだったのです。

後から知りましたが、その時点で、舅はまだ全部を私の中には入れていなくて、一番奥を更にグッと突かれた時、私の背中に電気が走り、”うっ”と声が漏れると舅の肩に手を回して思わず抱きついてしまいました。

どれだけの時間、舅が私の子宮口を突いていたのかわかりませんが、頭の芯が少しずつ麻痺し始めたころ、私の中で暖かい何かが弾けた気がしました。

余韻を楽しむように舅は私の中で暫く動いていましたが、やがて黙って私から離れると、枕もとのティッシュを二、三枚とって私の股間に押し付けるとご自分の着ておられたものを手に取って私達の寝室から出ていかれました。

何が起こったのか認識しきれない状態のままで、私は夢遊病のように股間の始末をするとシャワーを浴びに行きました。

そして、再びベッドに戻るとあんなことがあったにも拘らず、突然の睡魔に襲われて何事もなかったかのようにそのまま眠りに落ちてしまいました。

翌朝、私はいつもの時間に目覚め、いつもの通り朝食の支度をしました。

用意が整って舅が食卓に着きますと、いつものように舅は朝刊を読み始め、私の作った朝ご飯を召し上がると、何事もなかったかのように出勤していかれました。

何だか夢を見ていたようで、私もいつもの通り、家事に追われて夕刻を迎えると、舅はいつもの時間に帰ってこられました。

夕食の間も交わす言葉もいつもと変わらず、普段通りの会話でした。

食事が終わって、

「お風呂はどうなさいますか?」

とお尋ねしますと、

「お先にどうぞ」

と仰いますので、先にお湯をいただいておりますと後から舅が入ってこられました。

「お義父さま、すみません。直ぐに上がります」

そう言いながらも私は舅の股間を横目で盗み見てしまいました。

“太い!これが大きくなると昨日みたいになるのかしら…”

舅の顔を見上げますと、私の目の動きをじっと観察しておられたようで、目が合うと優しく微笑まれました。

私がどこを見ていたのか、舅に知られてしまいました。

恥ずかしくなって、私が湯船から立ち上がろうとしますと、

「いや、そのまま、そのまま」

舅は掛け湯をすると、私を後ろから抱き抱えるように身体を密着させ、湯船に腰を下ろすよう促されました。

私はどうしようか迷いましたが、腕で胸を隠したままそのまま湯船につかりますと今度は力強く後ろから抱きすくめられ、

“ああ、昨日のことはやはり夢ではなかったのだ”

と改めて実感したのでした。

脇の下から腕を挿し込まれ、小さ目の私の胸は舅の大きな手で包まれ、乳首を摘まむようにして揉みしだかれました。

「お義父さま、いけませんわ…」

小声で抗いましたが、舅は足で私の両足を開かせるようにしてもう片方の手を私の秘所に伸ばしてこられました。

お湯の中だというのに私の中は粘り気のある愛液が溢れ始めていることを即座に舅に知られてしまいました。

「いいんだよ、身体を預けなさい」

頭の中ではいけないと思いつつも、耳の後ろからそう囁かれると、私は身体の力が抜けてしまい、舅の胸に凭れかかるようになってしまいました。

舅が首筋に唇を押し付けながら、硬くなった乳首と陰核に刺激を与えてきます。

指の腹で捏ねるようにクリを刺激されますと私はそれだけではしたなくイッてしまいました。

手で口を覆って声が出ないようにしましたが、無意識のうちに、

「あぐっ!」

と喉の奥から呻き声が漏れてしまいました。

夫との交わりでオルガの何たるかは知っておりましたが、こんなに早く昇り詰めることはそれまでにありませんでした。

どうやら舅はものすごいテクニシャンだったようです。

姑は生前、舅の女性関係に何度も泣かされたことがあるとこっそり教えてくれたことがありました。

“あの立派なお義父さまが?”

意外な一面を知ることとなり

“殿方とはこういうものか”

と姑のことが少し気の毒に思えましたが、姑は死ぬまで舅のことが大好きだったようです。

舅の逞しいものが前夜に引き続き私の秘所を押し開いて侵入してきた時、それも何となくわかる気がしました。

舅の長く太いモノで奥深く抉られたまま、指でクリを擦られて、私は早くも二度目の絶頂に達しました。

ぐったりと力が抜けて舅に体を預けておりますと、お姫様抱っこをされて風呂場から出されると舅は私を脱衣所に立たせて身体を拭いてくれました。

一人では立っていられず、私は舅の肩に手を添えてやっと身体を支えていました。

腰が抜けたような感覚を私はその時、初めて経験していたのでした。

舅は私の身体をバスタオルで包むと、ご自身でも手早く身体を拭いて裸のまま再び私をお姫様抱っこで抱え上げると私たちの寝室に運んでくださいました。

ゆっくりとベッドに降ろされたかと思うと、電気も消さずにバスタオルが剥ぎ取られました。

バスルームで散々見られてしまっているにも関わらず、私は手で身体を隠そうとしました。

しかし舅は私の両手首を掴んで万歳をさせるようにすると舐めるように私の裸体に視線を這わせて行かれました。

恥ずかしさでカッと頭に血が上り、舅から目を背けましたが、そんなことをしても私の裸は舅の目に晒されたままでした。

舅はあまり体重を掛けずに私に覆いかぶさるようにしますと両手で私の両頬を包むようにして私の唇を優しく吸い始めました。

途端に身体から力が抜けて、そして私の期待通り、舌を絡め取られると私は頭の芯がボォっとしてきました。

舅の唇と舌が私の耳から首筋を通って痛いほどに硬くなった乳首が口に含まれると、

「ああ、あああ、ああ」

と自然に声が漏れてしまいました。

そして気がつくと私はいつのまにか舅の怒張したものをしっかりと握りしめていたのでした。

もうどんな素振りを見せようと、何を言おうと舅を拒んでいるとは言えない心の奥を舅に晒してしまいました。

そうなってしまいますと、直ぐにでも私は舅を受け入れたい思いましたが、舅はそれを許してはくれず、シックスナインのポーズになりました。

最初は舅が私の股間に舌を這わせているだけでしたが、喘ぎとともに開いた私の唇に舅のモノが触れると私は極自然に口を大きく開けて舅のモノを咥え込んでいました。

あまりの大きさに顎が外れるのではないかと少し心配になりましたが、直ぐに快楽に溺れ、舅を咥えたままイカされました。

舅はどうやら私の敏感な突起の包皮を捲って一層敏感な部分に舌を這わせたり、唇で挟んでみたりしているようです。

直ぐに次の絶頂を迎えそうになりましたが、急に舅の舌の動きが止まりました。

「えっ?」

考える間もなく私は目の前の舅のモノに再びむしゃぶりついていました。

本能的に舅がしゃぶるように命じていたのを感じとっていたのでした。

すると舅の舌とが再び動き始め、私は舅の顔に擦りつけるようにして腰をガクガクさせると一気に昇り詰めました。

朦朧とする中、舅が押し入ってきて内臓を抉られるような感覚を覚えると、今度は夫では感じたことのない強烈な快楽の嵐に翻弄され、何度も何度も絶頂を味わいました。

正直なことを申しますと、私はクリ派だと自分で思い込んでいました。

年相応の健康な女性ですので、自分で自分を慰めることも知っておりましたし、夫の愛撫を受けてアクメを感じたことも少なくありません。

けれども私が一番感じるのは敏感な突起で、夫に挿入されているときにイクことはありませんでした。

そんな自分が、舅の手に掛かるといとも簡単に昇天させられ、中でイカされる快感の方が遥かに深いことをたった二回の交わりで教え込まれてしまったのです。

学生時代に読んだことのあるレディコミで中年男性に“開発される”少女の話があったのを思い出しますが、私はまさに舅に開発されてしまったのです。

私は何度も何度もイカされ続けましたのに、舅が射精することはなく、動けなくなるほど絶頂を味わわされた後で上体をおこされて、屹立したものを口に含まされると舅はようやく私の喉の奥に精子を注ぎ込むのでした。

放たれたものをゴクリと呑み込んで、萎みかけた舅に舌を這わせて最後の一滴までを吸い出すようにすると、舅はようやく私の身体を解放してくださいました。

翌朝になって目を覚ましますと私は素っ裸のまま、シーツに包まれてベッドに横たわっておりました。

私の横に舅の姿はありませんでした。

“全部夢だったのか”

と錯覚するほど、私の身体はフワフワしていました。

その日は土曜日でしたので、週末は舅にずっと快楽を強要され、私の身体は蹂躙されるものと思い込んでおりました。

ところが舅はその日、自室にこもったまま食事の時にだけ顔を合わせ、翌日も日曜日だというのに、私に指一本触れることなくいつもの舅でいらっしゃいました。

そしてそれから一週間、私たちの間には何事もなかったかのように、舅には私のところへ来ていただけませんでした。

私は日に日にイライラが募り、理不尽にも舅に腹を立てている自分がいることに気がつきました。

しかし、疼く身体を自慰では解消しきれず、とうとう私は自分から舅の寝室に出向いて行ってしまったのです。

夕食を済ませて、舅がお風呂から上がって自室に戻られた後、私はお風呂で念入りに自分を磨きました。

舅に少しでもよく思ってもらいたくて、夫の前でも一度しか身に着けたことのない下着を身に着けて、髪も十分に乾かさないまま、パジャマ姿で舅の部屋のドアをノックしました。

「お義父さま?」

お返事がないので、私は少し焦りました。

そこで、私は声をもう少し大きくして、

「お義父さま、もうお休みですか?」

と尋ねました。

「お入りなさい」

舅の声がして、ホッと胸を撫で下ろし、ドアを開けますと全裸になった舅がベッドに横たわっておられました。

本当は舅に脱がせて貰いたかった下着でしたが、私はすぐさま着衣を全て脱ぎ捨てると舅の股間に顔を埋めました。

舌と口の粘膜で舅のペニスの大きさを実感しますと、私の蜜壺はあっという間に潤みました。

「お義父さま、もう…よろしいでしょうか」

上目遣いに舅のお顔を窺いますと、

「好きにしなさい」

と言っていただきましたので、私は舅の腰の上に跨ると手を添えて一気に腰を落としました。

舅の先端に子宮口がぐっと押されると同時に敏感な突起までもが私の中に引きずり込まれるような感覚に陥り、私は自分で腰を動かし始めました。

舅はご自分では一切動かず、ただ私の張り出した腰に手を添えて私の乳房が上下に揺れるのを下から愛でておられました。

クリを舅の恥骨に擦りつけるよう腰を前後に動かしながら、私はオルガの淵を彷徨い続けました。

そして、仕上げとばかりに舅が下から突き上げてこられたとき、私は激しい絶頂を迎えると果てました。

意識が朦朧とする中、舅が私の背中に手を当てて、ゆっくりを仰向けに寝かしつけてくれているのが分かりました。

しかし、次の瞬間、恥骨と恥骨が触れ合うほどに深く舅が突き入れ、激しく突き始めましたので私はカッと目を見開き、やがてだらしなく口を半開きにしたまま、

「あっ、あっ、あっ、あっ」

と突かれる度に喉から声を漏らし続けました。

舅を知ってわかったことですが、舅は私が昇天するたびに体位を入れ替えます。

それは舅の趣味だと思っていたのですが、全ては私の為だったのです。

女は何度でもイキ続けることができるのですが、同じ体位では次のアクメに達するまでの時間が掛かります。

それが、体位を変えると刺激されるところが少しずつ変わってきて直ぐに次の絶頂へと導かれて行くのです。

姑はどれだけ舅が外で女遊びをしてきても、これが帰ってくると全てを許してしまっていたのでしょう。

女同士の私は、それを身を以て実感していました。

“お義父さまのエッチはすごい!”

もっと上品に表現したいところではありますが、他に言いようがありません。

普段は紳士的な舅が夜は獣に豹変し、嫁の私を蹂躙する。

それからはもう毎晩のように舅から求められ、私もそれに応えてまいりました。

私は舅に焦らされることも覚えさせられました。

呼吸が乱れ、絶頂に達する直前に刺激が遮断され、甘美の世界から引き戻されるのです。

何度かそれを繰り返されると、女は理性のタガが外れることも知りました。

「お義父さま、止めないで!そのまま、そのまま、あっ、イック、イク、イク、イクぅ!!!」

はしたないとわかっていても私は舅にお願いせざるを得ない精神状態に追い込まれ、エクスタシーのためなら、舅の前でだけはどんな恥ずかしいことも告げられる女に成り果てていました。

絶倫の舅に何度も何度もイカされ続けた挙句、私はもう夫に嫁いだのか、舅に嫁いだのかわからなくなってきました。

私は舅に失神するほどの快楽を強制的に味合わされ、エビ反りのようになって激しく昇天するのも日常的になってきました。

今でも夫を愛していると信じていますが、悲しいかな、私の身体は舅を求めています。

私は心を夫に捧げ、身体を舅に捧げてしまったのではないかと思っています。

心では夫も待ち望んでいても、舅が出張などで家を空ける夜は、どうしようもない切なさを感じました。

“よその女にあの逞しいものを揮(ふる)っているのではないかしら”

そう思うと、私は激しいジェラシーに苛まれ、舅の携帯に電話してしまいます。

直ぐに出られなくて留守電になってしまうと、私の想像力は一層膨らみ、何故だか舅が会社の若い女性と交わっているところが目に浮かびます。

「もしもし、お義父さま…、お時間のある時にお電話をお願します」

留守電に伝言を残し、舅のことが恋しくて堪らなくなっている自分に気がつきます。

そんな時は舅を想いながら自分で慰めると心が落ち着きます。

舅から電話が掛かってくるまで、何とか心が暴れ出すのを堪えて、舅の声を聞いて初めて安心して眠れるのです。

気がつくと、私の携帯には夫への発着信よりも舅との間の履歴の方が多くなっていました。

私達夫婦はお互いの携帯電話を盗み見るような間柄ではありません。

しかし、履歴のことに気づきましてから、私は小まめに携帯のデータのお掃除をするようになりました。

舅とはスキンシップが少し濃いだけで、別に浮気をしているわけでも何でもありませんのに、どうしてこれほど罪悪感を感じてしまうのでしょう。

生涯の伴侶を亡くされて、舅が性欲の処理に困っておられるのですから、嫁がそれをお慰めするのは当然ではないでしょうか。

そうやって自分に言い聞かせるのですが、それまでは罪の意識など感じることのなかった者が、禁断の果実を口にしてしまったせいで、夫に知られたくない秘密を抱くようになってしまったのです。

舅は私が夫にも見せたことのないようなポーズや行為を平気でやらせます。

うつ伏せのままお尻を高く上げさせられて、自分で花弁を開いて見せるくらいは当たり前で、この間は顔面に舅の精液を浴びてしまいました。

舅はお尻の穴を舐めれれるのがお好きだとわかってきましたので、私は丹念に菊門の襞を伸ばすように舌を這わせることを覚えました。

そのお返しに、舅は私の乳房と太もも内側の脚の付け根近くにいつも唇を押し当てて強く吸うので、舅と身体を重ねた痕跡がいつも人さまには見せられない部分に残ってしまいます。

それでいて、夜の営み以外の時間は、舅がいつもの紳士的なお姿を崩されることはないのです。

夫の出張から4か月ほどになりますが、このひと月半ほど月のモノがありません。

病院にも行けず、舅にも打ち明けられず、どうしようか迷って日々悶々と過ごしています。

舅の子であることが明らかです。

それだけに、私の悩みは一層深いものとなっているのです。

■続き

それでも私の中にははっきりと舅に抗う気持ちがございました。

何度も犯されて、快楽の淵を漂わされ、朝になるといつもと変わらない夫の父親に戻る…そのような日々を送ってまいりますうちに、舅との契りが日常化していってしまったのだと思われます。

「お義父さま、今晩は遅くなられますか?」

出勤前の舅の後ろについて玄関でカバンをお渡ししながら尋ねますと、舅は私の問いには答えず、

「今夜も楽しみにしていなさい」

と一言仰り、カバンを受け取るといつものように出て行かれました。

私はそれだけで心が浮き立ち、いつもより時間をかけて家の掃除を済ませると、舅の好物であるお肉を買いに出かけました。

夫は煮魚や焼き魚を好みますが、舅はコッテリとしたお肉を召し上がるのを好まれます。

お食事の量は我が家では舅が一番たくさん召し上がるのではないでしょうか。

ただ、お食事はたっぷりと摂られますが、お酒は召し上がりません。

夫は晩酌をするので、お酒の後は直ぐに寝てしまうことも少なくないのですが、舅にはそのようなことがありません。

夕食の席でお食事を並べ、舅の分の用意が整っても舅は必ず私が食卓につくまでお料理に手をつけずに待っていてくださいます。

何度も”冷めないうちにお先に召し上がってください”と申し上げても待っていてくださいます。

そして漸く私がエプロンを外し、食卓につくと、初めて手を合わせて召し上がります。

舅は私の料理をいつも褒めてくださいます。

隠し味も言い当ててしまわれますので、私は更に工夫をこらします。

それでいて、決してこうしてはどうかとか、ああしてはどうかと言ったようなことは一切口に出されず、いつも”美味しい”と仰って感心してくださいます。

それだけで、私は一日の家事の労が報われ、幸せな気持ちになれるのです。

いつからか、夕食の後には舅が先にお風呂に入り、私がお風呂をいただいてから、バスタオルだけを身に纏って、舅の寝室を訪れるようになっていました。

ドアをノックしますと舅は、

「お入りなさい」

と声を掛けてくださり、私は舅のベッドの横に立ちます。

ベッドに横たわったまま、舅が頷いてくださるのを待って、私はバスタオルを取るとしばらく舅の目に晒されます。

私の頭の先から足のつま先まで、舅は視線を這わされ、最後には決まって声をかけてくださいます。

「いつ見てもも綺麗だね」

夫には久しく掛けて貰っていないような言葉を舅は惜しげもなく私に掛けてくださいますので、舅に抱かれるようになりましてから化粧品もワンランク高いものを使うようになりました。

私は小さく首を振りながら、

「そんなことはありません」

と申し上げるのですが、舅は満足そうにベッドから手を伸ばし、私を誘ってくださいます。

私はその手をとって、隣に横たわりますと、舅は私の首の下に腕を差し入れて、もう片方の手の指で軽く私の顎を押しあげると私の口は半開きになって舅の唇を求めます。

舅に舌を絡められて、乳首を刺激されますと、思わず、

「んふ」

と息が漏れてしまいます。

「いい香りだ」

少し奮発した香水を一滴垂らしておいただけですのに、舅はそのことにも気づいてくださいます。

嬉しくなって舅の胸に顔を埋めますと、舅は私の手を取って、膨れあがったご自分のモノを私に握らせますと私の身体をグッと引き寄せるのです。

私はそのまま舅に覆いかぶさるようにして舅の唇を求め続け、手を上下させて舅への愛撫を続けます。

唇と離しますと、私と舅の口の間に唾液が糸のようにツーッと伝わることがあって、私はそれを見ただけで興奮が高まりました。

そのまま唇を舅の逞しい胸から、腹筋の割れたおなかを通って腰骨へと移し、私は舅の股間に顔を埋めます。

もう何度も私の中で暴れまわった舅の大きなペニスに私は丹念に舌を這わせて奉仕をしますと上目遣いに舅の表情を伺いながらパクリと喉の奥まで咥え込みます。

最初のうちは大きなものが喉に当たるのが苦しく感じられておりましたが、今では快感になっているのが不思議です。

奥まで呑み込んだその瞬間、舅は目を閉じて、眉根に皺を寄せることが多いのですが、私はその表情を拝見するのが楽しみのひとつなのです。

いつも舅に翻弄され、悶えさせられ、乱れる私ですが、その瞬間だけは私が舅を征服した気持ちにさせられるのです。

舅に教え込まれた舌技を一頻り披露しますと、舅は満足そうに上体を少し起こして、私の身体が舅に覆いかぶさるようにご自身の方に引き上げると今度は激しく舌を吸い込まれました。

舌の付け根が痛くなるほど強く吸われ、私は自分の乳首が痛いほどに勃つのを感じます。

そうやって頭の芯がぼうっとしてくるのを感じている中、舅の手が私の乳房を這い、親指の付け根で乳首を挟むようにして刺激されますと私は股間が潤うのを感じます。

舅に覆いかぶさったまま、今度はシックスナインのポーズになるように促されされますと、私は再び舅のモノを口にしました。

しかし、それが長くは続かないことを私の身体はもう十分にわかっています。

舅が私の腰をお顔に引き寄せて長い舌を伸ばしてきますと、そこからは舅の怒涛のような攻めが始まります。

舌でクリをたっぷりと刺激され、皮を捲られてイカされ、指を膣内に挿入されて抉るような刺激を受けると私はもはや舅のモノを含み続けることはできずに、はしたなくも手に舅を握ったまま気を失ってしまうことも少なくないのでございます。

いつもどれくらいの時間が経っているのかは分かりませんが、目を覚ますと私は舅の太い腕に抱かれて寝息を立てていたことに気づかされます。

いつも先にイカせてもらい、申し訳ない気持ちで一杯になりますので、私は直ぐにお口で舅を膨らませると、できる限り丁寧にご奉仕させていただき、最後は舅の腰に跨って、自ら手を添えて舅の迎え入れるのです。

舅に気持ち良くなっていただきたい一心で腰を動かしますが、いつも私の方が先に快楽の波に捉えられてしまいます。

最初はゆっくりとした刺激で高められ、やがてその太く長い肉棒で奥深くまで激しく突き上げられますと、

「お義父さま!お義父さま!イッちゃ、あが、あう、あ、あ、あ、あ、あ゛ーーっ!!!」

となってしまって、もう何もわからなくなります…。

自分がこんなにも淫らになれることを、舅は肉棒だけで私に知らしめたのでございます。

私は夫と舅しか存じませんので、他の方との比較はできませんが、女の真の喜びというのはこういうものなのでしょうか。

本や雑誌で読んだことのある意識を失うほどの快感とはこのような状態を言うのでしょうか。

最初のころは、私のほうから舅を求めることに抵抗があり、お部屋に伺うのを何日か躊躇ったことがございました。

いいえ、本心を申しますと舅の好きなようにイカされて、玩ばれているような気がして、少しプライドが傷つき、ささやかな意地悪をしたくなったのでございます。

絶倫な殿方ほど、精を解き放たずに長くは持たないものだと目論んだのでございます。

3日目か、4日目の夜、舅は夜に私の寝室に入ってこられ、その瞬間、”私が勝った”と一人、ほくそえんでおりました。

舅は理性と性欲に勝てずに嫁を犯しにこられたのです。

舅は荒々しく私を裸に剥くとねっとりとした前戯を施され、私を何度も絶頂の淵にまで誘った後、私を昇天させることなく、ご自身のお部屋に戻って行かれました。

「えっ?私、まだ…」

私はしばらく自分のベッドで呆然としておりましたが、浅はかな私に対する舅のお仕置きであると直ぐに気づかれました。

パジャマの上着だけを胸に当てて、直ちに舅をお部屋まで追いかけ、同衾させていただけるよう懇願し、許しを請うたのでございます。

「お義父さま…、申し訳ございません!」

「何のことだね?」

「…私、私…」

「私のことなどいらないという意思表示だったのじゃなかったのかね」

珍しく意地悪な声で仰る舅に、

「お義父さま、私は恥ずかしかっただけなのです。本当はお義父さまに…、お義父さまにシテいただかないと…」

「何をだね?」

「何をって…、お義父さま…」

ベッドの上でくるりを背を向けてしまわれた舅を見て、私は慌てました、

「お義父さま…、お義父さま…、どうか私を…、私を…、抱いてください」

背を向けたまま舅は、

「抱きしめるだけでいいのかね?」

と仰り、私は羞恥の心も全て舅に捧げました。

「お義父さまの硬くなったモノを私に挿れて犯してください!」

私へ返事も聞かずに舅のモノをしゃぶり、放たれた精液を呑み込んで、言われるがままに舅の目の前で花弁を開いて見せると自分で慰める姿を晒して、漸く私の浅はかな行いを許してくださると、舅は私の中にペニスをねじ込んでくださったのです。

子宮を突かれて軽いアクメを何度か味わわせてもらった後、舅はペニスではなく、指で私の中を掻き回すと、私は全身が痙攣して股間から何かが噴き出したのを感じました。

気がつくと私の腰から太ももの辺りのシーツは冷たさを感じるほどに湿っており、その冷たさで目が覚めたのだと知りました。

腰の周りには洪水の跡が残っておりましたが、私の口の中はカラカラでした。

とっさに舅の姿を探しましたがベッドにはいらっしゃらず、私が風邪をひかないように、いつのまにかバスタオルが掛けてありました。

私はバスタオルを掴んで前を隠すようにしてリビングに向かいますと、舅はタバコをくゆらせながら本を読んでおられました。

「お義父さま…」

泣きそうになりながらお声を掛けますと、舅は眼鏡の眉間の辺りを少し押し上げながらゆっくりと私に目を向けて、

「おいで」

と優しく言っていただいたとき、私は舅の足にすがると萎えたモノを口に頬張りました。

舅は直ぐに復活し、私をソファーに手をつかせてお尻を突き出させると、

「自分で開きなさい」

と仰いました。

抗う素振りも見せずに、舅の言葉に従いますと、舅は一気に押し込んでこられました。

深く、深く、浅く、深く、深く、浅く…。

あまりの快感に私は皮のソファーを涎で汚してしまいました。

それからの私は意地を張ることも忘れ、羞恥心に妨げられることもなく、毎日のように舅のベッドへと足を運びました。

数ヵ月後に夫が一時的に出張から帰ってきたとき、夫にも抱かれました。

とても優しい、愛情たっぶりの愛撫にはいつも通りの夫でしたが、私はその時、イッたふりをしてしまいました。

私の中で果てて満足そうに寝息を立てている夫の寝顔を見ながら、私は舅と何が違うのか考えさせられました。

夫はどんなに優しくとも、自分の快楽を求めて交わっているのです。

けれども、舅は私に快楽を与えるために私と交わっておられるので、女の私の満足度が圧倒的に違うのだと思い知らされました。

男性は一度出してしまうと交わりに対するテンションが大幅に下がりますが、極端な話、舅はご自身が果てることが無くとも、耐えられる精神力と体力をお持ちなので、何度も深い絶頂を味わえる女性が適うわけがありません。

舅には全てを曝け出さされました。

目覚めさせられた心の奥底の淫蕩な燻りから、舅でしか満たされない激しいせいの欲求まで、全てのベールを剥ぎ取られてしまいました。

そして、舅の前で全てを曝け出した最後の証として、私は舅にアヌスを捧げました。

その時も舅は私を焦らしに焦らし、

「どうして欲しいのだね」

とお尋ねになり、

「お義父さま、どうか私の後ろも奪ってください…」

と口に出して言わされてしまいました。

舅は週末の一日をかけて私の菊門を開発し、舅の太く立派なモノでも入るように拡張させると時間をかけてゆっくりと貫かれました。

それでも、最初は痛みが先行しましたが、やがて何とも言えない快楽に酔わされ、気が付きましたら舅の精子が放たれていました。

舅に背中を向けて後ろを肉棒で塞がれながら、片手の指を前の穴に差し込まれて乳房をつかまれながら身体を捻って舌を吸われる…。

イクことを覚えた女ならば、どんな女でもこの快楽に耐えることは叶わないでしょう。

意識が飛んで、今度は前に入れらているのを感じて目を覚ましますと、

「白目を剥いてガクガクと身体を震わせるとは、なんとはしたない嫁だ!」

そう仰ると舅は猛烈に私の中で暴れました。

「お義父さま、もう許してください…、このままだと、このままだと、あっ、あ…、あぐっ!」

またしても私の身体が震え、舅に身を支えてもらうハメになりました。

私はもう性奴になり下がっているのでしょうか?

平気で裸体を夫の父親の目に晒し、逞しい肉棒をいやらしく口に咥え込んでは、犯されるように前から後ろから突き上げられてはヨガリ声を上げるはしたない嫁は、嫁と呼べるのでしょうか?

「これでいいのか?」

うつ伏せのまま腰を高く突き上げさせられながら、途中までの挿入のまま舅に尋ねられますと、臆面もなく、

「お義父さま、奥まで、一番奥まで挿れてください!」

そう言わされてしまうのです。

それでいて、衣を羽織っているときの舅はいつも通りの上品で威厳のある”お義父さま”です。

普段の舅は私をこれまでと同じように普通の嫁として扱い、夫の目がなくてもいやらしい目を向けられたことなどありません。

それが、夜を迎え、一皮剥くと、野獣のような目をして嫁の身体を弄び、私は蹂躙しつくされるのです。

舅は一度も避妊をしてくださらないので、心配しておりましたが、舅の機嫌を損ねるのが怖くてずっと言い出せずにおりました。

考えてみましたら、ほとんど毎日私を抱いておられるので、月のモノがないことはとうにご存知のはずです。

舅は私と共に地獄に落ちることを覚悟してくださっているのでしょうか。

今夜も私は舅の前ではしたなく股を開き、怒張したモノを受け入れるでしょう。

もはや夫に満足させてもらえるとは到底思えません。

理性を優先させて我慢すれば、後で狂ったように舅を求めてしまうのはもはや火を見るより明らかです。

私は舅から離れることができません、

いいえ、それどころか、本心を申し上げれば心の中では犯され続けたいと願っているのだと思います。

それが、開発し尽くされてしまった女の性なのだと思います。

最近は若い女の子もフェラチオの仕方は動画で覚えるそうです。フェラチオでどうぞ♪

【友達】ありがとうございます【体験談】

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「無防備な義母 Ⅳ」と「続・室内プールで妻が」を投稿してくださった方、要望にお応えしていただきありがとうございます。

自分でやっておきながらなんなのですが本来なら体験談を投稿しなければいけないのにあのように希望する投稿をしてしまい

反省したのでこれからはしませんが、これからもなにかあればそのエピソードを投稿してくれることを楽しみにしています。





友達とのエッチを強要すると友情が壊れる事が多いので、性欲は無料アダルト動画で発散しておきましょう♪

【浮気・不倫】妻の母親とセックスした体験 【体験談】

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妻の母親とセックスした体験談を告白します・・・



妻が会社の仕事で出張になり俺の家に3日間義理の母妻の母親が食事の世話としてやって来ました。子供も小学生が二人いて俺よりも孫の為にです。

二日目の日急に取引先の飲み会が入り飲み会から帰り着いた夜の0時過ぎ帰りシャワーを浴びて脱衣場で洗濯機の中に義母の下着らしきものがありました。

妻のものではないのは酔った俺でもわかりました。

ベージュの紐パンティにDの75と書いてあるブラがあり手に取り匂いを嗅ぐとだんだんチンポが大きくなってきてリビングへ持っていきパンティをチンポに巻き付け鼻にはブラを嗅ぎオナニーしました。

しばらくするとリビングの入口付近に気配を感じたのがわかりました。

おそらく義母です明らかに義母の下着とわかる角度ですからわかったと思います。

見られてるという状況に興奮し激しいシコリになりました。普段なかなかイキにくい俺は母親に見られてるという状況にイッてしまいました。しばらくすると足音を隠す義母が和室の寝室へ入るのがわかりました。

後処理をしてもう一度チンポを洗いモヤモヤした気持ちが収まらなく寝室へ向かいました。

寝たふりがわかる義母を見てニヤケる自分がいました。

妻もそうですがノーブラにネグリジェパンティ一枚で寝てました。色はベージュが好きなのか熟女そのままって感じのベージュでした

紐パンティじゃなかったけど。

義母の耳元に近づいて

「お義母さん見てたんでしょ」っていいふくよかな体を撫で回しおっぱいをわしづかみした




「うぅ〜」わずかに体がピクリと反応があった

ネグリジェを上げ少し黒ずむ乳首を舐め回したら

小さいながらも

「うぅ〜はぁ〜んぁぁぁ〜はぁ〜はぁ〜」ピクピク体が動く。

パンティに手を伸ばしマンコ辺りを触るとめちゃくちゃ湿ってて

「お義母さんかなり湿ってるじゃないですか〜スケベですね〜俺のセンズリ見て濡らしたんですねHな女〜」

かなり敏感なのかパンティの上からでもかなり体をビクつかせ小さいながらもエロ声が出る

クリを必要以上に攻めてると

「あっやっあっあ〜あ〜あ〜あ〜やっはぁ〜んいっあっやっ出るぅ〜出るぅ〜あっ出ちゃうぅ〜」



パンティの中からピチャピチャとすごい量の潮吹きでした。

布団もびっちょり濡らした。

体も何度も反らしビクビク動く

パンティを下ろしてふくよかな脚を開き持ち上げマンコをクンニしました。

「あ〜あ〜やっ〜い〜あ〜ああァァァァ〜は〜ああああぁ〜」ひくひく腰が動く

「あっだめ〜イッちゃっイッちゃうぅぅぅぅ〜ああああぁ〜」

イッてしまった

息を荒くしもはや母親じゃなくただのエロい熟女でした。

手マンではさっきまでより大きめのあえぐ声に変わり大量に潮を吹くマンコはびちょびちょでした。

自慢できるほどではないがまあまあおおきいチンポを持ってる俺はデカマラの部類には入ります。

硬さには自信あるおまけにさっきイッたから超かたくなってた

母親の手をとり握らせると自分からしこりはじめました。

手つきがいやらしい母親の顔に持っていき口に入れさせたら自分からフェラチオしてきた

これがまたなんてうまいフェラチオなんだろうって思うくらいいいフェラでしばらく堪能した

そして我慢の限界で寝てる義母の脚を開き上からチンポをゆっくり入れた

めちゃくちゃ温かいしかもかなり絡みつく肉めちゃくちゃ気持ちいい〜妻のマンコより数段気持ちいいマンコ

狂うように腰を振りました。

「ああぁ〜ああああ〜いいいぃぃぃ〜あ〜いいぃ〜あ〜」

そしてそのまま抱き上げ俺が下になり義母が上から腰を振るめちゃくちゃ腰使いがうまいしかもだんだん高速化し勝手に何度もイキ俺に倒れこむ義母でした

義母に四つん這いにならせふくよかな大きいお尻をみて最高の四つん這い姿

俺は突いて突いて義母もイク

立って突いたり寝バックしたり何度もバックから突いた

お尻を叩くとキュとチンポを締め付けるマンコが気持ちいいお尻の蕾に指を入れるとなおさら締まる指を二本入れたらすぐイク義母がいやらしかった

また最初の体位に戻して突いてやると三度ほどイク義母を確認しまだ50歳という女盛りの義母に

「いいぃ〜なかに〜なかに〜出すよいいだろお義母さんあ〜ああぁ〜」バンバン腰を高速化して突き

「あぁ〜あああ〜いいよ〜きて〜きて〜きて〜あああ〜」

さっきも出したのにかなりの量を発射しました



チンポを抜くとドロドロとマンコの中から出てくる

俺はそれを拭き取ると義母はチンポをくわえお掃除フェラチオをしてくれた

そのあとDキスを交わし部屋を出て子供の寝室へ寝に入りました。

朝目が覚め会社の総務の子に電話をし有給休暇を取った

下に下りると子供達は朝食が終わり学校へ出る前でした。

義母とおはようの挨拶を交わす

なんとなく愛する男を見るような目つきに見えた。

容姿もロングTだが胸元は開いたやつで谷間がよくわかるくらい下はスカート膝上10cmってとこで生脚

「朝食食べるでしょ待ってて用意するから」キッチンに立つ義母に

「あ〜ゆっくりでいいですよ今日は休みなんで〜」



「えっそっそうなの〜」ちょっと恥ずかしげな義母をわかりました

考えてることも……台所で準備する義母のお尻と生脚を見て昨日のことを思い出したらチンポがひどく勃起してきた

ボクサーパンツ一枚だからすぐにわかるくらい

義母の後ろに回り尻をわしづかみすると「ひやっあっあんだめよ〜包丁持ってるから危ないよ〜しょうくんぅ〜だ〜め〜」っていいながらも抵抗しない

スカートを上に上げたらパンツは赤のTだった肉つきのいい白くて大きなケツが出てきてTをずらして舐めた

「あ〜あ〜あ〜だめっだめっだってぇ〜あ〜あ〜ああああ〜」自分から舐めやすいように少し脚を拡げ腰を突き出した

すぐにびちょびちょになり体もビクビク動く

マンコに指を入れるとかなり絡みつくマンコはいやらしく手マンをするとすぐに潮を噴いた

おかげで床はかなり濡れた。

何度もイカせたあと立ってる俺の前に座り込みパンツを下ろして口にふくみフェラチオが始まった明るいせいかくわえてる義母がかなりあやらしく時々上目遣いで俺を見る

義母を立たしてキッチンに手をつかせると後ろからマンコに入れ込んだ立ちバックです



びちゃびちゃと音がなりいやらしくパンパンパンパンおしりに当たる音がなる

しばらく突いてると床に潮噴いた汁がたくさん落ちます



めちゃくちゃエロい母親です

「あああ〜いいぃ〜あ〜あ〜気持っ気持ちいいぃ〜あ〜あ〜」


浮気や不倫には危険がつき物なのでこちらで我慢しましょう・・・人妻動画

【友達】笑顔が見たいから【体験談】

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「晴(ハル)ちゃん!ハンカチ持った!?」

「持ったぁ」

「ティッシュは!?」

「おっけ」

「お弁当は!?」

「もー…持ったって」



毎朝毎朝。朝から疲れる。



つかさ。

アタシ、もう高校2年生だよ?17歳だよ?



小学生じゃあるまいし、いちいち持ち物チェックなんかしないでよ…。



靴の紐結んでる間も、後ろでソワソワしてるし。






アタシの事心配してるのは嬉しいけど、さすがに過保護だって。



ねぇ、義母さん。



「き、気をつけてね!

ちゃんと信号は青になってから渡るんだよ!」

「…馬鹿にしてる?」

「してないよぉ!私はただ、晴ちゃんが心配で心配で…うぅ~…」



な、泣かないでよ朝っぱらから!!!



あぁもぉ…世話の焼ける!

一応アタシの母親でしょっ!



仕方ないな…。

じゃ、いつもの挨拶を…。



「…行ってくるね、桜」



ちゅっ。

頬っぺたにキスして、ニッコリ笑う。

顔を真っ赤にしてる義母さんの頭を撫でて、アタシは急いで家を飛び出した。



これが、毎朝の日課。

父さんが死んだ日から、アタシが義母さんの心の傷を癒す毎日。



うちの家はいろいろ事情があって、アタシと義母さんの二人暮らし。



つっても義母さんは、アタシと10歳しか年が変わらない

勿論義母さんは、父の再婚相手なわけで。



アタシを産んでくれた母さんは、アタシが小さい頃病気で亡くなった。



それから父は、アタシを男手一つで育ててくれた。



んでも5年前、父が新しい母親を連れてきた。

当時12歳だったアタシは、すごく喜んでた気がする。

ようやく、アタシにも母親が出来たから。



…でもさ。

少し冷静になれば、すぐ分かったんだよな。



アタシとアタシの母さんは、10歳しか年が変わってないって。



義母さんは今、27歳。

アタシが17歳。



うわぁ、母親にしては若すぎだよ。

つか有り得ねぇ!



だからアタシ達は、血は繋がっていない。



でも、それでも義母さんは、アタシを本当の子供のように育ててくれた。



「…後はあの天然さえなければ、最高の母親なんだけどなぁ…」



思わず、大きなため息を溢してしまった。



「おっはよ、晴!なぁに朝っぱらからため息なんてついてんのぉ!」

「…出たな、ハイテンション女」



ドンッ、と後ろから思い切り叩かれ、吐きそうになった…。



何でこいつは、朝からこんなに元気なんだ…。



「おはよう、涼音(スズネ)」

ハイテンション女、もといアタシの幼なじみは、子供のように笑っている。

涼音はアタシの隣に住んでる奴で、唯一アタシの家の事情も全て知っている。



まぁ、幼なじみで親友だ。

「どしたぁ?晴がいつも朝から疲れてるのは知ってるけど」

「義母さんがウザイ…」

「また心にもない事を」

「だって過保護すぎるんだよ!?

毎朝毎朝持ち物チェック…アタシは小学生かい!!」



つい一人でツッコミを入れてしまった。

ヤバい。

アタシも涼音のハイテンションに汚染されてるかも。



「でも桜さん、いい人じゃん。

私もあーゆーお母さん欲しいよ」

「1週間一緒に暮らせば、どれだけ過保護な母親かすぐ分かる」



そりゃもう、嫌なくらい。



「でも…晴ん家のおじさん亡くなってもう3年経つし、そろそろ桜さんも吹っ切れてもいいのにね」

「…うん」



事故で亡くなった父さんは、未だに義母さんの胸の中に残っている。



義母さんの時間は、止まったまま。



だからアタシが、父さんの分まで頑張っている。



それが今までアタシを大切に育ててくれた父さんへの、精一杯の恩返しだと思っているから。



義母さんを幸せにする事が、アタシの出来る恩返しだ。



「んでも晴、最近やつれたよ。休んでる?」

「休んでる時間なんて無いよ」

「駄目だよ、少しは休まないと…」



心配そうに顔を覗かれたけど、アタシは精一杯笑ってみせた。

きっとこれが、精一杯だった。

多分アタシは、涼音の言う通り少しやつれたと思う。

最近、あんま寝てないんだよねぇ…。



バイトが忙しいし、勉強も頑張らないと。



いい大学入って、いい仕事就いて、義母さんを楽させてあげたい。



だから、アタシが頑張らないといけないんだ。



義母さんは何故か、右腕だけが麻痺してうまく動かない原因不明の病気。



そんな義母さんが仕事なんて出来るわけないし、家事だってやらせるわけにはいかない。



家の家事は全て、アタシの仕事だ。



「晴、桜さんに心配だけはかけちゃ駄目だよ」

「その点は抜かりない」

「何かあったらさ、私もお手伝いするから」



改めて思う。

アタシはいい親友を持ったなぁ。



昔から涼音には、迷惑かけっぱなしだ。

何度も助けてくれるし。



…良し!

涼音に元気貰ったし、今日も1日頑張るぞっ!!

アタシは自分に渇を入れるよう、ほっぺを両手で叩いた。

「た、ただいまぁ~…」



はぁ…。

元気貰っても、バイトの後だとしおれてるよ…。

頑張れアタシ…。



「おかえり、晴ちゃん!」

バタバタと走ってくる足音は、義母さんだ。

いつも、アタシが帰ってくると玄関まで来てくれる。



「ただいま義母さん…。ご飯食べた…?」

「ま、まだ。一緒に食べようと思って…」

「え!?何でよ。食べててって言ったじゃん」



せっかくバイト前に家帰って、ご飯作っといたのに。

アタシはいつも遅くなるから、さき食べてて良かったのにな…。



「次はちゃんと食べててね。分かった?」

「う、うん…」

「分かればよろしい」



うー…足が重い…。

自室まで行くにも、体力が持ちそうにない。



階段が地獄のように思えるし…。



「…ねぇ、晴ちゃん」

「んー…?なぁに?」

「あのね…アルバイト、いくつやってるの…?」



聞かれて、ドキッとした。

冷静に、冷静に…



「ふ、2つだよ」

「嘘だよね。だって近所の人達が、いろ

んな所で働いてる晴ちゃん見るって」



う…。

そりゃそうですよ。

2つなんて真っ赤な嘘で、本当は4つやってるから。



そのおかげでアタシは、1週間休み無し。



でもそんな事、義母さんに言えるわけなくて。

休みの日は、遊びに行くって理由つけてバイトに行ってる。



仕方ない。

義母さんに働かせるわけにはいかないし、高校生じゃそれなりの給料しか貰えない。

掛け持ちするしか無い。

「ねぇ晴ちゃん…。もう無理しなくていいから…」

「無理してないよ」

「だって晴ちゃん、私のせいで自由が無い!毎日ヘトヘトになるまで働いて、家事して、勉強して…。こんな苦労、晴ちゃんにかけたくないよ…!」



はぁ…。

泣かないでよ…。今泣かれても、あやす元気も無いんだから…。



つか、誰の為にやってると思ってんのかな。



「アタシは、父さんの代わりでいいんだよ」

「え…?」

「義母さんがいつまでも泣いてたら、きっと天国の父さんも悲しむから。アタシは、父さんの代わりでいいんだ」



頑張って、義母さんを笑顔にしたい。

昔のように、笑ってほしい。アタシの好きな笑顔で。

だから、父さんの真似事もしてみた。

学校行く前、父さんみたいに頬っぺたにキスしたり。

一緒に笑ったり、楽しんだり。



でも、それでも笑顔にならないんじゃ…アタシがもっと、頑張るしかない。

努力が足りないだけ。



「無理なんかしてないよ。義母さんは心配しないで」

「晴ちゃん…」



これ以上、義母さんの泣き顔なんて見たくない。



重い足を持ち上げて、走って部屋に向かった。



部屋に入った時、熱い物が頬を伝ったのがすぐ分かって…。



何でアタシ、泣いてるだろう…。

そっか。

辛いんだ。毎日がじゃない。



義母さんに、父さんの代わりしかしてあげられない事が。



アタシじゃ、義母さんの本当の支えになってあげられないんだ…。



代わりしか、出来ない…。



そう思うと、勝手に涙が溢れた。



「晴ちゃん…」

「!」



まだ涙でボロボロの泣き顔なのに、いきなり義母さんが部屋のドアを開けてきた。



運良くベッドに顔を押し付けていたから、涙は見られてない…はず。



「晴ちゃん…泣いてるの…?」



見えないはずなのに、何故か義母さんにはバレていた。



ギシッ…と軽くベッドが軋む音。

義母さんが、アタシの隣に寝ていた。



「いっぱい苦労かけて、ごめんね…。

私が駄目な母親だから…」

「…違うよ…。義母さんは…駄目な母親じゃない…。アタシが、もっとしっかりしてれば…」



上手く喋れない。

人前で泣くなんて…父さんが亡くなった時以来だ。



でも義母さんは、アタシをしっかり抱きしめていてくれて。

右腕…上がらないはずなのに、弱々しくだけどアタシを両腕で抱きしめている。

温かい。

また涙が出そうになる。

「私ね、本当の娘が出来たみたいで嬉しかった」

「え…?」

「晴ちゃんが居てくれるだけで、何度も…何度も救われたんだよ。

右腕が不自由な事なんて忘れるくらい、幸せだよ。今でもね」



義母さんの優しい声が、直接耳に響く。

強く抱きしめられて、少し恥ずかしかった。



「どうして今まで、気付けなかったんだろう…。

晴ちゃんは、あの人の代わりなんかじゃない。私の、かけがえのない大切な人だって…」

「義母…さん」



顔を上げると、照れたような…はにかんだ笑みを見せる義母さんがいた。



こういう所、まだまだ子供っぽい。



「幸せだよ。あの人が居なくても、晴ちゃんが居れば、すごく幸せ」

「……ホントに……?」

「うんっ。だから、もう私の事で苦労しないで。

私は、晴ちゃんが居てくれれば、もうそれで十分すぎるくらい幸せなの」



義母さんの優しい声に、また涙が出そうになる。



でも、もう泣いちゃ駄目だ。

これ以上は、義母さんに心配かけたくない。



「私も、内職から始めようかな」

「…は!?いいよ、義母さんは仕事なんかしなくてっ!」

「ううん、やりたいの。晴ちゃんと、一緒に幸せになりたいから」



…なっ……何で義母さんは、こんな恥ずかしいセリフをサラッと…!!

義母さんの笑顔は、まるで子供だ。

無邪気で愛らしくて…



くそぅ。

父さんには勿体ない相手だ。



「…新しい恋、始めようかな…」

「え!?義母さんが!?」

「うん。いつまでもウジウジしてたら、あの人にも心配かけちゃうし」



…なにー…。

それは、アタシの新しい父親って事か…!?



こんな可愛い義母さんを取るなんて、絶対許さん!!



「ね、晴ちゃん」

「……え?」

「大好き」

「……え!?」



…相変わらず義母さんはぷにぷにした柔らかい笑顔で、私に抱きつく。



大好き、…って、どんな意味だろう…。

少しだけ、期待したいな。



「…義母さん…」

「ん?」

「あのさ…アタシも…大好きだよ…」

「じゃあ、結婚しよっか」

「…は!?」



時々義母さんは、意味不明な事を言い出す。



「えへへっ。新しい恋、始まっちゃった」

「……えぇぇっ!?」



…やっぱり、義母さんは何を言い出すのか分からない…。

本気にして…いいのかな。



父さん。

義母さんは、アタシが貰っても…いい?



【笑顔が見たいから】

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